第四話その3 子どもだっていいじゃない
12/29-30は、秋葉原で開催されていた
「サクラ大戦アートフェスティバル2016」、そして
そのスペシャルトークショーに行ってきました。
原画展は言わずもがな素晴らしかったですし、
トークショーもとっても楽しむことができました。
さて、第4話その3です。
前回は、アイリスとの接し方について
あやめさんとお話をしたところで終わっていましたね。
このパートも、第3話と同じく
アニメーションから始まります。
夜、帝劇前の街頭の下にひとり佇むアイリスのもとへ、
駆け寄ってくるタキシード姿の大神さん。
憂い顔を一転笑顔に変えたアイリスが、
ジャンポールを取り落とし立ち上がると、
なんと大人の姿に変わったではありませんか!
▲なんて純真無垢な笑顔
その場へジャンポールを置き去りにして、
駆け出したアイリスは
大神さんと抱きしめ合います。
ジャンポールを置いていくのは、
大人になることを表現しているのでしょうか……。
「お兄ちゃーん!」
その姿でお兄ちゃんはヤバいな!!興奮する!!
大神さんの胸に顔をすり寄せて、
アイリス「お兄ちゃんって、あったかい……」
お、大人版アイリスたまんねえなあ?!!?
あまりにもけしからんコンボに意識が遠のきます。
しかしアニメーションは続き、目を離すことができません。
▲なんと…なんとけしからんアイリス
このアニメーションがまたキレイ。
40秒弱程度のアニメーションですが、
アイリスのかわいらしさ、純真さ、美しさ、あたたかさ……
その魅力が余すことなく伝わってくるようです。
目を閉じたアイリスに、目を閉じた大神さんが
キスしようとしたところで、
画面は切り替わりアイリスの部屋に。
やっぱり夢落ちなんですね。
早く大人になりたい、というアイリスの顔が切ないです。
朝になると、大神さんは自動的に
アイリスの部屋へ移動します。
扉をノックしLIPS。
「デートのやり直しをしよう」と誘います。
しかし、アイリスは「いや!」の一点張り。
お兄ちゃんと腕も組めないし、
アイリスは子どもだからお兄ちゃんが楽しくなさそうなんだもん、と。
そんなことないよアイリス!!!!!!!!!
私は画面の前で絶叫しましたが
隊長はあくまで優しく穏やかに(声ないけど)
そんなことないよ、となだめます。
頑ななアイリスはここでさらなる爆弾を投下。
「じゃあ……キスして?」
ひ、ひぇぇええぇえぇ………?!
リアルにこんな声を出しました。
きききききキスゥ?!アイリスにかい!
隊長も(どうしたらいいんだ……)と心の声で叫びます。
なんだもう第4話はこればっか言ってるぞ!
動揺する私と隊長に、LIPSは容赦なく襲いかかる!無慈悲な!
▲ってキスする一択じゃねえか!!
時間切れにするかギリギリまで迷いましたが
ええいままよとばかりにAボタン。
しかしアイリスは。
「愛してなんかいない!キスしたいとも思ってない……!」
「やっぱりアイリスのこと子どもだと思ってるよ!」
アイリスは大神さんの心が読めてしまうのでした。
悲鳴のような声を上げて、
アイリスは走り去ってしまいました。
なかなか胸に刺さる指摘です。
アイリスを女性として愛している全国の大神少尉も
もちろんいらっしゃるでしょうが、
今私が相対している10歳のアイリスは
私にとっては恋愛対象とは違う、愛すべき存在なのです。
アイリスもかなり強力な初回攻略候補ですが、
もし攻略するそのときには、
大神さんのパートナーとして隣に立たせる女性、
という理由で選出するのではないのでしょう。
アイリスにとって、それは残酷なことなのかな……。
とツラツラ考えましたが、
画面内では警報が鳴っています。
どうも、アイリスが光武に乗って出ていってしまったがゆえの警報らしい。
えっ、アイリスの光武があるのか?!
誰かの光武に乗っていったのかと思ったら、
なんでも花やしきから届いた新しい機体だとか。
▲TV版では、初めて光武に乗ったさくらが光武を暴走させていた
そんなアイリスの向かった先は浅草。
さらに警報が鳴り、黒之巣会が浅草に出現しました。
アイリスの保護と黒之巣会の殲滅を目的に
花組は出動します。
出発前に、あやめに呼び止められました。
アイリスのよさは
アイリスの「子どもらしさ」であって、
無理に背伸びして大人ぶる必要はないのだ、
それを伝えてやってほしい……。
せやなあやめさん。
さらに大事なのは、
子どもであることを恨めしく思ってはいけないということや、
子どもとして扱われることを、
ないがしろにされていたり、軽んじられていると
感じる必要はないのだということでしょうか。
アイリスは子ども扱いされることに、
何か疎外感やコンプレックスを
抱えてしまったのかもしれませんなあ。
LIPSで「必ずアイリスを救出するぞ!」と高らかに宣言。
みんなの好感度が上がって、戦闘に移ります。
長くなりましたので、その4へ続く。