【2】第七話その3 赤い風とともに!
第七話その3です。
アニメーションが挿入され、描かれたのは
突如起きた爆発に逃げ惑う人々でした。
尋常ならざる事態です。
いち早く反応したのは緒方さんでした。
発射されたミサイルのようなものから、
織姫をかばうべく飛び込みました。
▲呆然となる織姫
地面に落ちたスケッチブックに描かれているのは、
カリーノさんの姿です。
それを呆然と見て、
上に覆いかぶさっている緒方さんに気づく織姫。
その背に触れた自分の手が
血に染まっているのを、目を見開いて見つめました。
「パパ!」
と、そのとき織姫は初めて緒方さんを父と呼びます。
爆発を起こし、祭会場をめちゃくちゃにしたのは、
黒鬼会の火車でした。
▲緒方さんの行動に、織姫が軟化していく
緒方さんの、カリーノさんや織姫を思う気持ちが
織姫に伝わりました。
合流した大神に、織姫は
花組のみんなを呼んでくるようにと言いますが、
火車の手が2人に迫っています。
LIPSで「置いていくわけにはいかない」と首を振り、
織姫の信頼度が上がります。
しかし、今はその気持ちだけで十分と、
織姫は大神を送り出すのでした。
織姫くん、きっと助けに来るからな!
ここからは戦闘フェーズです。
火車は織姫と緒方さんを、
爆弾を仕掛けた小屋に閉じ込めているようです。
▲いちいちやることが悪趣味だなあコイツ!
小屋は、脇侍が一定回数隣接すると
爆発する仕掛けになっているようです。
もし失敗したときのことを思うとゾッとしません。
小屋の中で囚われの身となっている織姫は、
父と分かり合えたことを喜びつつも
脱出不可能な歯がゆさを痛感していました。
▲早く織姫くんを助けなければ!
小屋に隣接すると、大神が爆弾の解体を始めます。
LIPSで「慎重に解体しよう」を選択。
蓋を開けることに成功し、中に
「3」と「9」の文字が刻まれているのを確認します。
これで解体が済むのかと思いきや、
このまま調査を続行しようと大神。
いやああ、こういう選択を迫られる系ダメなんだよ!
緊張で震えましたが、次のターン、
大神は中の配線を切断していきます。
さきほど蓋に書いてあった数字の通りに
LIPSを選択していけばよいようです。ホッとしました……。
こういうときばかりは、
プレイ日記用のメモがありがたいですね!
無事爆弾の制御装置の解除が終わり、
最後に小屋の「壁を破壊する」というLIPSが発生。
「えっほんとに壊していいのかよ!!?」
とビビった私はタイムオーバーにしてみるも、
大神さんが「迷っている時間はない!でぇりゃあー!!」
と私の迷いを一刀両断、勢い良く壁を粉砕。
LIPSの意味!!!!
今回の隊長、全体的に大味すぎないか?!
小屋の中では、緒方さんが織姫に
仲間を信じろと諭しているところでした。
ひどいことばかり言っていたし、と織姫が言うのに、
私は思わず自覚していたんだな……とぼやきましたが、
素直になれなかった織姫くんの不器用さも
それはそれでかわいいじゃないか。
▲すっかりデレたようだしね
小屋の壁を破壊して現れた隊長は、
織姫の手を取ります。
LIPSが発生したので、
「日本のオトコもやるだろう?」と茶化してみると、
ちょっと遅刻気味だと笑われてしまいました。
でも、それも今までのような
バカにした風ではなく、いたずらっぽい可愛らしい笑顔です。
▲ようやく織姫も、隊長のことを認めてくれたんだな!
大切なもののために戦う、と言ってくれた織姫。
1話の登場から考えたら、
長いツンだったなあ~……!
織姫はデレてからがかわいいんだ!と
知り合いから力説されていたので(笑)
これからでもそのかわいさを堪能できるでしょうか。
さぁ、ここからは
織姫を戦列に加えての火車戦です。
地中海の赤い風!という高らかな名乗りが頼もしい!
織姫機と隣接すると、
少尉さんに言わなきゃいけないことがありまーす!!
と語気の強い会話が発生します。
な、なんだい、と思わず身構える大神。
しかし、次の織姫の台詞は、
「今までゴメンなさーい!!」という
勢いのいい謝罪の言葉でした。
▲素直でストレートな謝罪だ
織姫はちょっと不器用で、
自分に正直すぎるだけなんだなあ、きっと……。
私も織姫への認識が改まりました。
LIPSで「全然気にしてないよ」と言うと、
織姫の信頼度が上がります。
大神も思わず、調子がいいなあと笑っていますが、
嫌な笑いではありません。
織姫は重ねて、
これからはひどいことを言わないようにする、
と大神に約束しました。
しかしここでオトナなのが大神で、
織姫はそのままでいい、なんて言うのです。
自分に気を遣って、
織姫のよさがなくなってしまっては困るから……、
なんて言う辺り、本当に感心してしまいました。
いやあ、なかなか言えない、私には。
▲大神、できた男だなあ……
楽しみにしていた合体技は
すみれとイチニを争う暴走度で最高でした(笑)
とても今まで、「これだから日本のオトコは」なんて
罵っていた子とは思えないくらいです(笑)
織「愛、それは美しく舞う花びらのように……」
大「夢、それは優しく響く歌声のように……」
パートナーのテンションに引きずられて
耽美~な声を出す大神隊長の声が
こそばゆくて仕方なかったwww
▲いや、隊長は真剣なんだよな、うんwww
織姫らしい情熱的な合体技でした。
今更ですが、これが攻撃になっているってのは
どういう理屈なんだろうな……
リア充の雰囲気で相手を殺すみたいなことかな……。
急に敵が不憫になってくるなあ……(笑)
撃破した火車は、
最後には自らの仕掛けた炎によって
魔操機兵ごと焼かれていきました。
狂気的な、凄絶な最期でした……。
織姫は改めて、
仲間や、協力することの大切さを知り、
仲間たちと打ち解けることが出来ました。
ずっと織姫のことを気にかけていたさくらくんは嬉しそうだし、
すみれくんは
「ずいぶんかわいらしくなってしまいましたわね」
なんて茶化しています。
あなたも初対面の印象からしたらかわいいにもほどがあるよw
マリアもようやく花組がまとまったと
胸を撫で下ろしました。
▲勝利のポーズは織姫くんで「決め!」
もちろん、緒方さんともすっかり仲直りした織姫。
パパのお見舞いにもせっせと通っているようです。
大神が
「この間まで日本のオトコは
イカとかタコとか言っていたのに……」
と茶化すのにも、織姫は頬を赤くしてちょっと怒るくらい。
これっくらいかわいいもんです!!
いやニヤけてしまいますな。
緒方さんもベッドの上ながら笑顔で、
第七話のプレイ中、ずっと胃を痛めていた私は
ようやく解放されたような気分になりました……(笑)
改めて、大神に「織姫を頼む」と頭を下げた緒方さん。
エッもうご両親公認?! と色めき立ちましたが、
ただし結婚するなら……と、
パパは釘を刺すことも忘れないのでした。
はぁ……と妙に間抜けな返答の大神。
しかし、織姫はゴキゲンです。
▲あっ、ちょっと待って、かわっ………
織姫の軽やかな笑い声に笑顔になりつつ、
第八話に続きます。