【2周目】第一話その1 サクラ大戦、始まります!
昨年12月中旬、サクラ大戦をプレイし始めたそのときには、
プレイの記録をつけるつもりでいなかったため、
第一話と第二話については
プレイ日記を書いていませんでした。
無事アイリスEDを迎えた先日、
1周目の興奮冷めやらぬうちに2周目のプレイをはじめましたので、
初回プレイ時のことを思い返しつつ
第一話、第二話のプレイ日記をつけていこうと思います。
2周目はメインヒロインである
さくらくんのEDを目指します。
1周目は、さくらくんのジト目がかわいくて
天邪鬼な返答をしてみたりしちゃったのでw、
今回は彼女のおメガネにかなうようがんばります。
さあ、久々にOPをたっぷり堪能し、プレイスタートです。
第一話はアニメーションから始まります。
雑踏あふるる帝都。桜が満開の上野公園も例外ではなく、たいへんな人だかりです。
その人混みの中を、豊かな黒髪の乙女が歩いていきます。
さくらです。
初回プレイ時、彼女のその後ろ姿、そして振り返った顔を見た時、
「ああ、やっと会えた!」と感慨もひとしおだったのを覚えています。
2周目もよろしくなぁ、さくらくん!
高台から望む帝都の姿にさくらが見とれるのもつかの間、
人混みの真ん中に突如として現れた怪蒸気。
さくらは襲い掛かってくる蒸気を華麗に避け、抜刀すると
一太刀のもとそれを両断してみせた――。
▲勇ましい一撃!
場面は変わって、主人公・大神一郎であります。
彼は花小路伯爵から任命書を受け取っていました。
画面には凛々しく敬礼する大神一郎の顔。
初見時、初プレイとはいえ大神の顔を知らなかったわけでもないのに、
この涼やかな美青年に衝撃を受けて
「凛々しいなあ、私!w」と笑ったものです。
改めて、格好いいねえ、大神くん!
▲帝国海軍少尉・大神一郎
辞令を受けた大神は、上野公園へ向かいます。
そこへ迎えに現れたのが、さくらでした。
今聞くと、大神に声をかけて、名乗るさくらの声は、
少しよそいきの声に聞こえます。
ちょっと高くて落ち着いていて、
とってもおしとやかな印象ですね。
そんなところにも ときめいた。
さて、しかしまさか帝国陸軍の秘密部隊のお迎えに
女性が現れるとは思っていなかった大神は、
ずいぶん怪訝な顔をしています。
さらには行き先が大帝国劇場だと言うので、LIPSが発生。
初めてのLIPSですね!
1周目は、「これがLIPSシステムか!」と感動して
画面を写メろうとして、時間切れになってしまったんですよね……(笑)
おかげさまで一発目から信頼度を下げてしまいました(笑)
今回は、「自分は任務中です!」と生真面目に断ってみました。
さくらはそんな大神を笑って、
劇場内に帝撃の本部があるのだと告げました。
なるほど秘密部隊なのだからと大神も納得。
さくらに伴われて、大神は銀座へ向かいます。
帝劇へ到着した大神少尉。
正面ロビーの豪華さに圧倒されますが、
人、警備もいないことに首をかしげます。
さくらは大神を丁寧に案内しますが、
帝劇について説明するさくらと、帝撃について思いを馳せる大神の
微妙で絶妙な噛み合わなさがもどかしい。
すれ違ったままやり取りをする2人にやきもきしていると、
金髪の少女が突然姿を現します。
突然目の前に現れた少女に、
「いいっ!?」と声を上げる大神。
来た~~~~、アイリス~~~~~~!!!!!!
なにせ1周目をともにした子ですから、
俄然テンションが上がります。(笑)
ここでは冗談めかしてか、さくらのことを
「さくらさん」って呼んでますね。
1周目は呼び方なんて気にならなかったなあ。
大神にも霊力があることを察知し、
戦いを予期するアイリス。
不安がるアイリスを連れて、
さくらは行ってしまいました。
ここからは、1人で支配人室を目指します。
支配人室への道すがら、食堂ですみれと対面しました。
食事をしていて、フォークを床へ落としてしまったようです。
誰かいないのかと、声高に人を呼んでいます。
第一印象は文句なしに一番強烈ですよねぇ、すみれくん……。
フォークを拾えというすみれに対しLIPSが発生し、
私は「いいですよ」を選択。
なんとも柔軟な対応の大神少尉。さすが2周目。
新しいフォークを受け取ったすみれは、
涼やかに「ありがとう」と返してくれ、信頼度が上がりました。
ちなみに1周目はつっぱねて信頼度を下げました。(笑)
冒頭のさくらくんのLIPSもそうでしたが、
1周目は、始めてからしばらくこのシステムに慣れず、
なかなか信頼度が上がらなくて苦戦しましたね……。
何か不満があったのか、フォークを拾い上げた後
米田のことを口汚く罵るすみれの愚痴に付き合わされてしまったのですが、
大神が自分が新たに配属された花組隊長と知ると、態度を一変。
大神はすみれに追い立てられるようにして、
支配人室へたどり着きました。
ここが米田中将閣下の部屋か……と緊張する大神が
支配人室の扉をノックする前に、
その扉を開けて中から出てきたのは、マリアでした。
さくらやアイリス、すみれと話していたときなどは、
戸惑いまくり、歯切れの悪い返事をしていた大神ですが、
「どなたですか?」
というマリアの硬い声には、よどみなく名乗ります。
ヘタに優しく丁寧にされるより、テンション高く絡まれるより、
こういう軍人気質な方が親しみがあるからかな?
