【2周目】第一話その4 大神さん、出動です!
18日(土)から、島津冴子さんのHPで
「巴里の楽屋 7」の参加受付が始まりましたね。
私も正式発表からこちら、真剣に、
そりゃあもう大真面目に悩んでいたのですが、
最終的に島津さんの
「初参加の方、大歓迎です」
の一文に甘えることにいたしました。
20年目にして入ってきた新参者が、
その作品の現場に足を運ぶことができるというのは
とてもありがたく、嬉しいことです。
当日が大変楽しみではありますが、
となると是が非でも、5月20日までに
サクラ大戦3クリアまで辿り着かねばなりません!
気持ちも新たに、二周目第一話その4です。
落ち着かない気分のまま、
まんじりともしない夜を過ごしている大神。
そこへノックの音がして、
やって来たのはさくらでした。
▲部屋での逢瀬(?)を思い出してドキリとした
なんのイベントがあるのかと思いきや、
さくらは伝言係であるらしい。
米田支配人から、夜の見回りをするように、とのお達しだ。
LIPSで快く引き受けると、さくらの信頼度が上がります。
夜の見回りは自由行動です。
今回はさくらくんが同伴してくれるらしく、
劇場内の各所ではその場所場所のことを説明してくれます。
せっかくなので、丁寧に一つ一つ回ってみましょう。
2階の隊長室前がスタート地点なので、
2階にある部屋から回ってみることにします。
まずは書庫で、本を返しに来たというマリアに出会いました。
「罪と罰」の作者であるドストエフスキーをLIPSで当てると、
マリアの信頼度が上がります。
前回、部屋でさくらといちゃいちゃしているのを見つかって
ひどく叱られたばかりだったので、
マリアの微笑んだ顔にひどくホッとしました……。
▲誠心誠意頑張らせていただきます
サロン、テラスと進んでいくと、
テラスではさくらとのイベントが。
美しい銀座の夜景を前に、あの街の灯のようになりたい、というさくら。
美しくみせようとして光っている明かりではない、
だというのに、他の灯と一緒になって、美しい夜景を形作る街灯。
この場合、光りというのは舞台上での演技や歌や踊りのことであり、
他の灯というのは仲間たちのことなのでしょう。
気負うことのない輝きで、仲間たちとともに素晴らしい舞台を作りたい……。
さくらの言葉を訳すなら、そんな感じでしょうか?
素直で一生懸命、一途でまっすぐなさくらくんらしい願望ですね。
1階に降りて売店では、
さくらくんのブロマイドを買ったことを話し、
好感度が上がりました。
1周目はアイリスのを買ったんだったかな。
次に1階客席へ向かおうとしたところで、
アイリスに出会いました。
枕を抱えたアイリスは、ピンク色のパジャマ姿です。
1周目を終えた今となっては見慣れた姿ですが、
う~む、やっぱりかわいいな。
1周目のヒロインだという贔屓目を抜きにしてもかわいい。
いや抜けてないかもしれないけど。
普段着の若草色のドレスといい、このピンク色のパジャマといい、
アイリスは明るくかわいらしい色の服が似合いますな。
お出かけ着の青色のドレスも、おしゃまで好きです。
さて、アイリスに会えたことは嬉しいのですが、
時刻はもうすぐ12時というところ。
どうしたのか尋ねると、
彼女はジャンポールを探しているのだと言います。
それを聞いたさくらは、
明るくなったらすぐに見つかると、アイリスをなだめて、
部屋へ帰るよう促すのでした。
▲前回アイリスがいた部屋と言えば……
丁寧に回っていると、
そろそろ部屋へ帰ろうとさくらに言われてしまいました。
LIPSで「もう少し見回りを続けよう」と告げると、
あと3部屋しか回れないと言います。
慌てて、私は楽屋へ向かうことにしました。
先ほどのアイリスとのやり取りが回収できるのは
きっとそこです。
楽屋には案の定、ぽつんとジャンポールが取り残されていました。
▲こんな顔だったっけ、ジャンポール
訪ねられるのはあと2部屋。
ジャンポールを届けるべく、アイリスの部屋へ直行します。
ジャンポールを届けると、アイリスの信頼度が上がり、
泣き顔は笑顔に変わります。
よかったねえ、アイリス!
さくらの信頼度も上がって私ホクホク。
残る一部屋を回り終えると、LIPSが発生したので
さくらを部屋まで送ることにしました。
部屋の前で、さくらの信頼度が上がります。
この見回りの間に、何度信頼度が上がったことか!
明日も大神さんに会えるんですね……なんて頬を赤らめてくれちゃうので、
いくらなんでもデレすぎだといっそ恥ずかしくなるくらいw
▲素直で嬉しいけどね!
