【2】第七話その2 すれ違う父娘
今回のプレイ、
冒頭部分スクリーンショットを撮り逃がしました。
カリーノさんはとっても美人さんでした……。
織姫はお母さん似なんですね。
第七話その2です。
大神は、織姫の父を名乗る男・緒方を
帝劇の食堂に招き入れました。
自分も織姫の力になりたい……
そう訴えると、緒方が昔話を始めます。
織姫も、2階の吹き抜け越しに、
緒方の話を聞いていました。
緒方さんが、織姫の母となる女性
カリーノ・ソレッタに出会ったのは、
緒方さんがイタリアで画家を目指していた頃。
愛し合い子どもを授かった2人ですが、
家の反対により結婚できず、
緒方さんは日本へ帰ってきてしまったそうな。
帝劇のビラで織姫が日本にいることを知っても、
10年以上も放っておいた手前
会いに来ることができなかった緒方さん。
それでも、織姫の幸せをいつも願っていたと言います。
しかし、それを聞いて怒ったのは織姫です。
いつも飄々としている彼女が、
感情を昂ぶらせて、緒方さんを
「ママとわたしを捨てた最低な男」と批判します。
▲痛烈な言葉を浴びせる織姫
織姫の日本の男嫌いは、
父親に対する不信感の表れだったわけですね。
うーん、今のところの印象だと、
悲恋だったのねと同情するよりかは、
「そりゃ男としてダメだろう」
という感想が先に来るのが正直なところです。
海外の婚前交渉に対するイメージが分からないので
突っ込んでは言えませんが……。
引き下がらざるを得なかった理由が他にもあるのかな。
緒方さんも、それを否定しませんでした。
大神に向かって、織姫を頼むと言い置いて、
帝劇を後にするのでした。
場面は変わって不穏な空気。
陰った横顔に話しかけているのは……
いつぞや大神に絡んできた陸軍将校に見えます。
閣下、と呼ぶ男に、天竺と呼ばれていました。
▲閣下、と話しかける横顔にも見覚えがある
これって陸軍大臣じゃないのか?
男は天竺に向かって、
大帝国劇場をおさえ、
逆賊・米田の動きを封じよと命令します。
突然米田のおっちゃんが逆賊呼ばわりされているので
ポカンとなってしまいます。
さらには、さくらくんを捕らえ、
抵抗する場合は殺しても構わない等と言っており、
不穏どころの話じゃない……。
「新生日本、太正維新の夜明けが訪れる」と
男は言いますが、それと帝劇に何の関わりがあるっていうんだ。
まるで帝劇、いや帝撃か、が
悪の組織みたいな言い方をされている……。
あからさまに落ち着かない場面です。
場面が帝劇に戻ると夜になっています。
見回りに出ようとする大神の部屋を、
またしても加山が訪れていました。
ギター片手に、
暗に織姫と緒方さんのことを忠告してくれる加山。
それだけの用件のために来ているのかお前は……マメだなあ。
今回の見回りは21:30-22:00までと少し短め。
この間に、織姫の部屋に立ち寄らねばならないようです。
食堂前→夜食を取っていたカンナ。
織姫が夕食に降りてこなかったのに言及し、
飯を食わないのはよくないという。
LIPSで同意すると、信頼度が上がりました。
明日も部屋から出てこないなら何か持っていってやろう、
とカンナ。面倒見がいいなあ。
支配人室前廊下→どこかへ向かうすみれ
舞台の方へ向かったようだ。
舞台→そのまま舞台へ行くと、舞台袖でイベント。
舞台から音楽が流れています。
案の定、そこにいたのはすみれでした。
虫がいたから追い払っていたのだと言うすみれに、
LIPSは「なるほど」と選択。
立ち去ろうとすると、すみれは大神を引き止めて、
正直に「踊りの稽古をしていた」と明かしてくれた。
▲本当に信頼してくれるようになったんだなあ……
信頼度が上がったすみれくんとミニゲームだ!
