【2】第十話その3 開放された繭
天武に乗り込んで、
王子に到着した2人を出迎えたのは
まったく静寂な戦場でした。
そこに仲間たちの姿はなく、
通信で呼びかけても応答がありません。
代わりに現れたのは、
赤坂で倒したはずの黒鬼会の3人です。
▲驚愕する大神に、不敵に笑う黒鬼会
先に向かった花組の面々は、
彼らの前に倒れ、
氷のような、水晶のような十字架の中に
天武ごと閉じ込められていました。
八鬼門封魔陣の封印を開放せんとする鬼王に、
LIPSで「何をたくらんでいるのか」と詰問。
鬼王が答えたところによると、
彼らは、帝都に封印されている
呪われし力とかいうものを
開放しようとしているのでした。
鬼王の召喚した降魔に囲まれた状態で、
戦闘開始です。
目標は敵の全機殲滅、
結界に囚われている花組に隣接すれば、
操作できる味方ユニットが増える仕組みです。
▲大神の顔グラがまた違った
(上:半々の現在のグラ
中:軟派に傾いていたとき
下:硬派に傾いていたとき)
さてこの降魔と思っていた敵ですが、
噂の降魔兵器だったようです。
前回、降魔兵器を誰が用意したのか
という話にちらっと触れましたが、
こういったきな臭い辺りについては、 全て京極が手配していたことだったのかなあ、 京極はいつから陸軍大臣だったんでしょうなあ。
【2】第十話その2 愛情の形 - サクラ大戦プレイ日記
その答えも鬼王がくれました。
▲京極は何年もかけて念入りに準備していたんだな
戦闘については、
最初にアイリスを解放して
テレポートによって味方をどんどん解放していき、
すみれくんと大神、以下解放した面々で
敵を倒していくような作戦で戦ってみました。
味方を結界から解放したときの台詞が、
解放する側のキャラと
解放される側のキャラの組み合わせごとに
それぞれ用意されているのが、
細かいしすごい仕事だなあと思いました。
▲例えばレニとアイリス
すみれくんとの合体技を使うのは
この戦闘で二度目ですが、
何度見ても飽きない暴走っぷりでした(笑)
▲合体技で敵を倒したときの台詞
降魔兵器を殲滅して
鬼王を追い詰めますが、
その時、京極が現れました。
八鬼門封魔陣を解放しようとする京極に、
そんなことはさせないとLIPSで意気込みましたが、
京極はそんな大神を一蹴します。
京極の前に立ちふさがる鬼王。
その刀の構えを見て、
さくらが驚愕の声を上げます。
さくらが鬼王にだぶらせて見た姿は、
さくらの父・真宮寺一馬だったのです!
▲「でも、あの構えは……」
鬼王の構えを見て、疑惑を確信に変える
鬼王は答えませんでしたが、
沈黙がそれを真実だと告げています。
う、ウワー………。
パパは死んでなかったってこと?
それとも死んでたところを叩き起こされて
京極に使われてるってこと?
衝撃を受け止める間もなく、
京極が八鬼門封魔陣を開放してしまいました。
紫色の閃光が大地を駆け、
空へ向かって迸ります。
そうして現れたのが武蔵です。
それは、巨大な飛空艇のような物体でした。
▲で、デカすぎ!
ミカサとどちらが大きいんだろう?
帝都の空を覆い尽くさんばかりの大きさで、
まがまがしく、
先端には顔のようなものがついています。
京極はこれを、
「帝都を真の姿に還す大いなる繭」
と呼びました。
▲トランスフォームの末 人型になって大暴れしたりしないよな?
しかしここまで来てなんですが、
京極の言う「真の帝都の姿」が
よく分かっていない私です。
人間が抹殺されていなくなった帝都とか、
降魔がうようよしている帝都とか、
そんな感じでしょうか?
何か見逃したかなー……
なんだかモヤッとしてしまいましたが、
ともかく、この復活した武蔵を、
倒すんだかなんだかしなければなりません。
しかし、このデカいものをどうやって……?
乗り込んでいって
ちょっとぶっ飛ばすとかいう規模じゃないぞ。
2は1より話数がある様子。
全何話になるのかな?
第十一話に続きます。