サクラ大戦プレイ日記

DC初心者が20周年を迎えたサクラ大戦をプレイ

【3】第十話その3 不気味な再戦・カルマ―ル

 

指令室では、普段の通りに

メルくん、シーくんが状況を説明してくれました。

災害の原因は、ノートルダム寺院の地下

半径2キロメートルの範囲で活動する「植物」だそうだ。

ん、んなバカなと言いたくなりますが、

場所が場所ですし、植物からは妖力反応も見られるといいます。

 

ウサギやらヘビやらサソリやら、最後には巨大植物か。

半径2キロメートルの範囲で大暴れする植物なんて

考えたくもないですが……。

「巴里歌劇団、出撃!」のお決まりのLIPSで

信頼度を上げつつ、

戦闘フェイズへ移行していきます。

 

 

巴里の街には粉雪が舞っていました。

しかし、粉雪というにはほのかにピンク色のような……?

空には暗雲が低く垂れ込めて、

地面や建物の壁には巨大な植物の根が這っています。

 

f:id:yon-sakura:20170828173240j:plain

▲そ、そんな不用意に触って大丈夫か?

 

そこへ現れたのは、なんと前回倒したはずの

カルマールとその蒸気獣でした。

会話の内容からして、この植物を操っているのは

彼の力ではないようです。

というより、カルマ―ルは、前回死んだはずの自分が

なぜここにいるのかすら分かっていないように見えます。

 

f:id:yon-sakura:20170828173604j:plain

▲虚ろで不気味な口調が一転し、興奮していく

 

 

ノートルダム寺院の対岸には時限爆弾が設置されているため、

カルマールを相手にする大神班と、

対岸の爆弾を解除するもう一班に分けて、

戦闘を進めていきます。

班決めはもちろんLIPSです。

 

今回は、副隊長のエリカくんと、

近接&広範囲な必殺技の使い勝手のよさで

ロベリアを選んでみました。

単純にバランスの問題と、あとは

エリカくんとロベリアのコンビが好きなんですよね。

選んだ2人の信頼度が上昇しました。

 

班分けを終えて、いよいよ戦闘開始です。

爆弾で巴里をふっ飛ばされる前に、

蒸気獣・サンフォニーを撃破しましょう!

 

 

今回の戦闘のギミックとなるのは、

この時限爆弾です。

 

f:id:yon-sakura:20170828175327j:plain

▲ターン経過によって爆発してしまう

 

シーくんの台詞には「解除」とありますが、

実際には爆発するまでの時間を延ばせるだけです。

定期的に回復しなければ爆発してしまいます。

 

一刻も早くカルマールを倒し、

戦闘を終了させる他ありませんが、

戦闘中も、あのピエロの声は止みません。

これは大神だけに聞こえているのでしょうか?

だとしたらなぜ?

 

f:id:yon-sakura:20170828175931j:plain

▲どういう意味なのだろう……

 

この粉雪のような光にも、

何か嫌なものを感じて仕方ありませんが、

隣接したエリカ機は

「雪みたいでステキですね」とのほほんとしています。

LIPSで、「たしかにそうだね」と

苦笑いとともに返しておきます。

 

大神さんと本物の雪を巴里で見たいな、とエリカくん。

今がコクリコの誕生日……10月だから、

もう1、2ヶ月もすれば降るんでしょうか。

そう思うとあっという間のような気がしますが、

それまで一緒にいられないかもしれないという

エリカの言葉にハッとします。

今までのシリーズが1年単位だったから

そうだとばかり思っていたけど、

そうかまさか、そんなこともありうるのか……?

 

 

そういえば、今回の戦闘で

初めて?友情カウンターが発動しました。

(記憶にないだけかな?)

 

f:id:yon-sakura:20170828181125j:plain

▲ロベリアが大神への攻撃を打ち消してくれた

 

今までなぜ発動してくれなかったのか

という気持ちでいっぱいですが……(笑)

発動のしやすさにもまた、信頼度だなんだと

色々条件があるんでしょうね。

 

 

さて、不穏な空気を感じつつではありますが、

爆弾もカルマールも

危なげなく処理することができました。

 

f:id:yon-sakura:20170828181703j:plainf:id:yon-sakura:20170828181719j:plain

▲最後は大神さんに締めていただいた

 

 