踊るすみれくんに合わせて照明を操り、
彼女を照らすというミニゲームだったのですが、
案外難しくクリアできませんでした……。
しかし、クリアできずとも、すみれは
初めてだから仕方ないと言って微笑んでくれました。
一層クリアしたかったなあ!
▲て、てっきり怒られるかと思っていたのに…!?
中庭→星を見ているアイリスとレニ。
北斗七星の柄杓の柄を伸ばした先にある星を問われ、
タイミングLIPSが発生。
「北斗七星だね」と正答しておきます。
「幸せのお星様かな?」なんてかわいい選択肢が
後半出てきていたので、それも気になったのですが。
仮にも船乗りだもんな、隊長!
アイリスとレニの信頼度が上がります。
そういえば、レニの信頼度の上昇音が鳴るようになっている!
仲がいいんだね!と無邪気に笑うアイリス。
大神は織姫と緒方さんのことを思い浮かべるのでした。
サロン、テラスはスカ。
最後に織姫の部屋へ向かおうとして、
隊員たちの部屋の前の廊下でさくらくんと紅蘭に遭遇。
さきほどの陸軍将校たちの会話を聞いた後だから、
さくらくんの顔を見るとドキッとしますね……。
さくらくんと紅蘭も、
織姫が心配で既に声をかけてきたようです。
しかし、部屋の中へ入れてはくれなかった様子。
LIPSで「俺が話をしてみるよ」と請け負うと、
さくらくんの信頼度が上がりました。
さて気を取り直し、いよいよ織姫の部屋の前です。
ノックをして話をしようと持ちかけますが、
やはり取り付く島もありません。
ここでダブルLIPSが発生。
選択肢を忘れてしまったのですが、
少尉さんには関係ない!と言われて関係ある!と言い返し、
何か言われて、卑怯だぞ!と選択した記憶があります。
あとのLIPSは、ひたすら
「諦めて立ち去る」一択なので、
タイムオーバーを3回ほど繰り返したでしょうか。
ついに根負けした織姫が、部屋の扉を開けてくれました。
▲織姫の部屋に入ったのもそういえば初めてか?
織姫には、母・カリーノのこと、
父・緒方のことをそれぞれ聞くことができます。
カリーノさんは、緒方さんと一緒になれなかったことを
ずっと悲しんでいたそうです。
それを見ていた織姫は、
「一時の気まぐれのせいで」と
緒方のことを憎んでいるのでした。
大神が仲直りできないのかと促してみても、
織姫はできるわけがないの一点張り。
10年来ずっとそんな風に生きてきたら、
そう簡単に許せるわけがないよなあ……。
しかし、ここまでずっと怒りっぱなしの織姫ですが、
悲しんでいたのはお母さんだけだったのか?
織姫自身も悲しかったんじゃないのか?
とも考えてしまいますね。
▲織姫の気持ちはどうだったんだろう
織姫に部屋を追い出された大神は、
自室に戻って改めて、
織姫親子を仲直りさせなければと決意します。
2人を仲直りさせるためには、
やはり直接話し合わせるしかない。
そう結論を出した大神は、
「そうだ! 明日、織姫くんを
無理矢理にでも
緒方さんのところへ連れて行こう」
むっ、無理矢理にでもって!
そっそれは思い切りよすぎるしおせっかいすぎないか?!
めちゃくちゃ心配になりますが、
次の瞬間には大神が織姫の腕を引っ張って歩く一枚絵が。
▲有言実行すぎるぜ大神さん
そうしてせっかく設けた場でしたが、
緒方さんと織姫の会話は、
同じ問答の繰り返し、
平行線をたどるばかりでした。
▲頑なな織姫と、踏み込むことができない緒方
しかしその時、突然地響きが鳴り響きます!
次に聞こえるのは、爆音と悲鳴。
その3に続きます。