第七話その2 それが、帝国華撃団だ!
さくら不在のまま、
最も妖力の強かった光点のもとへ出撃した花組。
▲すみれは深川廃屋のときにも霊力を探知していた
この場所で間違いない、というすみれ、
また花組たちの前に姿を表したのは、黒之巣会の葵叉丹でした。
色めき立つ花組。親玉・天海はどこだ、という詰問に対し、
「親玉ねえ」と嘲笑めいた台詞を返していたのが不気味です。
こいつ、裏切りフラグビンビンでは……?
その時、あやめさんから乱れた通信が飛びます。
「ワナ? まずい、総員攻撃態勢で後方に退避しろ!」
大神の号令も虚しく、
すでに後方は大量の敵で埋め尽くされていました。
LIPSで「命をムダにするな」と命令。
カンナの信頼度が上がりますが、絶体絶命の危機に代わりはありません。
紅蘭が弱音を吐いた瞬間、
敵部隊の前列が爆発四散!力強い声が!
▲さ、さくら!!
か、カッコイイ~~~~~~!!!!
翔鯨丸も一緒です。
前線に現れたさくらは、敵の本拠地が分かったといい、
一気に戦線を離脱すると号令します。
「説明は後です。あたしの後についてきて!」
か、カッコイイ~~~~~~~~!!!!!!
さくらのあとに続いて戦線を離脱する花組を見送り、
叉丹は天海が勝っても華撃団が勝ってもいい、と
不穏な言葉を口にしていました。
翔鯨丸では、意識を取り戻したさくらと再会を喜び合いました。
LIPSで「ハダカで寝てて寒くなかった?」と
セクハラめいた茶化し方をしても、
再会の喜びからか(?)信頼度が上がります。
彼女の目を覚まさせたやさしくあたたかな夢。
▲ロリさくらが愛の化身になった
夢の中に現れた幼少のさくらは、
敵の居場所まで教えてくれました。
「敵は、魔を封じ込めた門の上にいます」
その言葉に反応したのは、
米田長官とあやめさんでした。
長官が、5年前にあった帝国陸軍の特殊部隊・対降魔部隊と、
降魔戦争について語ってくれます。
▲左から山崎真之介・米田一基・藤枝あやめ・真宮寺一馬
降魔を相手に、生身で戦っていたというから凄まじい。
そのとき彼らは、真宮寺一馬――さくらの父という犠牲を払いつつ
太古の呪法でもって降魔を封印しました。
真宮寺家は、破邪の血という
魔を狩る者の血統を伝える血筋だそうです。
5年前に降魔を封印したのは、日本橋。
破邪の血が教えてくれた敵の本拠です。
「必ず帰ってくる!」と決意のLIPSで、全員の信頼度が上がりました。
大神隊長の啖呵も熱い。
▲いざ、出撃!
短いですがその3へ続きます。