巴里の爆発はひとまず阻止し、

カルマールを再び倒すことはできましたが、

油断はできません。

ノートルダム寺院の壁を這う植物の根が光りだし、

その中心から例のピエロが現れたのです。 

 

f:id:yon-sakura:20170828182459j:plain

あっ思ったより近ぇ

 

コクリコが大神の隣にいるのがいいなあと思いました。

コクリコが最年少だから、

すぐ守れる位置に置いているのかなという気がして

ちょっとときめきポイントでした。

特に意図したものではないのかもしれませんが。

 

 

閑話休題

私はてっきり、このピエロが

怪人たちの親玉かと思っていたのですが、

ピエロは開口一番、

怪人の味方でも華撃団の味方でもない

と否定してきます。

 

f:id:yon-sakura:20170828182349j:plain

▲大神に向けられた台詞だろうか

 

LIPSで「ならば、何者だ!!」と問えば、

彼は、サリュ、と名乗りました。

 

「ニンゲンはサリュと呼んでいた」

という説明の仕方からして、

まぁ分かりきったことではありますが、

人間ではないのでしょう。

彼については、幽霊とか怨霊とか精霊とか、

その類のものと予想していたのですが、

それが裏付けられた形となりました。

 

サリュ自身について、そしてパリシィについて。

LIPSで問いを重ねていくと、

彼は巴里華撃団に『太古の記憶』を見せて、

かつてシテ島に生きていた一族について語り始めます。

その一族こそ、パリシィでした。

 

話をまとめるとこうです。

かつてシテ島に暮らしていた『パリシィ』という一族。

自然とともに生きていたパリシィたちは、

しかし外部からの侵略により滅ぼされた。

侵略者たち(サリュは「ニンゲン」と表現した)は

自分たちが滅ぼしたパリシィの怨念を恐れ、

巴里に魔術を用いた城壁を築いて

これを封じ込めたのだが、時を経て文化が発展した結果

人々が自ら城壁を壊してしまった。

封じ込められていたものが解き放たれ、生まれたのが、

今まで戦ってきた怪人たちである。

 

サリュ曰く、怪人たちはパリシィの血を引くものたちです。

そして、巴里華撃団もまた……

怪人たちと同じ、パリシィの血族なのだと、

サリュは言いました。

 

その証を見せてやる、という言葉とともに、

みんなの右手が光り輝き、

手の甲には何か紋章のようなものが

浮かび上がりました。

 

f:id:yon-sakura:20170828184325j:plain

▲これがパリシィの血族の証?

 

 

その4に続きます。

 

【3】第十話その2 巴里が燃えている

 

そういえば、ヒロイン決定からの一連のすったもんだは、

相手がエリカくんだからギャグ調に収まっているのか、

他のキャラでもこんなテンションなのか、

ちょっと気になる今日この頃。

 

今夜もシャノワールは満員御礼。

大神は平和を噛み締めつつモギリの仕事、

私は上記のようなことを考えています。

まだ1周目も終わっていないのに、気が早いですかね(笑)

しばらくハラハラさせられていたので、

エリカくんの元気のよさには

プレイしながら随分助けられている気がしますが。

 

 

その日のレビューの終わったあと、

シャノワールが誇る踊り子たちが

揃い踏みで大神のもとへやってきました。

なんでも近所にダンスホールができたとかで、

そこへみんなで行こうと言うのです。

 

f:id:yon-sakura:20170828160853j:plain

▲みんな明るい顔をしている

 

いやぁ、改めて平和を感じますね。

 

……あれ? しかし待てよ、

今夜はエリカくんと二人きりになるはずじゃあ……。

案の定、エリカくんは焦った顔をして、

今日はわたしとの約束が先ですよ!と

釘を刺してきます。

 

そうですね、

みんなでダンスホールにも行きたいですが、

先約はエリカくんですしね。

ここは上手くみんなの誘いを断って、

エリカくんとの約束を優先させることにしましょう。

猫カーソル画面でメンバーに話しかけていき、

なんとか断る方向へ……持っていきたかったのですが。

うーん、難敵揃いでした。

 

色々話しかけてみて、

結局エリカくんとのデートには

行けることになったのですが、

デートならデートだと初めから早く言えと

グリシーヌに叱られて、信頼度が下がってしまいました。

 

f:id:yon-sakura:20170828161441j:plain

▲グリシーヌの言うことももっともだ

 

 

なんだか心苦しいですね。

エリカくんとのデートに行けるのは、

もちろん嬉しいんだけど……。

上手く断れたとしても、

ちょっと複雑な気分になってしまった気がします。

 

2人でデートに行くのがバレてしまったので、

エリカくんの信頼度も大きくダウン。

……とまぁ、しんみりしてしまいましたが、

デートはデートです!

