【2】第三話その2 その見合い、待った!
更新が連続したときなどに、
過去の記事を読みづらいなと感じていたので
デザインテーマを変更しました。
スマホから見るとあまり変わらないかもしれませんが、
少しは親切なつくりになったかな?と思います。
さて、第三話その3です。
夜になって、見回りのために部屋を出ようとした大神は
キネマトロンの呼び出し音に引き止められます。
通信してきたのは、
今は実家に帰省しているすみれでした。
なんだか悲しそうな、思い詰めたような顔をしているすみれは、
唐突に「自分と華撃団どちらが大切か」と
大神に尋ねます。
LIPSが発生し、咄嗟に華撃団の方を選んでしまった私。
▲自分に言い聞かせているような感じだ
いや、なんだろう、すみれに怒られ続けた歴戦の私が
すみれを選んだら怒られると直感的に悟ったのだ……が、
信頼度が上がることも下がることもなく、
選択肢を間違えただろうか?と不安になる。
すみれくんはしばし黙り込んだ後、
どうしたんだと問う大神に答えぬまま
一方的に通信を切ってしまった。
最後の一言は「さようなら」だった。
場面は帝劇から、怪しげな鳥居のある地下空間に移る。
そこは黒鬼会の基地らしい。
鬼王が黒鬼会・五行衆と呼ぶ面々が顔を揃えていた。
鬼王、木喰、金剛の他に、
土蜘蛛、火車という初めて見る顔もいる。
名前だけだが、水狐、というメンバーもいるらしく、
五行衆はその人物を含めて5人のようだ。
五行衆を前に、今後の計画について語る鬼王は、
先日の帝劇への援助打ち切りについて「あの方のおかげで……」と発言する。
鬼王がボスだと思っていたのですが、
さらに取りまとめがいるんですね。
援助打ち切りなどという、
地味だがクリティカルな作戦を実行する辺り、
前回の黒之巣会より現実的というか、変な言い方ですがかなり堅実な敵だ。
▲あのお方とは一体?
しかし、そんな裏工作も全ての資金援助を断つことはできなかった様子。
では実力行使あるのみと判断した黒鬼会は、
土蜘蛛にその役を命じるのでした。
一方帝劇では、リア王の稽古が続いています。
その傍ら、昨晩のすみれの通信について考え込む大神。
いぶかしんだカンナを、
タイミングLIPSで「話をそら」し、
カンナの稽古の出来を褒めることでごまかします。
カンナの信頼度がアップ。
上手くごまかせたことに安堵しつつ、
さぁ気分良く稽古を再開しよう……
というところで、飛び込んできたのは噂好きの由里。
彼女が持ってきたのは、すみれが結婚するというニュースでした。
すみれが結婚すれば、その相手方である家から
帝劇への援助が再開されるというのです。
帝劇のために意に沿わぬ結婚をしようというのでしょうか。
激昂したカンナに呼応するようにして、
LIPSで「すみれを助けに行こう」と選択。
息巻く大神に、カンナ、さくら、アイリスの信頼度が上昇。
織姫とレニも、なんだかんだとついてきてくれるようです。
なにより、一番張り切っているのはカンナでした。
▲あまりにもイケメンすぎるw
神崎家では、洋装のドレス姿に着飾ったすみれが
巻菱家のご子息殿を待っていました。
普段のおかっぱをアップにして、頭には大きなリボン。
彼女のカラーである紫色でまとめたドレス姿は、
なんとも上品で可憐な雰囲気……イイ!!
