サクラ大戦プレイ日記

DC初心者が20周年を迎えたサクラ大戦をプレイ

【2】第十一話その1 漢の背中!

 

第十一話から、ディスク3に入れ替えです。

OPを聴き直し、

気持ちも新たにプレイ再開です!

 

 

前回、八鬼門封魔陣を開放し

武蔵を呼び起こした京極。

同時に、帝都には降魔が溢れ、

街は瞬く間に蹂躙されてしまいました。

 

翔鯨丸にて、

米田長官、かえでさんと合流した花組は、

改めて、

自害した京極が影武者だったこと、

黒鬼会の面々が生きていたこと、

鬼王がさくらの父・一馬であったことに

言葉を失っています。

 

現状整理のための選択肢が現れ、

八鬼門封魔陣について、

京極の召喚した武蔵について、

街に発生した降魔について、

米田から話を聞く事ができます。

ざっくり整理して、

八鬼門封魔陣:帝都の都市エネルギーを解放する術と思われる

武蔵:現状正体不明、悪念の塊であることだけは感じ取ることができる

降魔:人造の降魔=降魔兵器であり、恐れや疲れを知らず、いくらでも量産される

という感じでしょうか。

 

余談として、京極は

古の強力な陰陽師の子孫であることが

判明しました。

つまり、京極も人間で男でありながら、

強い霊力を持っていると言ってもいいんでしょうか。

あれだけ強大なものを呼び寄せる力を

もしよい方向に使っていたなら、

大神のよき先輩になったりしたのかもしれないな、

なんて仮想の未来を思いました。

 

敵の邪悪さを不安がるアイリスに、

LIPSで「何か手はあるはずだ」と選択。

米田がそれにかぶせるように、

切り札は最後までとっておくものだと

不敵に笑います。

米田の言う秘密兵器とは、

先の大戦で大和に頭から突っ込み、

大破したはずの空中戦艦・ミカサでした!

 

壊れたのではなかったのかと

すみれが目を丸くしますが、

個人的には、

ミカサが壊れていなかったことより

公園になっていたことのほうが衝撃でした……。

 

 

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静岡県にある広野海岸公園を連想した……

 

(ドデカイ帆船を模したアスレチックの遊具が、

 沈没して真っ二つになったような状態で砂浜に埋まっている

 なかなかロマンあふれる公園です。

 詳しくはググってみてね)

 

 

ミカサの調整が完了次第、

武蔵へ乗り込むことを決めた花組

解散したのち、

憂い顔のさくらくんに声をかけられました。

 

「お父さんのことかい」

LIPSでそう声をかけると、

さくらは頷きます。

 

「お父さんの魂を取り戻そう」

と、LIPSで彼女に言いました。

真宮寺一馬が、山崎と同じように、

反魂の術で利用されているだけかもしれないからです。

 

しかしさくらは、

鬼王との戦いを避けないと

既に決心していたのでした。

 

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▲ぐぅ正論

 

父娘の確執が溶けたり、

家族の愛情の形を改めて知った子がいる傍らで、

父と戦うことを決意する子がいるのは

なんともツラいですな。

2では心乱れる場面が多かったような気がする

さくらくんですが、

この場面での揺るぎなさは

逆に切なかったです。

 

 

そうして会話を終えた2人が、

地下へ戻ろうとしたとき、

ついに帝劇にも

降魔兵器の群れが押し寄せるのでした。

LIPSで「助けを呼んできてくれ」と言っても、

ひとりでこの大群を食い止めることはできません。

 

動けない大神に代わり、

この降魔の大群を引き受けたのは

帝国華撃団月組を率いた、加山でした。

大神を呼ぶ声は、

いつもみたいなふざけた声じゃあありません。

加山は、いつになく鋭く真面目な口調で

大神に先に行くよう諭します。

 

ここの加山はもう、痺れました!!

俺の幸せはなんだと思う?

から始まった述懐と決意、

軍服の白い背中!

今回は、加山の株が爆上がりした回だったなあ。

 

そんな栢山へ向けてLIPSが発生しますが、

漢の背中にかける言葉はひとつです。

「任せたぞ!」 

 

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▲か、加山、カッケエ~!!

 

加山の間の抜けた「あわせだなぁ~!」という台詞は、

帝都の平和や人々の笑顔が守られてこそ

聞くことができる台詞なんだなあ、と

急にありがたみが増して、

ついでに申し訳なくなりました。

今まで聞き流していてごめんな加山……。

 

 また必ず会おう!

大神は力強く叫んで、

さくらとともに地下へ、ミカサへ向かいます。

 

その2に続きます。