【3】第三話その8 微笑みの海賊娘
グリシーヌを襲う鉄の拳。
それを弾き返したのは、
貴族たちを解放して戻ってきた大神でした。
▲これでこそヒーローだ!
グリシーヌ機は、
エリカとコクリコが救出しています。
レオンがグリシーヌをあざ笑って、
下水に飛び込むような下衆な女と
揶揄しますが、ここでLIPSが発生。
「そんなことはない!」
力強く否定した大神は、
グリシーヌが本当の貴族の心を
理解していることを熱く語りました。
グリシーヌの信頼度が大きく上がります。
貴族、貴族でないにこだわり、
自分だけがただ1人の貴族だと豪語するレオンは
これに激昂。
どちらが本物の貴族か証明してやると
色めき立ったレオンに、応えたのはグリシーヌでした。
その腐った性根を叩き直してくれる!
そう見得を切ったグリシーヌ機のかっこいいこと!!
痺れますね!!
▲いざ尋常に……勝負だ!
次の戦闘はシンプルにレオンの撃破が目標です。
グリシーヌが攻撃を仕掛けると、
レオンが吠え、グリシーヌとの間に会話が発生。
貴族なら他人の命令を屈辱と思うはずだと言うのです。
グリシーヌはそんなレオンを鼻で笑いました。
真の貴族は、己自身を偽らず、気高く生きるもの。
他人を見下すことでしか
自分を知ることができないレオンに、
その信念は理解できまいと
グリシーヌは高らかに言い放ちます。
なかなか身につまされる表現でした。
また、戦闘中、グリシーヌと隣接すると
グリシーヌが通信をグリシーヌとだけつなぐよう
申し出てきます。
何事かと思えば、先ほどは助かった、
と礼を言ってくるではありませんか。
タイミングLIPSで「どういたしまして」と笑うと、
グリシーヌが恥ずかしげにします。
▲おお、かわいい……
大神は再度笑って、グリシーヌを鼓舞。
グリシーヌもそれに応えて、
信頼度が上がりました。
ターン開始時、レオンが己を
「王たる私」と表現する場面があったのですが、
そこですかさず言い返す大神に笑いました(笑)
▲荒ぶるレオンに大神が一喝
大神さん、時々言葉のチョイスが容赦ないよね(笑)
味方に対してはどこまでも懐が広いのに、
一度敵と定めると本当に徹底しています……(笑)
最後は大神の一閃で決めて、
蒸気獣マルシュを無事撃破。
最期まで、自分だけが貴族たりうることに
こだわっていた怪人でした。
そのとき、ふとグリシーヌが笑います。
何が可笑しかったのかわかりませんが、
柔らかく微笑み、改めてグリシーヌは
大神を、そして大神の持つ侍の心とやらを
認めてくれたようでした。
▲勝利のポーズはグリシーヌで「決めっ」
今回の話が話だったんで、
コクリコが出している花を
一瞬タワシかと見間違えたことも
余談として添えておきます……(笑)
そういえば、前回のピトン(カルチェラ)戦で
気にしていた、宝石を食べるという行為ですが
どうやらピトン固有だったようですね。
宝石を食べる……というのが ビトン固有の特徴だったのか、 怪人共通の目的なのかが ちょっと気になるところでしたが。
【3】第二話その7 笑顔のマジシャン - サクラ大戦プレイ日記
※ピトンが引用文内でビトンになっている件についてはry
となると怪人たちの目的が一貫していないんですが、
同じ組織に属するものではないんでしょうか?
蒸気獣ってどこから調達してくるんだろう?
敵の全容がなかなかつかめず、
なんだかむずむずしております。
ようやく第三話もエピローグ。
清々しい青空に、
カコン、カコンと高い音が響いています。
第三話冒頭でしていたように、
チームワークを高めるため
一同が揃って公園で遊んでいるのです。
通りかかったグラン・マに、
大神がそう説明すると、
グラン・マが感心して一同を激励します。
それがチームワークを高める活動の一環であったとは
知らなかったコクリコが、大神を褒めますが、
グリシーヌは最初からわかっていたと
さらりと笑います。
えっその割には協力的じゃなかったよね?!
ちょっと動揺しましたが、
それもグリシーヌ流の冗談だったよう。
あっけにとられたのは、
私もグラン・マも同じでした。
▲これからもっと私たちを驚かせてくれることだろう
エリカとコクリコを煽り、
大神を振り返るグリシーヌは
屈託のない笑顔です。
こんなグリシーヌ、嬉しすぎる。
▲明るい笑顔に、こちらも笑顔になる
誘われた大神が乗ると、
グリシーヌはならば勝負だと色めき立ち、
手加減はしないぞと笑うのでした。
グリシーヌと改めて結託し、
これで本当に
「いよいよ巴里華撃団が始動したぞ!」
という気持ちが湧き、
すごく嬉しかったです。
また次回も、ひと波乱ふた波乱ありそうですが……?
第四話に続きます。