【2】第五話その3 美少年の正体は
翌朝。着替えてみんなの部屋へ向かう大神。
って、劇場でもないのにやっぱりモギリ服なんですね(笑)
私服はないのかい大神くん。
女性陣は、今日は三組に分かれて行動するそうです。
カンナ、紅蘭、織姫は山へ。
すみれ、アイリス、レニは海へ。
さくら、マリア、サキは旅館でくつろぐという組分け。
うーん、これはやっぱり、
昨晩のお誘いに乗って海に行くしかないな!!
大神と一緒に遊びに行けることを喜んだすみれ、
アイリスの信頼度が上がります。
アイリスに「よかったね!」と同意を求められたレニは、
「……まあね」とクールでしたが(苦笑)
改めて考えると、
すみれ引率のアイリス、レニの三人組は不安すぎるので、
大神がついてきてちょうどいいんじゃないか?
さて、場面転換が済むとそこは既に砂浜です!
はしゃぐアイリスを子どもだと笑うすみれ。
しかし、ボートを膨らませろだの、
あなただってワックワクじゃないですか(笑)
ただ、レニだけ少し様子がおかしい。
いつもなら平坦な返事をするのに、
「了解」の一言も「りょ、りょうかい」といった風になっています。
泳がないというレニは無理に誘わず、
すみれとアイリスと海に入ります。
▲すみれくんの水着セクシーすぎるだろ!!
すみれくんはこの水着姿を大神に見せたかったのか……。
思う存分拝んでおきました。
ここで、海上でボートを降りようとしたすみれくんが、
海に落ちそうになるハプニングが。
高速LIPSが発生したので、「助ける」選択をしましたが……。
▲何故か大神の手の中にすみれの水着が?!
ギャアアア!!!?
何ギャルゲーの主人公っぽいことしてくれてんだ!?!?!?!!
未だかつてないほどのラッキースケベだな?!?!
すみれくんの丸くてやわらかそうなバスト、
ぺたりと濡れて貼り付いた髪、
幼く見える赤らめた顔、
視線が何往復したか知れないですが、
人間予想外に強烈なシーンに出会うと
感想が出ないものですね。
言葉が出なかったです。(笑)
すみれにシバかれた大神は、
砂浜に埋められた挙句
アイリスとレニの手によって
巨大お子様ランチに仕立て上げられるのでした。
▲「お子様ランチみたーい!」と旗を立てられるハメに……
まぁ、さっきのラッキースケベを考えれば
お子様ランチにされてもお釣りが来るぐらいですよね。
旅館に帰った後、
アイリスに「楽しかったよね?」と問われたレニが
「ああ……まあね」と、肯定していたのも嬉しかったです。
さて、仲間と一緒に手持ち花火を楽しむのも
夏休みの定番ですよね。
さくらの提案で、その日の夜はみんなで花火をすることに。
線香花火を見て、きれいだね、というアイリスに
LIPSで「そうだね」と頷いて、信頼度がアップ。
▲織姫も気に入ってくれたようだ
さらに紅蘭お手製の打ち上げ花火もバッチリ決まりました。
LIPSで「たまや~!」の掛け声をかけてやると、
紅蘭の信頼度もご満悦の上昇です。
▲無事に上がってくれてよかった!笑
花火もたっぷり楽しんで、深夜。
露天風呂にやってきた大神は、レニと鉢合わせました。
ようレニ、なんて気軽に声をかけ、
レニも男の子だからみんなと一緒には入れないよな……
と続けますが、
ふと違和感に気がつきます。
ちょっと丸みを帯びた体のライン。
そこにふっくらと……横顔を見せる何か丸い……
胸が……
「もしかして……レニ…!?」と絶句する大神。
▲レニ「……そうだよ。」
「な……なんだとおぉぉぉぉっ!!」
大神の絶叫と、何かを転がしひっくり返すような
騒々しい音がいくつも鳴り響いて、
大神は露天風呂から大慌てで撤退するのでした。
▲全裸のままどこまで逃げてんだ!
私自身は、薄々そんな気はしていた……というか、
最初から女の子のつもりでいたので、
あまり驚かなかったですね。
あとで見返してみたら、レニ初登場のときに
さくらの「新隊員が男の子だなんて」というミスリードがあって、
本当ならここで引っかからなきゃいけなかったんでしょうが……。
▲読み飛ばしてしまったのかな……?
翌朝、事実を知った花組の面々も
「レニが女の子だったなんて」と
口々に驚きました。
まさか全員気がついていなかったとは……。
というか、男の子だと思っていたなら、
昨晩の部屋割りのときにみんな
疑問に思わなきゃダメじゃないか!
どうしてレニがよくって大神がダメだったんだ!
大神だって一緒に寝たってよかったじゃないか~!
すみれに「隊長は気がついていませんでしたの?」と問われて
「うすうす気づいていた」と回答。
直接女だろうと聞くのも失礼だと思ってたから、
と大神が続けると、
隊長にふさわしい節度ある行動だ、と言って
すみれくんが褒めてくれ、信頼度が上がりました。
今日は改めて、みんなで海に遊びに行きます。
準備のために部屋に戻った大神を、
マリアが追いかけてきました。
夏休みも残り2日、帝劇へ連絡を入れたほうがいいと言うのです。
LIPSが発生し、素直に「ああ、そうだな」と返事をして、
マリアの信頼度がアップします。
しかし、肝心のキネマトロンが、
置いてあったはずの机の上にありません。
2人で部屋中を探してみますが、やはり見当たらない……。
キネマトロンがないと帝劇と連絡が取れない、と
表情を曇らせる2人ですが、
私は「せ、セキュリティ事故だぁ~!」と心臓が痛い。
帝劇に連絡が取れないのもまずいですが、
例えばそいつを拾った人なんかがいたら、
帝劇と連絡し放題になっちゃったりするんでしょうか。
帝劇はともかく、帝撃と繋がっちゃったらまずいですよね……。
LIPSが発生し、「みんなに知らせに行こう」といいますが、
マリアに引き止められます。
みんなは海に行くのを楽しみにしているし、
むやみに話しても不安がらせるだけだから、と。
うーん、失くしたものがものなので
全面的な賛同はしかねますが、
失くしたのは大神だし、
マリアのみんなに余計な心配をかけまいとする優しさは
すごくよく分かります。
マリアは年長者だからか、元隊長という立場からか、
仲間の思い方が大神に近い目線ですよね。
仲間全体を俯瞰して、
枠の外から見守っているようなところが 大人なようで、
みんなに入れ込みすぎて心配をかけまいとしすぎるところは
まだ成長途中の一隊員なんだなという感じがします。
大神もマリアの言葉に同意して、
旅館の中を2人で探すことになりました。
その4に続きます。