【2】第十一話その1 漢の背中!
第十一話から、ディスク3に入れ替えです。
OPを聴き直し、
気持ちも新たにプレイ再開です!
前回、八鬼門封魔陣を開放し
武蔵を呼び起こした京極。
同時に、帝都には降魔が溢れ、
街は瞬く間に蹂躙されてしまいました。
翔鯨丸にて、
米田長官、かえでさんと合流した花組は、
改めて、
自害した京極が影武者だったこと、
黒鬼会の面々が生きていたこと、
鬼王がさくらの父・一馬であったことに
言葉を失っています。
現状整理のための選択肢が現れ、
八鬼門封魔陣について、
京極の召喚した武蔵について、
街に発生した降魔について、
米田から話を聞く事ができます。
ざっくり整理して、
八鬼門封魔陣:帝都の都市エネルギーを解放する術と思われる
武蔵:現状正体不明、悪念の塊であることだけは感じ取ることができる
降魔:人造の降魔=降魔兵器であり、恐れや疲れを知らず、いくらでも量産される
という感じでしょうか。
余談として、京極は
古の強力な陰陽師の子孫であることが
判明しました。
つまり、京極も人間で男でありながら、
強い霊力を持っていると言ってもいいんでしょうか。
あれだけ強大なものを呼び寄せる力を
もしよい方向に使っていたなら、
大神のよき先輩になったりしたのかもしれないな、
なんて仮想の未来を思いました。
敵の邪悪さを不安がるアイリスに、
LIPSで「何か手はあるはずだ」と選択。
米田がそれにかぶせるように、
切り札は最後までとっておくものだと
不敵に笑います。
米田の言う秘密兵器とは、
先の大戦で大和に頭から突っ込み、
大破したはずの空中戦艦・ミカサでした!
壊れたのではなかったのかと
すみれが目を丸くしますが、
個人的には、
ミカサが壊れていなかったことより
公園になっていたことのほうが衝撃でした……。
▲静岡県にある広野海岸公園を連想した……
(ドデカイ帆船を模したアスレチックの遊具が、
沈没して真っ二つになったような状態で砂浜に埋まっている
なかなかロマンあふれる公園です。
詳しくはググってみてね)
ミカサの調整が完了次第、
武蔵へ乗り込むことを決めた花組。
解散したのち、
憂い顔のさくらくんに声をかけられました。
「お父さんのことかい」
LIPSでそう声をかけると、
さくらは頷きます。
「お父さんの魂を取り戻そう」
と、LIPSで彼女に言いました。
真宮寺一馬が、山崎と同じように、
反魂の術で利用されているだけかもしれないからです。
しかしさくらは、
鬼王との戦いを避けないと
既に決心していたのでした。
▲ぐぅ正論
父娘の確執が溶けたり、
家族の愛情の形を改めて知った子がいる傍らで、
父と戦うことを決意する子がいるのは
なんともツラいですな。
2では心乱れる場面が多かったような気がする
さくらくんですが、
この場面での揺るぎなさは
逆に切なかったです。
そうして会話を終えた2人が、
地下へ戻ろうとしたとき、
ついに帝劇にも
降魔兵器の群れが押し寄せるのでした。
LIPSで「助けを呼んできてくれ」と言っても、
ひとりでこの大群を食い止めることはできません。
動けない大神に代わり、
この降魔の大群を引き受けたのは
大神を呼ぶ声は、
いつもみたいなふざけた声じゃあありません。
加山は、いつになく鋭く真面目な口調で
大神に先に行くよう諭します。
ここの加山はもう、痺れました!!
俺の幸せはなんだと思う?
から始まった述懐と決意、
軍服の白い背中!
今回は、加山の株が爆上がりした回だったなあ。
そんな栢山へ向けてLIPSが発生しますが、
漢の背中にかける言葉はひとつです。
「任せたぞ!」
▲か、加山、カッケエ~!!
加山の間の抜けた「しンあわせだなぁ~!」という台詞は、
帝都の平和や人々の笑顔が守られてこそ
聞くことができる台詞なんだなあ、と
急にありがたみが増して、
ついでに申し訳なくなりました。
今まで聞き流していてごめんな加山……。
また必ず会おう!
大神は力強く叫んで、
さくらとともに地下へ、ミカサへ向かいます。
その2に続きます。