【2周目】第ニ話その1 李紅蘭、登場!
背景が百合の花に変わり、
2周目もようやく第二話です。
冒頭のアニメーションは、
黒之巣会死天王の自己紹介ムービー(?)になっています。
紅のミロク、
蒼き刹那、
白銀の羅刹、
黒き叉丹。
青白い炎の中から、砕いた岩盤の向こうから、
四人が次々と画面上に現れます。
▲ミロク好きなんだよなあ
場所は黒之巣会の基地。
第一話での敗北を、黒之巣会の首領・天海が叱責していました。
帝都の破壊という黒い野望に燃える天海は、
「六破星降魔陣」という法術を編み出し、
これにより帝都の硬い霊的結界を破ろうとしています。
第一の目標は芝公園。天海自ら、そこへ赴こうとしていました。
一方、開演間近の帝劇では、
モギリの支度を整えた大神が、ロビーで客を待っています。
モギリの仕事にもすっかり慣らされてしまったとぼやく大神。
そこへやってきたのはアイリスです。
紅蘭を迎えに来たの!と元気よく言うアイリス。
LIPSで、紅蘭とは誰か尋ねると、花組のいち員だと応えてくれます。
変な機械を作って爆発させていた、というエピソードに
一抹の不安を抱き、物騒な印象を受ける大神。
想像する間もなく、外から排気音と悲鳴、
そして大きな爆発音がしました。
▲肌も露わなイイ脚、と胸
バイクに乗る時に素肌を露出するのは
あんまりよくないと思うんだ!とマジレスしつつも
脚は見ちゃうよね。
仰天する大神の前に現れたのは、
赤いチャイナドレスに紫色の三つ編みおさげ、
顔から大きな丸メガネをずり下げて、黒焦げになった女の子でした。
要素が詰め込まれすぎていて説明しづらい。
LIPSが発生し、「大丈夫ですか?」と声をかけつつ、問うと、
信頼度が上がり自己紹介をしてくれます。
彼女こそ、噂の李紅蘭です。
先ほどのハードでセクシーなバイクシーンに反する
コミカルなBGMと妙な関西弁が相まって、
なんとも不思議な印象を受ける子ですね。
大神が花組隊長(見習い)で自分の上官であることを知ると、
紅蘭は折り目正しく挨拶し直し、
米田への取次を願い出ました。
LIPSで案内するよう申し出ると、信頼度が上がります。
ここからは自由行動です。
まずは売店へ向かいます!目的は言わずもがなブロマイド。
1周目は全員分買えませんでしたからね。
物語もいよいよ大詰め!というところで、
椿ちゃんに「全部集めると……」というようなことを言われて
頭を抱えたのもいい思い出。
今回は、自由行動になったら即売店!を心掛けたいと思います。
売店では、売られている自分のブロマイドを見て、
紅蘭が顔を赤くします。
せっかくなので、紅蘭のブロマイドを買いましょう。
▲いい写真だ
紅蘭は恥ずかしがりますが、信頼度はアップ。
ウチのブロマイドなんかどないするんやって
そりゃあ、まあ、
ねえ。
ちなみに他のメンバーのブロマイドを見ると、
カンナのときだけリアクションがあります。
▲修行に出ているカンナとは入れ違いで、面識がないらしい
一階客席へ寄り道すると、
「うちも、もうすぐこの舞台に……」
と、感慨深いような、夢見心地のような、
そんな様子で紅蘭がつぶやきます。
ここにボイスがついていたのには驚きました。
▲ごめんごめん
食堂では、黒之巣会との戦いはどうだったか問われ
LIPSが発生。
「大したことなかったよ」と胸を叩けば、
頼もしいと笑いつつも、油断しないように釘を刺してきます。
陽気な調子の紅蘭ですが、仕事に対してはかなり真面目な態度ですね。
先ほどの自己紹介のときもそうでしたが、
締めるところは締める真摯な対応です。そういうの好きだぜ。
事務局で、紅蘭と同期だという由里とも雑談しつつ、
支配人室へ到着です。
支配人室前の廊下では、
さくらに会うことができました。
というか……わざわざ駆けてきた?
