【2】第六話その1 戦う理由
4月中は、今のようなペースで
ほぼ日更新ができそうです。
物語もどんどん盛り上がっていくことでしょうし、
勢いに乗って進めていきたいと思います。
さて、第六話からディスク2になりました。
OPの檄帝も2番が収録されていて
テンションが上がる!
入れ替えを促す画面も、1と違って興味深かったですね。
▲「謹警」?「警謹」?
第六話は、戦闘終了後の作戦室から始まります。
戦闘の反省会を終えた面々は、
近日の黒鬼会の活動が活発になっていることを気にしつつ、
秋公演「青い鳥」の稽古のため
三々五々散っていきます。
どうやら夏休みの辺りから、
アイリスはすっかりレニに懐いてしまったようですね。
▲お兄ちゃんはちょっと寂しいぞ
ただ、レニの返事はどこか散漫としています。
かえでさんも、
レニの戦闘中の動きが鈍くなっているのでは、
と気にかけている様子です。
戦闘服から平服に着替えた大神は、
部隊にみんなの稽古の様子を見に行くことにしました。
今回の主演は、チルチル役のレニとミチル役のアイリスです。
舞台上では、2人が立ち稽古の真っ最中でした。
ここでもやはり精彩を欠いているレニは、
台詞を途切れさせてしまう。
▲こんなレニを見たのは初めてだ
舞台袖でそれを見ている面々と大神。
LIPSが発生したので、
舞台袖の「さくらたちと話をする」を選択すると、
みんなもまさかレニがと首をかしげています。
舞台上では、先ほどと同じ場面の稽古が行われていますが、
レニはやはり同じ台詞で詰まってしまいました。
今までになく、動揺したような、困惑するような、
弱りきったような声のレニ。
アイリスも心配して声をかけますが、
1人にしてくれと言ったレニは、
舞台袖の面々の声にも応えず、
稽古の場から去ってしまいました。
▲レニは憑依型の役者なんだな
レニの様子を見に行くべく、
ここからは自由行動です。
楽屋前廊下→野々村つぼみなる少女に出会った。
椿ちゃんの代理の売り子が彼女らしい。
LIPSが発生したので、「こちらこそ、スマイルです!」と
彼女の決め台詞らしきもので返しておいた。
▲君の台詞を真似たんだけどな……w
帝国華撃団には、米田の設立した
乙女学園なる養成所があるらしい。
彼女はそこから推薦されてきたそうだ。
大神の台詞じゃあないが、
米田のおっちゃんも色々手広く面倒を見ているんだなあ。
支配人室前廊下→薔薇組に呼び止められた。
地下に彼女たちの部屋ができたそうなので、
後ほど寄ることにします。
今夜は嵐らしく、カンナが屋根裏部屋へ屋根の修理に向かい、
17:30にマリアが買い出しに出かけるという情報も得た。
売店→すみれのブロマイドを購入。
つばきちゃんが、大恐竜島を5回も見に来ていたと聞き、
マニアだなあ……と頷きました。
実際、いい舞台は何回見ても面白いですもんね。
しかし、つぼみちゃんには申し訳ないが
椿ちゃんのいない売店はやっぱり少し寂しいな。
中庭→フントがいた。大神が少しかまってやった。
薔薇組の部屋→倉庫の奥に部屋が増えていた。
▲凄まじく“くどい”内装だ……
琴音さんに「薔薇のトゲはなぜあるか」を問われ、
LIPSで「身を守るため」と答えます。
琴音はその通りと頷いて、
しかし薔薇組が守るのは自分自身ではない……
と謎掛けのような台詞を吐きます。
ここで何を守っているっていうんだろう。
夏休みの間に担ってくれた通り、帝劇そのもの……とか?