他に面白かったところといえば、
事務局で、「昼間も一度ここへ来たよ」と告げる大神に、
さくらが「……異常はなさそうですね」と返すのですが、
この三点リーダが妙に意味深に感じられたのは
気にしすぎでしょうか(笑)
暗に「かすみさんや由里さんと仲良くしていたんでしょう!」と
言われたような気がしました……(笑)
さて翌朝です。
舞台か米田の所か受付か、
いずれか行き先を選ぶことができます。
休演日にまで米田の顔を見に行くことはないし、
1周目は舞台を選んだ記憶があるので、
今回は受付を選んでみました。
受付に向かう道中、サロンですみれに会いました。
すみれといえばサロンというイメージが強いですね。
これから舞台で稽古だというすみれは、
実は稽古は好きではないのだと言いつつも、
「スターに失敗はもっと似合わないから」とその場を去っていきました。
努力家だなあ。
「好きじゃないけど、でも~」って行動、
いざ自分でやろうとすると、なかなかできないんですよね。
大神はそんなすみれを見て、
自分にも仕事が欲しいとつぶやきます。
やっぱり、まだ吹っ切れてなかったんやな……。
サロンから階段へ向かう途中ではアイリスに会いました。
おうジャンポール、やっぱりお前昨日の晩と顔違わないか。
▲この「そうか。」が妙にかわいい
みんなでお花見に行こう、というアイリス。
かわいいねえアイリス行こうねえ。
どうでもいいが、アイリスと話していると
かわいいが枕詞になりそうだ。
さて、今の大神の仕事場である受付まで降りてきました。
そこで出会ったのはマリアです。
マリアは鋭い目で、今の仕事に不満があるのではないかと
ズバリ指摘してきます。
こ、こわいよ~……。
LIPSが発生し、しかし嘘はつけないので、
「不満ではないが…」と言葉を濁してみました。
怒られるかな、とも思ったのですが、
意外にもマリアは大神を諭すように話しかけてくれました。
娯楽の存在しない、戦いの世界を知っているというマリア。
そんなマリアにとっては、
人々が娯楽を求められること、
そうした人々をお客さんとして舞台の上で迎えられることは、
喜ばしいことであるようです。
▲マリアも舞台の上に立つことに誇りを持っているのだ
そして、ずっと戦場で暮らしてきたマリアですから、
自分が他人に「死」以外のものを与えられること、
それが何より嬉しいのかもしれません。
さて、マリアにも誘われたので、
稽古中の舞台の見学に行くことにしましょう。
舞台では、すみれがさくらの踊りの稽古をつけています。
ここでアニメーションが挿入されます。
ここのアニメーション、さくらとすみれのやり取りもさることながら
細かい表情の変化や、デフォルメ具合もたまらんかわいさで、
お気に入りのシーンのひとつです!
▲この表情の変化とかね!w
さくらがすみれの着物の裾を踏んづけ、すみれが転倒。
罵られたさくらが今度はわざと裾を踏みつけに行き、
再び転んだすみれと平手の打ち合いになります。
二人の手が交差する刹那、ここで高速LIPSが発生。
「ふたりともやめるんだ!」と間に割って入ります。
▲当然、平手をいただいた
平手をいただいた大神は、
さくらとすみれに対し、真面目にケンカはやめるよう諭します。
劇団だってチームワークが大事なのではないのかと。
これにより、すみれ、アイリス、マリア、さくら、4人全員の信頼度が上がります。
舞台を後にした大神を、さくらが追いかけてきました。
話を聞いて欲しいというので、
LIPSで素直に何の話かと尋ねます。
さくらの話とは、大神が赴任してくる前の
米田の言葉についてでした。
花組の隊長を務める人間は、ただの軍人ではなく
この劇場を、ここでの暮らしを愛せる者でなくてはならない……。
▲存外に重い台詞が飛び出す
花組を愛し、劇場を愛し、
勝利のために人の命を犠牲にしない……
今思えば、これがサクラ大戦1の土台なのかもしれませんね。
1周目のこと、特に殺女のことを思うと
ちょっと胸に刺さる台詞です。
▲真剣な面持ちのさくら
さくらは、改めて大神に言いました。
この劇場を、花組を好きになって欲しい。
そして、自分たちの隊長として、一緒に戦ってほしいと!
しかし、戦うって、いったい誰と?
戸惑う大神に、答えに詰まるさくら。
ちょうどそのとき、
劇場中にけたたましい警報が鳴り響きました!
仰天する大神に、厳しい顔のさくらが叫びます。
「大神さん、出動です!」
その5に続きます。