みんなの誘いを断ってしまった分、

しっかり楽しんで来なければいけませんね。

仕事が終わり、アパートでいつもの一張羅に着替えると

エリカくんと合流します。

 

f:id:yon-sakura:20170828170453j:plain

▲出た!いつものよもぎ色スーツだ!!

 

 

エリカくんが連れてきてくれたのは、

巴里の夜景が一望できる、公園のような場所でした。

エリカくんとのデートといえば、

いつぞやのサッカーが思い出深かったので、

夜景鑑賞というのはちょっと意外です。

 

yon-sakura1234play.hatenablog.com

 

 

エッフェル塔や、

巴里博覧会の会場も見えます。

エリカくんは、

秋には終わってしまうという博覧会に思いを馳せます。

 

f:id:yon-sakura:20170828162037j:plain

▲エリカくんと最初に出会ったのもこの会場だった

 

わたしたちにも終わりがあるんですよね、

と、エリカくんはそっと言いました。

 

このときハッとなって、

結婚だなんだ、一緒に暮らすだなんだ、

そうやって奔放に見せていたエリカくんですが、

全部寂しさや不安の裏返しだったのかな、

と感じましたね。

 

そして、エリカはついに切り出してきます。

 

f:id:yon-sakura:20170828162347j:plain

▲うわあ、そんな目で見ないでくれ……。

 

きちんと人の目を見て話をしなさいと、

センセーにもオカーチャンにも

そうやって教えられて生きてきましたが、

さすがにこれはまっすぐ直視できません。

 

ここで発生するLIPSの選択肢はふたつ。

「ああ……君の言う通りだ。

「いや、大切な人なんていないよ。

のいずれかです。

なんと残酷なことに、

エリカくんか帝都の大切な誰かか、

どちらかを選べと強いてくるのです。

 

 

さぁ困った。

ここで時間切れにするなんて

潔くない選択肢は選べません。

「君の言う通りだ」と言って

こんな顔をしてすがってくる子を、

エリカくんのようないい子を実質フるのかと思うと

内臓がひっくり返りそうになりますが、

かといって、「大切な人なんていない」と言えば

嘘になってしまいます。 

だって、大切な人と言われれば、そりゃあまぁ、

攻略した子が一人や二人や三人四人……。

……いや、茶化していいところじゃありませんね。

 

この選択肢むごすぎやしないかと

思わず八つ当たりをしたくなりますが、

どう考えてもひどいのはエリカくんではなく

大神、ひいては私であります。

気を持たせるようなことをしたのが悪いのか、

今まではっきり言わずにいたのが悪いのか。

 

これがドラマチックアドベンチャーの、

シリーズものの“さが”なのか、

誰がむごいって、強いて言うならシステムだ……

と、メタメタな逃げ道を求めつつ、

胃がよじきれそうでしたが、

「ああ……君の言う通りだ」

と応えることにしました。

 

当然、これはLIPSなので、

脳内会議ができるのも一瞬です。

このLIPSは考える時間が少し長めに取られていましたが、

その間にはめまぐるしく思考し悩み、

シリーズ通した思い出が駆け巡りました。

選んでしまった(本当にそう思いました。「選んで“しまった”」!)

ときのバクバクの心臓とか複雑な胸の内とか、

そういうリアルな感情が、LIPSを選択する間の数秒間に

ギュギュッ!と詰め込まれるのです。

改めて、

『LIPSって本当によくできたシステムだなあ』

と、激しい脱力感とともに思ったのでした。 

 

余談ですが、プレイ後日、

激しい食あたりを起こして24Hたっぷりのたうち回り、

マジで胃がよじきれるかと思いました。

おお神よ、これが帝都巴里を股に掛けた、イイ顔しぃへの罰か。

そういうリアルさはいらないんですけれども。

 

 

「やっぱり……そうだったんですね……」と、

静かでゆっくりとしたエリカくんの返答が忘れられません。 

隠すつもりはなかった、許してくれと

懺悔する大神と一緒になって、

いたたまれない思いになります。

 

そんな大神に対し、エリカくんは再び口を開きます。

許すものか

地を這うような声でした。おどろおどろしい声でした。

ヒィ?!とマジで声を上げました。

すげえめちゃくちゃ怖かった。

夏だからってやめてくれよ、

やだよ私はホラー耐性ないんだから!!

