第六話その2 その手を支えるは嫁の務め!
地下司令室を出た直後、
廊下でさくらくんに出会った大神さん。
さくらくんは、大神にだけ話をしておきたい……と前置きして
話をはじめました。
▲は、背景が更衣室だ……破廉恥……
彼女も、すみれにとってのクモ、カンナにとってのヘビと同じく
幼少期の経験から、雷様に恐れを抱いているのだそう。
そりゃあ……友だちが雷に打たれたなんて
そんな怖い経験ないですよな。
珍しく取り乱した様子のさくらに、
隊長は驚いた……と素直な感想を告げますが、
恥ずかしいことなんてないと否定し信頼度が上がります。
▲泣きじゃくるロリさくら
一方、他の5人も修羅場を迎えていました。
大帝国劇場が華撃団の本拠地であることを嗅ぎつけたミロクが、
劇場を破壊しにやって来たのです。
▲戦闘服が凛々しいが、5人では厳しい展開
ピンチは続きます。
ミロクたちの攻撃に、地下は崩れ
隊長とさくらは更衣室に閉じ込められてしまいました。
取り乱すさくら。
彼女を落ち着かせるため、LIPSで「やさしく声をかけ」、
そして抱きしめました。
▲なんつーエロ台詞じゃ
このさくらの表情の可憐なこと!
こうしていれば雷様におへそは見えない、と
冗談交じりに言う大神さんに、思わず吹き出して笑うさくら。
うーん、いい雰囲気だ……。
なんとか落ち着きを取り戻したさくらと、
更衣室からの脱出を試みます。
出入り口は壁と天井が崩落していて、岩で完全に塞がった状態。
爆薬でもあれば…というさくらに、
紅蘭じゃあるまいしそんな都合よく持ってない……と
大真面目に返す隊長がシュール。
▲手カーソルで脱出方法を探す
しかし、床を何度か調べると、
ロッカーから出てきたらしい
マリアの練習用の銃を見つけることができました。
他の5人もそろそろ限界です。早く助けに行かなければ!
力学上のポイントさえ押さえれば、
小さな爆発でも岩を崩せるはず、任せろという隊長。
「これでも士官学校では首席だったんだよ」という台詞で思い出しますが、
最近は「なんで俺が……」というようなことを言わなくなりましたね。
ここでアニメーションが挿入されます。
拳銃で瓦礫に狙いを定める隊長。
震える手を、横から手を伸ばしたさくらがそっと支えます。
▲「隊長…撃って!」
打ち込んだ銃弾は見事命中し、
火薬が爆発を起こします。
爆発、全然小さくねえ!!
▲飛び出して大神をかばうさくら
このアニメーションに、
さくらの大神に対するポジションというか、
そういうものが詰まっているように感じますね。
いいシーンだなあ!
無事更衣室を脱出した2人は、
地下で戦うみんなのもとへ向かいます。
その3へ続く。