ここで初めて、手カーソル画面になりました。
顔を三度ほど見ると、
マリアが勝手に話を進めます。
▲し、失礼しました……
彼女の去った後、大神は彼女のことを「厳しそうな人だな」
と評価しますが、同時に「ようやく軍人らしい人に会った」とも言います。
やっぱり一般的婦女子は苦手なのか。
さて気を取り直し、大神はいよいよ
支配人室の扉をノックしました。
伝説級の名将・米田一基とは、
どんな人なのかと思いを馳せる大神。
その2に続きます。
第十話その6 エピローグ
第十話、最後は大神さんの語りによって
物語は幕を閉じます。
背景の桜が、第一話のときとおなじものになっていました。
花組の隊長になったあのときから、1年が過ぎたのです。
平和になった帝都は、復興が進んでいるのか、
それともこんなときだからこそなのでしょうか。
花組の公演はいつも満員。
特に大きな事件もなく、花組の乙女たちは
帝国“歌劇団”として、多忙な毎日を過ごしました。
そして――
大切な可愛いアイリスと、EDを迎えます。
2人で大きな船に乗り込みますが、もちろん戦艦ではありません。
たどり着いたのは湖畔の大きな、あまりにも大きなお屋敷で、
何十人も一度に食事ができそうなテーブルについて、
大神さんがもてなされています。
嬉しそうに微笑む夫婦。
真っ白なピアノを弾くアイリスも嬉しそうです。
▲若干引いとるやないかww
きっと立派なレディになるからね、とアイリス。
そうだね、ご両親にご挨拶しちゃあ
もう大神さんも覚悟を決めるしかないね……
こうして、私の初めてのサクラ大戦、
画面の前で拍手喝采、万感の思いがございます。
次回公演は、サクラ大戦2……ですが、その前に
他のみんなのこともよくよく知っておかなければいけません(笑)
そのために、少しばかり間をおきまして、
次回 サクラ大戦2に続きます。
第十話その5 正義降臨
さあ、サタンとの最終決戦です!!
▲覚悟しろ、サタン!!
ミカエル様いわく、サタンの弱点は
核である天使体のある場所。胸の中央です。
どうやら通常攻撃はないようなのですが、
叉丹は被ダメによって気力ゲージがマックスになると
フィールド全体をその範囲とする必殺技を繰り出してきます。
100前後の被ダメージがあるため、体力の管理に気をつけねばなりません。
今回はアイリスをいざというときの回復要員に回すため、
合体技は控えるようにして戦ってみます。
正直、サクラにおける戦闘で苦戦するのは
1体のボスより多数の雑魚。
サタンは気力ゲージを溜めている間、毎ターン降魔を召喚するので、
かばっていない仲間が集中砲火を受けると非常に厳しくなりました。
しかし、必殺技と、最後は全員の通常攻撃で押し切り。
「今だ!」隊長の掛け声がします。
な、何が今なんだ!? 唖然とする私を置いてけぼりにして、
画面に桜吹雪が舞い、皆が叫びます。
「檄!」「帝!」「國!」「華!」「撃!」「團!」
▲正 義 降 臨
なんという王道。なんという正義の力。
最後は皆の力を結集して、サタンを倒しました。
私は一瞬置いてけぼりでしたけどね!
ひとりぼっちはいやだよぉ!と思わずアイリスの声真似をしたくなります。
ともあれ、サタンを倒すことができました。
花組の前に斃れたサタンに、ミカエルは天へ還ろうと諭します。
▲一度は安らかな顔をしたサタン。しかし……
サタンはミカエルに差し伸べられた手を取ることはありませんでした。
最後まで人間を、愛を憎しんだまま、
剣に生き、剣に死んでいきました。
また、別れはもうひとつ。
ミカエルもまた天へ還るのです。
▲あやめさん……
ミカエルの穏やかでゆったりとした、ある種感情のない声が、
一気に豊かな感情を持ちます。あ、あやめさんの声だ……。
大神隊長の顔もまた切ねぇ!
アニメーションが挿入され、天へ昇るミカエルを
隊長は海軍式の敬礼で見送りました。
「いいんですか、大神さん……」
尋ねるさくらに、大神は微笑んで答えます。
俺には皆がいる、と。
▲微笑むさくらの顔がやわらかい。しかし次の瞬間には……
「で、大切な人って誰ですか!」
「いいっ?!」
ああ、いいやり取りだ、いつものやり取りだwww
詰め寄るさくらの顔がかわいい。
便乗して乗ってくる他の面々もかわいい。
マリアまで満面の笑顔だwww
▲マリアまでwww
米田長官も瓦礫の中から顔を出し、
いつもの顔ぶれが――あやめを除く花組が揃う。
エピローグへ続きます。