 

よく聞くと、それはエリカくんの声ではありません。

大神の夢に出てきた、あのピエロです!

エリカくんの姿にダブって見えるピエロの影が、

エリカの口を使って、

夢の中の言葉を繰り返しているのです、

 

f:id:yon-sakura:20170828164214j:plain

▲不穏なことを言うのはやめてくれないか!!

 

 

意識を取り戻したエリカくんは、

ここでなにしてるんだろ? と言いました。

えっちょっと待ってくれ、

一体いつから乗っ取られてんだ。

もしかして私(と大神)は、

エリカくんじゃなくピエロとデートしてたのか?

まぁそんなこたぁないんでしょうけれど!

 

呆然とするエリカくんに

パリシィという言葉に聞き覚えがないか尋ねると、

彼女は

小さい頃に聞いたことがある気がする、

と言いました。

大神は全く知らない様子でしたが、

巴里の人々にしてみれば

全く知られていない言葉ではないのでしょうか。

 

 

謎のピエロもパリシィという言葉も気になりますが、

それについて考える間もなく、

地鳴りとともに激しい地震が起こり、

眼下の巴里の街が炎に包まれます。

 

まさかまだ怪人が?

その予感を裏付けるように、携帯キネマトロンが

シャノワールからの帰還命令を受信します。

大神とエリカくんは、

シャノワールの指令室へ駆け戻りました。

 

 

 

その3へ続きます。

 

【3】第十話その1 パリシィの血?

 

ついにサクラ大戦3もDisc3です。

 

f:id:yon-sakura:20170828125213j:plain

f:id:yon-sakura:20170828125238j:plain

▲ディスク入れ替えと同時に流れるOPムービー

 

何度見ても痺れます。

マイナーチェンジしたOPを堪能しつつ、

第十話も張り切っていきましょう。

 

 

第十話は、もはやすっかり見慣れてしまった

大神さんの夢の中から始まります。

暗い深緑色の画面に、不穏なBGM。

やっぱり裸の大神の顔グラにももう突っ込まない。

突っ込まないぞ。

ただ今回の夢は、いつになく

妖しげな雰囲気を漂わせています。

 

間もなく、ピエロの問いかけとともに画面に現れたのは

巴里華撃団のみんなでした。

 

f:id:yon-sakura:20170828130053j:plain

▲ピエロの手のひらで眠っているような……

 

詰問する大神に、

お前の敵は誰かと問い返してくるピエロ。

大神は迷わず、

平和をおびやかす者すべてと答えましたが、

対するピエロの答えは、予想外のものでした。

ピエロは、

『大神の敵が平和をおびやかす者なら、

 巴里華撃団の少女たちは君の仲間ではない』

と言うのです。

さらには、

『彼女たちには、

 大神が今までに戦った怪人たちと

 同じ血が流れている』

のだとも。

 

一体どういうことなのでしょうか。

混乱する大神に、

ただ、「パリシィの血」というキーワードだけを残して

ピエロは姿を消し、大神は目覚めました。

 

f:id:yon-sakura:20170828132734j:plain

▲今まで見た中でも一番いやな夢だった

 

つまりどういうことなんでしょう。

順当に考えていくのなら、

彼女たちが持っている「霊力」と、

怪人たちが持っている「妖力」の

その源は同じだということでしょうか。

そこにはただ、力を使う目的や意識の差があるだけで……。?

 

 

なんとも気分の悪い目覚めとなってしまいましたが、

ともあれ、カルマール公を倒した今、

巴里の街は平和です。

出勤前に、気を取り直してカフェで朝食を取ろうと

ここからは自由行動です。

平和になった巴里の街を、

改めてのんびりと見て回りましょう。

 

公園→川辺に佇むグリシーヌと花火

少年が川へ帽子を飛ばしてしまったらしく、

それを取ろうとしているところだった。

どうやら、グリシーヌは

川の中へ入って取ろうと考えていたらしい。

 

f:id:yon-sakura:20170828133448j:plain

▲やめろよあからさまに好感度上がっちゃうだろ……

 

グリシーヌさんのそういう潔くてドストレートなところ、

正直にすんげー好き……

好きなのであなたが入るなら代わりに私が入ろう。

LIPSが発生し、「川の中へ入って取る」を選択。

無事に少年の帽子を取ることができ、

花火の信頼度がアップ、

グリシーヌの信頼度が大きくアップしました。

 

水辺の橋(イベントキャッチ)→朝の散歩中のグリシーヌ

おお、さっきの今で奇遇だなあグリシーヌさん。

道行くカップルたちが楽しそうに散歩する、

巴里の平和な様子にいたくゴキゲンなご様子だ。

並んで歩いている自分と大神を指して、

「自分たちも恋人に見えるかもしれない」

などと微笑み混じりに小首をかしげてくるくらいだ!