舞台を控えたさくらは、白い愛らしい衣装に三つ編み姿。
「愛ゆえに」の町娘の衣装ですね。
手カーソル画面になり、
洋服を見ると、LIPSが発生。
よく似合うと伝えると、信頼度が上がります。
▲ここでサラッとかわいいとか言えちゃう辺りタラシである
紅蘭とさくらが初めましての挨拶を交わしたところで、
さくらは舞台があるからと駆け戻っていきます。
ま、まさか衣装見せるためだけに来たのかいさくらくん。
ええっ・・・・なんだそれかわいい・・・・・
あまりのかわいさに動揺を隠せない。
紅蘭からも、さくらと仲がいいのかと聞かれ、LIPSが発生。
べべべ別に普通かなァ?!
これから尋常じゃなく仲良くなる予定ですけど!!!
動揺する私をよそに、答えた大神と尋ねた紅蘭はさらりとしたテンションでした。
その後、紅蘭は大神に「大神はん」と呼んでいいかと尋ねます。
呼び方かあ……
LIPSが発生し、「お兄ちゃんがいいなあ」と返してみる。
だって~!アイリスにずっとそう呼ばれてたからさぁ!
▲大神さん顔、顔!
思いの外大神さんのテンションが高かったので、完全に危ない人だ。
しかし、紅蘭は気にしていないのか
「何言うてんのや、おっさん!」と陽気なツッコミ。
おもろい人やな~と信頼度が上がります。上がるのかよ!ありがとうな!
おっさん呼ばわりもちょっと気に入っちゃったりしたのですが、
結局呼び名は「大神はん」になったらしい。
支配人室で米田との顔合わせを済ませ、
今度は紅蘭を割り当てられた部屋へ案内します。
二階の廊下では、舞台衣装に身を包んだマリアに会いました。
ここで、さくらと同じく手カーソル画面になります。
顔を2度ほど見ると、
(またジロジロ見るなと怒られるぞ)と大神がつぶやくのが面白かったw
以前怒られたのがトラウマになっているようですね(笑)
大神が紅蘭の案内役を引き受けたことに対し、礼を言うマリア。
LIPSが発生し、「隊長として当然だ」と返すと、
マリア、紅蘭両名の信頼度が上がります。
紅蘭は支度を済ませたら、
そのまま楽屋へ向かい、今日の舞台へ出るそうです。
そ、そんなんアリかい!場当たりもなしで?!
ぶっつけ本番には慣れていると笑った紅蘭ですが、
彼女には驚かされることが多いです。
その2へ続きます。
【2周目】第一話その5 カーテンコールは勝利のポーズ!
サクラ大戦が、スーパーロボット大戦のスマホアプリに
コラボ参戦するそうですね。
PVの音声がしっかり録り下ろしで感動しました。
事前登録をすると、なにがしかの配布報酬があるそうなので
この機会にいかがでしょうか。
私も早速プレイしてみましたが、な、なかなか難しいです……。
さて、2周目第一話その5です。
第一話もいよいよ大詰めですね。
帝劇内に鳴り響く警報に反応し、
大神に出動を促したさくら。
アニメーションが始まり、さくらは謎の穴へ飛び込んで行きます。
そう、初の出撃ムービーです!
▲どこの壁なんだろう?
シューター(仮称)の中を滑り降りていくさくら。
機械の腕が伸びてきて、さくらから
次々に衣服を剥ぎ取っていきます。ハレンチ!
服が取り去られる度、「おおっ!おおっ?!」と
自分が前のめりになっていくのが分かります。
しかし、さくらさんは余裕の微笑み。
シューターから飛び出し、華麗に着地したときには、
さくらは白のレオタードにピンクの上着を着た
愛らしくも凛々しく華麗な戦闘服姿になっていました。
ちなみにお着替え時に、ちらりと一瞬
素肌とお胸の上半球が見えるのですが、
撮影には失敗しました。無念。
▲素早い、あまりにも素早い。
わけもわからぬまま地下司令室へ連れられてきた大神も、
いつの間にか戦闘服になっています。
君もあのハレンチなお着替えを……?
司令室には、さくら以外の面々も揃っていました。
軍装の米田司令官を含め、
初めて見たみんなの戦闘モードに、大神は目を丸くしています。
騙すようなことをしてすまなかった、と口を開く米田長官。
改めて華撃団の存在を紹介され、
大神は感激した様子です。よかったねえ……。
華撃団の面々も、改めて大神に言葉をかけてくれました。
初っ端からデレ全開のさくら・アイリスに対し、
すみれ・マリアはクールです。
後者2人も、ぜひ攻略したいですなあ。
華撃団の敵は、魔操機兵という機械兵を操る謎の組織・黒之巣会です。
それに対抗すべく用意されているのが、
霊子甲冑・光武なのでした。
大神はこれに乗り込み、上野公園へ出撃するのです!