いかにも高嶺の花、ご令嬢という感じだ。
のんきに言ってる場合じゃあないのですが。
▲憂いの表情も美しい……
大神たち花組一同は、神崎家の正面玄関前にいました。
大きな門を前に立ち尽くす花組。
無理やりこじ開けるのもなんですし、引き返すのは論外、
LIPSで「誰か呼ぶ」を選択してみます。
大神「すいませーん。誰かいませんか~?」
もうちょい「頼もう!!!」みたいな勇ましい掛け声を期待したよ!!w
まるきり緩い呼びかけに応えたのは、
先ほどすみれと会話していた宮田という執事です。
当然開ける気のない執事に、
門を壊そうとするカンナをLIPSで引き止めますが、
じゃあどうしろと言われて困ってしまいました。
結局壊そうという話になるのか? そう思ったのも束の間、
門が内側から開き、唐突に現れたのは
先日舞台袖で出会った大神の同期・加山でした。
なんつーところになんつータイミングで出てくるんだ。
あからさまにおかしいだろう!w
▲君は太陽じゃなくて……だろうが……
なんだかよくわからないことを言って大神を煙に巻き、
加山は現れたとき同様唐突に退場。
ステキなタキシードに身を包んでいたので、
(どう考えても)彼が何かかしらの手引きをしてくれたのでしょう。
今は 詳しい追及はせず、神崎邸へ突入です。
取り囲まれそうになるのをLIPSで「玄関まで走る」よう指示、
しかし結局、神崎家の黒服と乱闘になってしまいました。
後ろから不意打ちの上段突き!
しかし、カンナとのやり取りを思い出し、LIPSで「しゃがむ」!
華麗な回避にカンナもご満悦の信頼度アップです。
ここであの組み手が生きてくるのか!
▲イベントが連携していると面白いな
しかし、このままではキリがありません。
さくらの提案で、大神とカンナは先に進みます。
この場に残って黒服を食い止める4人に、
タイミングLIPSで「手加減してやれよ」と言い残すと、
織姫が建物を壊さないようにと茶化して信頼度が上がります。
直後、カンナに頼んで早速玄関を壊してしまうのですが……w
それにしてもこのシーン、
アイリスは普通に霊力使ってたり、
レニが軽く黒服を捻っていたり、
なかなかおもしろい絵になっています。(笑)
うら若き女性4人に封じられる黒服も大概情けないな!
▲たくましい……
すみれを探す途中、カンナが大神のケガに気付きます。
けがをした指を貸せ、というカンナに、
(ま、まさかこれは1の第五話のような展開にー?!)
と指へのキスを熱烈に期待したのですが、
まぁそんな色っぽいことはなかった。(笑)
不器用に包帯を巻きつけてくれたカンナに、
LIPSで礼を言い、信頼度がアップ。
カンナの選択肢は素直で気持ちがいいな。(笑)
▲ごまかして笑う顔が猫のようでかわいかった
その頃、すみれの見合いは既に始まっていました。
黙りこくるすみれを急かすのは、彼女の祖父と両親です。
▲すみれは全体的に母親似なんだな
結婚する気があるのかと、
すみれがいよいよ答えを迫られたそのとき、
勢い良く「待った!」の声を上げたのは、
隊長ではなくカンナでした。
もう一度言います、カンナでした!!!!
隊長の台詞じゃないんかいそこぉ!!!!!w
すみれもすみれで「この声は……?!」とか言ってるし、
仕方ないなこのケンカップルは!!
なんだかんだですみれの信頼度は上がりますが、
とってつけたような感じがあるのは否めない。
なにせカンナのすみれを呼ぶ声がまるでロミジュリ。
カンナも「すみれ……」って良い声を出さないでくれ。
なんでここぞとばかりにボイスついてんだこのシーン。
▲辛うじて先に少尉と呼んでくれてよかったよ……
すみれの祖父・神崎忠義は、大神へ向けて
このまま帰れば財界から帝劇への援助を再開するが、
すみれを連れていけば……とあからさまに脅かします。
LIPSが発生。しかし答えは決まっています。
すみれくんを連れて帰るに決まってるだろ!!
すみれの信頼度は上がりますが、
忠義は本当にいいんじゃな!?と声を低めました。
そのとき、凛と響いた女性の声。
耳に馴染みのある落ち着いたその声は、
帝国華撃団副司令を名乗り、
その話を承認すると宣言します。
▲い、今の声は……?!
アニメーションが挿入され、声の主を振り返る一同。
その3へ続きます。