※ただの立ち絵イベントなので小首をかしげ云々は妄想である。

いや、でもそれくらいの破壊力があったんだよな。

イヤッ、しかし……それはッ……ンンッ……

特大のダメージを食らってよろめきつつ、

私の最後の理性が訴えてくる。

いやほら、エリカくんと将来を誓ってしまった手前なんていうかッ!!

LIPSが発生し、心を鬼にして「そんなわけないよ」と否定。

大神が「俺とグリシーヌが恋人同士なんて……」

と控えめに言ったのが功を奏したのか、

グリシーヌの信頼度が上がった。

 

f:id:yon-sakura:20170828134724j:plain

▲周回プレイで会おう!と涙を呑む私

 

しかし、「身の程をわきまえているようだな」

とか言われてしまうと、結構傷つきますね(笑)

 

 

些細なことですが、今更ながら、

BGMの後ろで鳴っている川に流れる水の音に気がつきました。

市場では人の話し声や足音といった雑多な音が、

今までなんで気づかなかったんでしょうね。

いい仕事してるなあ、素敵だなあと思いました。

 

 

サーカス→コクリコに挨拶

今までサーカスの団員として出会った人々のことを

思い返していたコクリコ。

「いい人に会えたんだね」とLIPSで言うと、

信頼度が上昇。

 

f:id:yon-sakura:20170828135417j:plain

▲ボクもそう思う、とコクリコ

 

こういうことを、気負わず、

心の底から言えちゃうコクリコが大好きだ。

コクリコは「もし忘れられてたとしても……」

と言いますが、きっとそんなはずはありません。

現にコクリコには、世界中の人々から

手紙が届いていたのです!

今日がコクリコの誕生日だったらしい。

おめでとう、コクリコ!

LIPSでお祝いすると、信頼度が大きく上昇しました。

返事を書かなければと、

お手紙セットを買いにすっ飛んでいったコクリコ。

よかったねえコクリコ。

 

 

市場→「おや、そこにいるのはサルくんではないですか」

声をかけてきたのは、金髪に斜に構えた笑みの男……

うっ、うわーっ、忘れてた!

第一話で出てきた、あのイヤミな貴族だ!

相変わらずイヤミな口調だな!

イヤミ貴族の名前はダニエルというらしい。

第十話にして初めて覚えたよ。

ダニエルは、どこから聞いたのやら、

先に発令された巴里全域への避難命令が

地震によるものではなく、

巴里華撃団と怪人の決戦によるものだったのだ!

とひけらかしてきた。

イヤミ貴族にしては鋭いな……。

ただそれだけのイベントだったので、

なんだったんだと首をかしげたくなりますが、

まぁあれかな。巴里華撃団の働きを

見ている人は見ているよと、そういうことなのかな……?

 

テルトル広場→エリカとコクリコとロベリア

なんだか珍しい組み合わせだなと思ったら、

ロベリアの手品(?)に魅せられたエリカが

上手いことお金を巻き上げられているらしい。

懲りないロベリアだし、懲りないエリカくんだな……(笑)

この場ではただ一人、厳しい表情のコクリコが

ロベリアの魂胆を見抜いていて、

ロベリアの腕があやしいと思うんだけどと耳打ちしてくる。

発生したのはタイミングLIPSだ。

コクリコの忠告通り、「腕を見せろ」と指摘すると大当たり!

エリカくんから巻き上げたコインがじゃらじゃらと……。

これには大神も呆れ顔。

ロベリアとエリカとコクリコの信頼度がそれぞれ上がった。

 

f:id:yon-sakura:20170828141701j:plain

▲一人目は誰だ?