LIPSが発生し、出撃の号令をかけます。
ここで選べるもうひとつの選択肢が、
かの有名な「花見の準備をせよ!」ですね!
私もたちまち大好きになった選択肢です(笑)
今回は普通に出撃命令を出してしまいましたが、
1周目はしっかり選ばせていただきました。
マリア、すみれ、さくらの信頼度が上昇し、
出撃ムービーが始まります!
▲純白の機体が大神機だ
何度見ても格好いいムービーですね。
ここからは戦闘パートです。
部隊は大神機・さくら機・マリア機・すみれ機の4機編成。
アイリスはまだ光武がないため留守番です。
上野公園に現れた黒之巣会四人衆のうち、
今回は叉丹と戦います。
初の戦闘なので、戦闘前にLIPSが発生し、
お願いすればマリアが戦闘方法を教えてくれます。
今回は最初からヒロインをさくらと決めているので、
かばうはさくらに使い、
積極的に前に出てもらうことにしましょう。
戦闘中、5ターン目くらいでしょうか?
さくらが喋り始めて、LIPSが発生します。
こんなところで戦闘なんて複雑だ、と言うさくらに、
「きみと初めて出会った場所だね」
と応えてあげると、さくらの信頼度が上がります。
▲選びたい、一番下
初めて出会ったところで初陣なんて運命かな、
なんて照れたように言うさくら。
いやぁうぶい。こちらもつい照れてしまうくらいのデレ度。
拗ねた顔も可愛らしくって、私はむしろそこが特に好きなのですが(笑)、
この純真でストレートなデレ方が、王道ヒロインらしくもあり、
さくらくんの魅力だなあと感じます。
2周目はそんなさくらくんの魅力を素直に楽しむとして、
一番下の選択肢は、他のヒロインを攻略するときの
楽しみにしておきます(笑)
さて、そんなこんなで叉丹を撃破です!
帰投しようとする大神を、さくらが引き止めました。
▲カーテンコールだったのか、あれ
なんだそれ???状態の大神を置き去りに、
さくらが「せーの!」と元気の良い掛け声。
初の勝利のポーズです!
▲大神バッチリやんけ!!
戦闘が終わり、一同は夜の上野公園でお花見です。
アイリスのおねだりが叶いましたね!
大神を労ってくれるさくら、
釘を刺すマリア、
めでたく恋人に認定してくれたアイリスもよかったですが、
何よりこのシーンはすみれさんが印象的。
もう圧勝ではないでしょうか。
甘酒で酔った(!)すみれが、
回らなくなった呂律で盛大に大神に絡んでくるのです。
▲テキストがすげえことになっている
舌足らずな様子で、大神の容姿を見、好みの顔だと褒めてくれます。
これがもう、とんでもねえかわいい!!
角の取れた声音といい、甘えた調子といい……
それでもやっぱり、「わたくしのタイプよ」と
台詞は上から目線なのですが、
ここで即死し、すみれを攻略せんと
心に誓ったプレイヤーは多いのではないでしょうか。
普段ツンとしている猫が、膝の上に甘えてくるのに似た感動があります。
そういえば、サクラ1をプレイしていて
声の演技に悩殺されたキャラクターといえばすみれが随一でした。
すばらしい仕事ですなあ、たまらんですなあ。
皆のやり取りに、さくらの軽やかな笑い声が響きます。
▲楽しいひと時を過ごす花組
そんな風に和やかに、帝都の夜は平和に更け
大神は初任務を終えたのでした。
第二話に続きます。
【2周目】第一話その4 大神さん、出動です!
18日(土)から、島津冴子さんのHPで
「巴里の楽屋 7」の参加受付が始まりましたね。
私も正式発表からこちら、真剣に、
そりゃあもう大真面目に悩んでいたのですが、
最終的に島津さんの
「初参加の方、大歓迎です」
の一文に甘えることにいたしました。
20年目にして入ってきた新参者が、
その作品の現場に足を運ぶことができるというのは
とてもありがたく、嬉しいことです。
当日が大変楽しみではありますが、
となると是が非でも、5月20日までに
サクラ大戦3クリアまで辿り着かねばなりません!
