【2周目】第二話その4 帝都のトビウオ、シャワー室に散る
見回り中の第二話その4です。
一緒に泳ごうと誘われて、大神が着替えに向かった矢先、
水泳場からすみれの悲鳴が聞こえてきます。
▲フラグ回収が早いぜすみれさん!
水泳場へ駆けつけると、
どうやら準備運動をしなかったらしい。
色っぽい切羽詰まった声を上げて溺れるすみれさんの姿が!
いやほんとに色っぽかったんですって!
LIPSで「今行くぞ!」と駆けつけると、
ミニゲーム「帝都のトビウオ」が解放されます。
漂い動く機雷の間を縫って泳ぎ、30秒で
すみれさんのところまでたどり着けばクリアです。
プールサイドでモギリ服を脱ぎ捨て、
機雷漂うプールへダイブ!
果たして大神さんはトビウオの如き泳ぎで
すみれさんを救えるのか!?
なお、プールサイドを反対側へ回って助ければいいというのは
言ってはいけないお約束だ。
▲勢いよく脱衣する大神さんにいつも笑ってしまうw
ちなみに1周目は見事救出したのですが、
逆にそれに気負ったのか焦る焦る。
「誰か!助けてぇ!」
「早くぅ!溺れちゃうわぁ!」
「ここよぉ!早く来てぇ!」
ひっきりなしに上がるすみれさんの悲鳴にも心乱れる。
セクシーーーーー!!!!!!!
全然集中できなかったです(笑)
結局少しも進まないまま、見事に撃沈してしまいました……(笑)
「まったく死ぬかと思いましたわ」とすみれさん。
頼りにならないとツンとして、さっさと行ってしまいました……。
ああー待ってすみれくん……。
ちなみにここできちんと救出できていれば、
LIPSがあってすみれの信頼度を上げることができるのです。
そこのやり取りがとても好きで、
2周目も楽しみにしていたのですが……む、無念。
▲ごめんよすみれくん。
さて、失敗したものは仕方ない。
気を取り直して更衣室へ行きましょう。
なぜってそりゃあ、
プールから出た人のすることと言ったらひとつですからね!
更衣室に入ると、案の定水音が。
開きっぱなしのロッカーには、紫色の着物がかかっているのが見えます。
毎度おなじみのLIPSで、
大神はシャワー室へ吸い込まれて行きます……。
体が勝手にカーソルの下キーを押すんです、だから仕方がないんです。
しかし、思えば大神さんはシャワーシーンに遭遇するのは初めて。
2周目のわたしとは違うのです。
シャワー室へ入るなり、うわっ!と派手な声を上げて
すみれに気づかれてしまいました。
▲見つかった!!
ご、ごめんなさい!となんとも素直に謝って
脱兎のごとくシャワー室を飛び出す大神。
これが後に、すけべ面で居座るようになろうとは。
しかし、これはよくないパターンです。
廊下で後から出てきたすみれに追いつかれ、信頼度がダウン。
大神さんも心底落ち込み後悔しており、
これには私も罪悪感を覚えざるを得ません。
す、すまない大神さん、私がすけべ心に抗えないばっかりに……。
▲拒絶が一番胸に痛い。自業自得だが……
なんというか、すみれくん仲良くなりたい気持ちは山々あるんですが
本当に上手くいきませんね。
彼女と仲良くなるためには、まず私は
煩悩を捨て去らねばならないのかもしれない。
というか、二兎を追うものは一兎も得ないのだ……。
次の周回はすみれくんを攻略しようと心に誓いつつ、
自由行動を終えました。
少し短いですが、キリがよいので今回はここまで。
その5に続きます。