 

 

シャノワール・ロビー→エリカの部屋に招待された

そういえば、シャノワールにできたエリカの部屋には

まだ行っていなかったっけ。

部屋で待っているというエリカくんに、

大神があとで行くよと返して、自由行動が続く。

 

 

売店→そういえば最近来ていなかった。

1,2の流れからして、

そろそろ特製ブロマイドがもらえるはずなんじゃ?

もうもらえるタイミング過ぎちゃったかな?

恐る恐る尋ねてみると、売店のシーくんが

スペシャルブロマイドをプレゼントしてくれると言う!

やった、間に合った!!

さっそく並べられたブロマイドたちを見てみると……

 

f:id:yon-sakura:20170828142611j:plain

右下ーーーー!!!!!?

 

なんてこった……なんてこった!!

これは目が吸い込まれざるを得ない!

これは目が……手が……体が勝手に……。

 

結果は推して知るべし。

 

 

ブロマイドをもらった後は、

シーくんと軽く雑談。

巴里が平和になったことだし、

みんなでパーティをしよう、とシーくん。

シーくんはお菓子を作ってくれるんだそうです。

ガトー・フロマージュ?とかカヌレ?とか、

お菓子の名前はまるで呪文ですね……。

あとでしっかりググっておきました。

 

大神さんに手伝ってほしいなあ、

と甘えた調子で言われて、LIPSが発生。

「味見ぐらいなら……」と正直に申し出ると、

それはダメだと言われてしまいました。

ただダメだと言うんじゃなく、

あたしのお楽しみだから(その役目を取ってくれるな)、

というのがシーくんらしいですね(笑)

 

結局、メルくんにだって味見させたことがないという

味見係に特別に抜擢してくれました。

なんか普通にデートだな。

 

f:id:yon-sakura:20170828143427j:plain

▲お買い物イベントはないんですか

 

手伝ってほしいとか言ってた割に、

「大神さんと一緒にケーキつくりたいし」

とか言っちゃうあたり、

あざといさすがあざとい。かわいい。

シーくんのかわいさはド直球ストレートですよね。

それに刺激されてもじもじしてるメルくんもかわいくて、

かわいいが二倍三倍に。素晴らしいな。

 

 

……とか言ってたら自由行動が終了してしまい、

強制的にカフェへ移動させられてしまいました。

エリカくんの部屋に行きそびれた!!!!

これが浮気の罰か。

グリシーヌのときには我慢できたのに……くそぅ……。

 

 

肩を落としながらカフェへ向かう……

だがしかし。

カフェに向かった大神を待っていたのは

部屋にいるはずのエリカくんでした。

しかもすげえ大荷物じゃないか!!

 

f:id:yon-sakura:20170828154032j:plain

▲まるで家財道具みたい……だね?

 

リアカー引きつつ額の汗を爽やかに拭うエリカくん。

どこへ向かうかと問われれば、

そりゃあ答えは決まっています。

大神の部屋です。

愛の告白を受けた以上、

一つ屋根の下で暮らすべきだというのがエリカの談。

 

すでに部屋も引き払ってしまったと思い切りがよすぎる。

つい先程の自由行動で、

シャノワールの自室へ引っ込んだのは荷物をまとめるためだったのか。

短い付き合いだったけどこの部屋も見納めねと、

そういうことだったのかー?!

 

畳み掛けてくるエリカくんの話はまるで一方通行ですが、

なんとかカフェのテーブルへつかせて

クロワッサンをぱくついていると、

なんだか誤魔化せそうな雰囲気も感じます。

「俺も朝ゴハンを食べていいかい?」なんてLIPSで言ってみましたが、

残念ながら誤魔化されてくれず……。

信頼度が下がってしまいました。

頭を抱える私。

 

f:id:yon-sakura:20170828155628j:plain

▲完全に振り回されている気がする……

 

しかし、今夜お店が終わったら

二人きりで会おうという約束をしてくれました。

約束すると、喜んだエリカくんに抱きつかれた勢いで、

テーブルや何やら壊してしまったようですが、

そんないつも通りの大騒ぎも、

エリカくんの愛おしさに叶うはずがないのです。

うーん、男って、男って……。

 

いつかは帝都に帰る手前

結婚だー!と意気込まれると困っちゃうし、

でもエリカくんの天真爛漫さは

いっときに比べて随分明るくなったなと思うと喜ばしいし、

困っていいやら喜んでいいやらわからないな。(笑)

 

 

不穏な流れも未だ残っておりますが、

今はこの平和を思う存分堪能しても……いいよな?

いいよね?

 

その2に続きます。