気持ちも新たに、二周目第一話その4です。
落ち着かない気分のまま、
まんじりともしない夜を過ごしている大神。
そこへノックの音がして、
やって来たのはさくらでした。
▲部屋での逢瀬(?)を思い出してドキリとした
なんのイベントがあるのかと思いきや、
さくらは伝言係であるらしい。
米田支配人から、夜の見回りをするように、とのお達しだ。
LIPSで快く引き受けると、さくらの信頼度が上がります。
夜の見回りは自由行動です。
今回はさくらくんが同伴してくれるらしく、
劇場内の各所ではその場所場所のことを説明してくれます。
せっかくなので、丁寧に一つ一つ回ってみましょう。
2階の隊長室前がスタート地点なので、
2階にある部屋から回ってみることにします。
まずは書庫で、本を返しに来たというマリアに出会いました。
「罪と罰」の作者であるドストエフスキーをLIPSで当てると、
マリアの信頼度が上がります。
前回、部屋でさくらといちゃいちゃしているのを見つかって
ひどく叱られたばかりだったので、
マリアの微笑んだ顔にひどくホッとしました……。
▲誠心誠意頑張らせていただきます
サロン、テラスと進んでいくと、
テラスではさくらとのイベントが。
美しい銀座の夜景を前に、あの街の灯のようになりたい、というさくら。
美しくみせようとして光っている明かりではない、
だというのに、他の灯と一緒になって、美しい夜景を形作る街灯。
この場合、光りというのは舞台上での演技や歌や踊りのことであり、
他の灯というのは仲間たちのことなのでしょう。
気負うことのない輝きで、仲間たちとともに素晴らしい舞台を作りたい……。
さくらの言葉を訳すなら、そんな感じでしょうか?
素直で一生懸命、一途でまっすぐなさくらくんらしい願望ですね。
1階に降りて売店では、
さくらくんのブロマイドを買ったことを話し、
好感度が上がりました。
1周目はアイリスのを買ったんだったかな。
次に1階客席へ向かおうとしたところで、
アイリスに出会いました。
枕を抱えたアイリスは、ピンク色のパジャマ姿です。
1周目を終えた今となっては見慣れた姿ですが、
う~む、やっぱりかわいいな。
1周目のヒロインだという贔屓目を抜きにしてもかわいい。
いや抜けてないかもしれないけど。
普段着の若草色のドレスといい、このピンク色のパジャマといい、
アイリスは明るくかわいらしい色の服が似合いますな。
お出かけ着の青色のドレスも、おしゃまで好きです。
さて、アイリスに会えたことは嬉しいのですが、
時刻はもうすぐ12時というところ。
どうしたのか尋ねると、
彼女はジャンポールを探しているのだと言います。
それを聞いたさくらは、
明るくなったらすぐに見つかると、アイリスをなだめて、
部屋へ帰るよう促すのでした。
▲前回アイリスがいた部屋と言えば……
丁寧に回っていると、
そろそろ部屋へ帰ろうとさくらに言われてしまいました。
LIPSで「もう少し見回りを続けよう」と告げると、
あと3部屋しか回れないと言います。
慌てて、私は楽屋へ向かうことにしました。
先ほどのアイリスとのやり取りが回収できるのは
きっとそこです。
楽屋には案の定、ぽつんとジャンポールが取り残されていました。
▲こんな顔だったっけ、ジャンポール
訪ねられるのはあと2部屋。
ジャンポールを届けるべく、アイリスの部屋へ直行します。
ジャンポールを届けると、アイリスの信頼度が上がり、
泣き顔は笑顔に変わります。
よかったねえ、アイリス!
さくらの信頼度も上がって私ホクホク。
残る一部屋を回り終えると、LIPSが発生したので
さくらを部屋まで送ることにしました。
部屋の前で、さくらの信頼度が上がります。
この見回りの間に、何度信頼度が上がったことか!
明日も大神さんに会えるんですね……なんて頬を赤らめてくれちゃうので、
いくらなんでもデレすぎだといっそ恥ずかしくなるくらいw
▲素直で嬉しいけどね!
