サクラ大戦プレイ日記

DC初心者が20周年を迎えたサクラ大戦をプレイ

【2】第三話その1 悲劇を喜劇に変えて

前回。

陸軍省を訪れていた米田長官が、何者かの凶弾に倒れてしまいました。

今にして思えば、陸軍大将のお膝元、その玄関先で

かつての数々の大戦の英雄が、

正体不明の誰かに狙撃されるなんてことがあっていいのだろうか?

陸軍の面子丸潰れなのでは……?

いや、この場合は華撃団の、なんだろうか……。

 

米田長官の運び込まれた病院に駆けつけた、

大神以下花組一同。

険しい顔つきのサキが出迎えてくれました。

米田は意識不明の重体らしい。

生きてはいるのか!

 

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▲即死でなかったのは不幸中の幸いと思うべきか

 

病室に入ると、包帯を巻かれベッドに横たわる米田の姿。

生きてはいても、意識を取り戻す可能性はほとんど無いと告げられ、

再び絶望的な気持ちになった。

 

 

帝劇に戻った大神は、

自分が弱気ではいけないと己を叱咤して、

落ち込んでいるだろう花組の様子を見て回ることにします。

この行動、1であやめさんが殺女になったときに

米田に言われたことだなあ、と思って悲しくなりました。

 

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▲大神は米田の教えを守っているのだ……

 

ここからは自由行動です。

それぞれがそれぞれの部屋にいるかもしれない、と思い

とりあえず各隊員たちの部屋を回ってみます。

 

レニの部屋→手カーソル画面と、レニとの会話の中でタイミングLIPS。

狙撃の話題になったので、「プロの仕業か」と尋ねると、レニは肯定。

 

さくら、アイリス、織姫は不在だったので移動します。

 

テラス前で、泣いているアイリスとそれを慰めるさくらに出会います。

LIPSでアイリスの涙をふいて、笑うように促すと、

アイリスの信頼度と共に、さくらの信頼度も上がります。

しかしなあ、確かに泣いてふさぎ込んでばかりも体に毒だが、

元気のないときに無理に元気なふりをすることもないと思うのだ。

 

こんなときですが売店へ寄ると、

いつも通りに明るい椿ちゃんから、ブロマイドを購入することができました。

新しくレニのブロマイドが追加されていたので購入。

話をしてみると、椿ちゃんは

1人になるととても寂しいとこぼしつつも、

ここは帝劇の顔だからと言ってにっこり笑います。

 

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▲まったく頭の下がる思いだ

 

彼女の態度を見ていると、

ああ、椿ちゃんも帝国華撃団の一員なんだな、

戦場に出る乙女なんだな……と思わされました。

 

事務員繋がりで事務局を尋ねると、

かすみさんや由里さんと会話できました。

何度か話しかけると、支配人狙撃のことや、黒鬼会のこと・・・

いくつかの事柄について話を聞くことができました。

 

事務局を出ると、先ほどまで会話していたかすみに

廊下で呼び止められます。

それは、財界からの帝劇への援助が

一斉に打ち切られるらしいという知らせでした。

このままでは帝劇が資金的に行き詰まってしまう…

というかすみに、LIPSが発生。

「今度の夏公演を成功させよう!」と提案してみます。

公演が成功すれば資金も集まるし、

今の花組には何か目標、打ち込むものが必要だという大神。

おお、理に適っている!

楽屋にメンバーを集めて、

さっそく皆に提案することになりました。

……が、待てよこれ、話が進んでしまっているな……

織姫に会えなかった……。

 

 

さて、楽屋に一同を集めて、事情を説明した大神。

LIPSで「みんなに気合を入れる」ような調子で、

目の前の夏公演を成功させようと呼びかけます。

さくら、アイリスの信頼度が上がり、

がんばろう、と気力を振り絞った一同。

しかし、次の演目は「リア王」。

今の帝劇には、男役をこなせるメンバーがいません。

このままではリア王が上演できない――

再び暗い表情になった面々の耳に、

明るく爽やかな声が飛び込んできました。

こ、この声は……

 

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▲カンナ、カンナじゃないか!

 

相変わらずミサイルみたいなおっぱいしてんな!!

 

「よっ、ただいま!」

明るく茶目っ気のあるカンナの声。

場違いに無理に明るいものでもなくって、本当に気持ちがいいんですよね。

なんて安心する声なんだろう!

 

事情を知らないカンナに、

米田が撃たれたこと、帝劇への援助が絶たれたらしいことを説明します。

すると、彼女は大神に向かって、言葉少なに、

「わかってるよ」と優しい声を出しました。

それからパッと切り替えて元気な調子になり、

いい舞台を作ろうと他の面々を励まします。

 

彼女の明るさやあっけらかんとしたところは

生まれ持った性格や性質なのでしょうが、

その察しのよさや気の回し方は、

さすが元花組隊長のマリアが頼りにしていた女性だなと思います。

アイリスが再び泣き出してカンナにすがりましたが、

こんなのアイリスじゃなくたって泣きつきたくなりますね。

その包容力ある胸に飛び込ませて欲しい。

 やましい気持ちはないので。やましい気持ちは決してないので。

 

そうして、リア王役にカンナを迎え、稽古が始まりました。

 

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▲彼女たちが作るのは、ハッピーエンドのリア王だ!

 

よ、四大悲劇を喜劇にしてしまおうなんて大胆な。

解釈が加えられたどころじゃねえぞ。

 

 

さてそんな稽古期間中。

大神はカンナに中庭に連れ出され、組み手の相手をするよう頼まれます。

LIPSで承諾すると、信頼度がアップ。

カンナとの組み手も久しぶりですね。

上段・中段・下段と技を繰り出してくるのは1と同じですが、

今回はタイミングLIPSが織り交ぜられています。

途中までは、上手く避けることができたのですが、

反撃してみろ!のタイミングLIPSで、

素早く選択肢を選ぶことができず、

カンナの一撃を見事食らってしまいました。

一瞬気を失って、カンナに肩を借りる隊長……

な、情けない格好をさせてしまってごめんな、大神くん……。

 

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▲タイミングLIPSを携えたカンナは強かった

 

みんなと離れていて、自分のためではなく

みんなのために強くなろうと思えるようになった、

と告白してくれたカンナ。

カンナは1から変わらず明るいと思っていたけれど、

カンナも変化し、成長しているんだな……。

 

そんな話をしていると、アイリスがカンナを探す声がします。

稽古の途中だったことに気がついたカンナは、

中庭を立ち去りかけますが、

「言い忘れたことがあった」と戻ってきて、

先ほどの組み手についてコメントをひとつ。

 

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▲くっそー、2周目は見てろよー!

 

海軍少尉の名が泣くから鍛えなおせ、というウィンク付きです。

くっそー、2周目は絶対反撃して、

隊長の手腕にメロメロにしてやるからな!!

 

 

カンナの明るさに救われつつ、

その2に続きます。