作戦室→散歩をしていたサキくん。
前回でサキ=水狐の疑いを強めたので、
何をしていても怪しく見えます。
次にこの部屋を使うのは今夜かもしれないと
サキは意味深につぶやきました。
玄関→17:30に行くと、買い出しに出かけるマリアがいた。
LIPSで一緒についていこうかと提案し信頼度がアップ。
2人で買い出しに行くことになりますが、
帰り際に雨が降り始めてしまいました。
やった、マリアと相合傘だ!!と思ったら
これがまた難しいミニゲームでした……。
割とひどい結果だったのですが、
クリアすればOKだったらしく、信頼度が上がってほっと一息。
▲久しぶりにクリアできたミニゲームだったな
サロン→ティータイム中のすみれ。
大神にミルクティーを淹れてくれるすみれくん。
ミルクを先に注ぐ理由を尋ねられ、
「紅茶の風味が濁るから?」とそれっぽい選択をしてみましたが、
単に自分のクセだと笑われました。
舞台袖、浴場、屋根裏部屋、遊戯室、書庫はスカでした。
遊戯室を訪れたとき、「ちょっと来るのが遅かったかな?」
という大神のつぶやきがあったので、
やっぱり何か時間も関係あるんだろうな、
難しいな~とすごすご退散しました。
最後にレニの部屋へ。
レニの部屋へ来たのは第三話以来だが、
改めて見ると、レニの部屋は薄暗く、
とても荒れているように見える。
▲まぁ私の部屋も似たようなものだが
レニは大神に向かって、
自分がどうして戦っているのか
わからなくなってしまった、と言います。
これがちょっと意外でした。
今までのレニには、「戦う理由」なんてなくても
戦い続けそうな雰囲気があったからです。
わざわざ理由づけなくても、
「そういうものだから、そういう命令だから」と、
機械的に全てをこなしてしまいそうな雰囲気が……。
▲大神はなんのために戦っているのかと問うレニ
タイミングLIPSが発生したので、
「青い鳥を探しているからさ」を選んでみると、
大神はやけに高くキザなテンションで言い放ちます。
「さあ、俺と一緒に青い鳥を探しに行こう!」
聞いてるこっちが恥ずかしくなったぞ隊長!w
でも、大神なりにレニを元気づけようとしたんですよね。
完ッ全にから回ってるけど。
その回答のせいかなんなのか、
レニは声を荒げて、大神を部屋から追い出してしまいます。
「出てって!」なんて強い言葉を、
今までにレニが使っただろうか。
強い怒りの感情を現したレニは、
大神を追い出した途端消沈するのでした。
自室に帰り、一人になった大神の元を訪れたのは
同期の桜・加山でした。
▲まったく何がしたいんだお前は???
1までなら、ここで扉を叩くのは
女の子たちだったのになぁ~!
ちょっとガックリ来ましたが、
加山はテンション高くやって来たと思ったら、
途端に真面目な顔になって、
「迷うな、大神」と真剣に助言をくれるのです。
米田長官のように叱り飛ばすでもなく、
あやめさんのように諭すでもない、
このポジションでの助言は、ちょっと新鮮ですね。
大神も、レニに必要なのは言葉ではなく
自分の気持ちだったんだ……と気付かされます。
思わず聞き入りましたが、
次の瞬間には3枚目な加山に戻り、
アディオ~ス!とまた窓の外へ消えてしまうのでした。
……帝劇の警備ガバガバじゃないか?
と、間髪を入れず扉をノックする音がします。
入れ替わりにやって来たのはアイリスでした。
ヤッター!
アイリスは、レニに渡す花飾りを
大神に見せてくれました。
レニに元気がないからと、アイリスなりに考えてくれたんですね。
こういうのが、レニに必要な「気持ち」だったんだろうなあ……。
一緒に来てくれというアイリスに
「よし行こう」とLIPSで返して、信頼度がアップ。
2人でレニの部屋へ向かいます。
廊下で、レニが花冠を受け取ってくれるかと
アイリスはためらいますが、大神に背中を押されて
レニの部屋の扉を叩きます。
硬い声で、それに応じたレニでしたが……
▲アイリスはためらいなくレニを友だちと呼ぶ
友だち、という言葉に心を動かされたようすのレニ。
大神も、アイリスの言葉を裏付けるように、
花組がいつもレニを見守っていると伝えます。
先ほどの言葉とは違い、
今度はちゃんと、レニに届いたようだ。
▲微笑みながら、花冠を受け取ってくれた
これでレニも一安心かな、と思いきや、
廊下には黒い影が差すのでした……。
この自由行動で、大神性格ゲージが
一気に軟派になりました。
ずっと硬派一辺倒で来ていたので、
これがどういう影響を及ぼすのか楽しみです。
その2に続きます。