他に面白かったところといえば、
事務局で、「昼間も一度ここへ来たよ」と告げる大神に、
さくらが「……異常はなさそうですね」と返すのですが、
この三点リーダが妙に意味深に感じられたのは
気にしすぎでしょうか(笑)
暗に「かすみさんや由里さんと仲良くしていたんでしょう!」と
言われたような気がしました……(笑)
さて翌朝です。
舞台か米田の所か受付か、
いずれか行き先を選ぶことができます。
休演日にまで米田の顔を見に行くことはないし、
1周目は舞台を選んだ記憶があるので、
今回は受付を選んでみました。
受付に向かう道中、サロンですみれに会いました。
すみれといえばサロンというイメージが強いですね。
これから舞台で稽古だというすみれは、
実は稽古は好きではないのだと言いつつも、
「スターに失敗はもっと似合わないから」とその場を去っていきました。
努力家だなあ。
「好きじゃないけど、でも~」って行動、
いざ自分でやろうとすると、なかなかできないんですよね。
大神はそんなすみれを見て、
自分にも仕事が欲しいとつぶやきます。
やっぱり、まだ吹っ切れてなかったんやな……。
サロンから階段へ向かう途中ではアイリスに会いました。
おうジャンポール、やっぱりお前昨日の晩と顔違わないか。
▲この「そうか。」が妙にかわいい
みんなでお花見に行こう、というアイリス。
かわいいねえアイリス行こうねえ。
どうでもいいが、アイリスと話していると
かわいいが枕詞になりそうだ。
さて、今の大神の仕事場である受付まで降りてきました。
そこで出会ったのはマリアです。
マリアは鋭い目で、今の仕事に不満があるのではないかと
ズバリ指摘してきます。
こ、こわいよ~……。
LIPSが発生し、しかし嘘はつけないので、
「不満ではないが…」と言葉を濁してみました。
怒られるかな、とも思ったのですが、
意外にもマリアは大神を諭すように話しかけてくれました。
娯楽の存在しない、戦いの世界を知っているというマリア。
そんなマリアにとっては、
人々が娯楽を求められること、
そうした人々をお客さんとして舞台の上で迎えられることは、
喜ばしいことであるようです。
▲マリアも舞台の上に立つことに誇りを持っているのだ
そして、ずっと戦場で暮らしてきたマリアですから、
自分が他人に「死」以外のものを与えられること、
それが何より嬉しいのかもしれません。
さて、マリアにも誘われたので、
稽古中の舞台の見学に行くことにしましょう。
舞台では、すみれがさくらの踊りの稽古をつけています。
ここでアニメーションが挿入されます。
ここのアニメーション、さくらとすみれのやり取りもさることながら
細かい表情の変化や、デフォルメ具合もたまらんかわいさで、
お気に入りのシーンのひとつです!
▲この表情の変化とかね!w
さくらがすみれの着物の裾を踏んづけ、すみれが転倒。
罵られたさくらが今度はわざと裾を踏みつけに行き、
再び転んだすみれと平手の打ち合いになります。
二人の手が交差する刹那、ここで高速LIPSが発生。
「ふたりともやめるんだ!」と間に割って入ります。
▲当然、平手をいただいた
平手をいただいた大神は、
さくらとすみれに対し、真面目にケンカはやめるよう諭します。
劇団だってチームワークが大事なのではないのかと。
これにより、すみれ、アイリス、マリア、さくら、4人全員の信頼度が上がります。
舞台を後にした大神を、さくらが追いかけてきました。
話を聞いて欲しいというので、
LIPSで素直に何の話かと尋ねます。
さくらの話とは、大神が赴任してくる前の
米田の言葉についてでした。
花組の隊長を務める人間は、ただの軍人ではなく
この劇場を、ここでの暮らしを愛せる者でなくてはならない……。
▲存外に重い台詞が飛び出す
花組を愛し、劇場を愛し、
勝利のために人の命を犠牲にしない……
今思えば、これがサクラ大戦1の土台なのかもしれませんね。
1周目のこと、特に殺女のことを思うと
ちょっと胸に刺さる台詞です。
▲真剣な面持ちのさくら
さくらは、改めて大神に言いました。
この劇場を、花組を好きになって欲しい。
そして、自分たちの隊長として、一緒に戦ってほしいと!
しかし、戦うって、いったい誰と?
戸惑う大神に、答えに詰まるさくら。
ちょうどそのとき、
劇場中にけたたましい警報が鳴り響きました!
仰天する大神に、厳しい顔のさくらが叫びます。
「大神さん、出動です!」
その5に続きます。