サクラ大戦プレイ日記

DC初心者が20周年を迎えたサクラ大戦をプレイ

【2】第九話その3 奇跡の鐘が鳴る夜に

 

第九話その3です。

 

主演を抜擢した大神は、そのまま、

舞台の演出まで担当することになったようです。

この上さらにそんな大役を……?!

さっそく舞台で、

さくらくんに「セットの雰囲気をどうするか」と尋ねられ、

選択肢が出現。

「荘厳な感じでいこう」と指示します。

聖夜の清らかな舞台ですからね。

 

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▲その勢いのよさは逆に不安になるよ(笑)

 

次に織姫に聞かれたのは全体の演出です。

この演目を、どういう雰囲気で作っていくか、

という意味でしょうかね。

活劇風というのもすごく気になりましたが(笑)、

1周目ですし、無難に

「感動的にしよう」を選んでおきます。

 

アイリスには、

天使役のみんなの演技をどうするか相談され、

なるべく「ひかえめな演技」をしてもらうことにしました。

とことんトップスタァ推しな演出ですね。

つまんないけど大神がそう言うならそうする、

的なことを言われたのにちょっとグサッと来ました(笑)

ごめんなアイリス(笑)

 

最後に演出するのはすみれの演技です。

この選択肢は、

「清らか」にするか「優雅」にするかで迷いましたが、

「優雅」にいくことにしました。

すみれはお任せくださいと胸を叩かんばかりです。

 

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▲頼もしいなあw

 

ここで改めてすみれから、

今までの大神の働きに

感謝の言葉が贈られました。

すみれこそ、花組の危機に

何度も奔走した立役者だと思うのですが、

その彼女から、

「少尉のためにもすばらしい舞台にしてみせる」

なんて熱心に言われると、

恥ずかしいやらときめくやら、ジンと来るものもあったりして

心中穏やかじゃなかったです……(笑)

 

本番まで2週間。

花組の面々が稽古に舞台のセットにと奔走する姿が

大神のナレーションによって語られます。

 

そして、ついに本番を迎えた

12月24日の夜、大帝国劇場を

満員の観客が埋め尽くしました。

 

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▲客席を感動の渦に巻き込んで、舞台が完成する

 

すみれくんの女神姿、

たおやかで素敵でしたなぁ……。

 

舞台袖で彼女らを見守った大神も、

この舞台の成功を確信し、

穏やかな微笑みを浮かべていました。

 

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▲名ポエマーナレーターだったぜ、隊長!

 

 

大盛況のうちに公演を終えた花組は、

米田支配人やかえでさんも加え、

 

舞台の成功、

レニの誕生日、

そしてクリスマスを祝っての打ち上げです。

 

みんなに誕生日を祝われたときの、

レニの喜色の滲んだ声が印象的でした。

超かわいい。

 

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▲すみれくんはお酒飲めるようになったのかい?

 

 

 

さて、場面は変わって廊下にて。

打ち上げ会場を抜け出した大神は、

まだ舞台の興奮が抜け切っていない様子です。

そんな大神のもとへ、

やってきたのはすみれくん、

そして米田支配人でした。

こんなに舞台に立ててよかったと思えたことはない、

と、トップスタァから最上級のお褒めの言葉を貰って

い~い雰囲気だったところで

米田の登場だったので、

「おいおいおっちゃん~!」と思ったのですが、

それも束の間のことでした。

米田はクリスマスのデートかと笑って、

2人を送り出しました。

 

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▲ぐ、ぐぅ粋

 

 

聖夜の帝都には雪が降っています。

ろ、ロマンチックすぎる~!お約束すぎる~!

 

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▲ド定番、嫌いじゃない。

 

雪がわたくしたちを祝福しているみたい、

なんて照れくさい台詞を

どストレートに言えちゃうすみれくんですが、

この雰囲気なら何でも言えてしまうな。

 

思えば色々なことがあったと

1年を振り返ったすみれ。

結婚させられそうになったこと、

二度と舞台には立てないと思ったこと。

あの結婚未遂が、

すみれの心にどれだけ負担だったかが伺えます。

(すみれくんは自由を愛し、

 自分の意志で立ち行動することに重きを置き、

 それを信念として生きているんだろうな、

 という印象を受けました。

 1で帝撃の資金援助を得るべく奔走していたことは

 表立って言わなかったのに対し、

 これだけ言及してくるあの結婚未遂事件。

 資金援助は、自分や仲間たちが

 今後も帝撃・花組として生きていくために、

 という側面が強かったのに対し、

 結婚は、してしまったら、帝撃は続いていっても

 自分は花組ではいられないものなあ……等。

 帝撃のためなら結婚してもいい、とは

 確かに考えていたのかもしれませんが、

 そこに前向きさはなかったでしょう)

 

そんな苦難もありましたが、現実には

クリスマス公演で主演を務め、

大神と2人きりの聖夜を過ごしています。

思えば不思議なものだ、というすみれに、

LIPSで「確かに不思議だ」と返しました。

 

その不思議な縁を、

神様のイタズラかしら、と表したすみれは、

その後足を向けた教会で

神様に感謝したいと言いました。

 

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▲腕を組み、寄り添う2人

 

「すみれくん……」

「少尉……」

情感と三点リーダもたっぷりに、

その後、画面は教会の外観に戻り

上空へパンしていきます。

なんだこの意味深なパン。なんだこの悔しい気持ち。

 

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▲聖夜の教会に鐘の音が鳴り響くのであった……

 

 

ちょっぴり複雑な?w

しかし幸せな気分に浸って、第九話は終了です。

戦闘のない回って初めてだったんじゃあ?!

次回予告は一転して波乱の予感です。

気を引き締めて、第十話に続きます。