【3】第四話その3 新たな仲間……?
巴里花組がサンテ刑務所を訪れた、
その日の内のことでしょうか?
細い月が浮かぶ夜、引き裂かれた絵画の前に立つ
黒いドレスの女がいます。
▲際どいッ!
ここで思い出すのは、
自由行動で訪れたカフェでの一幕です。
最近、巴里の美術館が襲撃に遭い 閉館が相次いでいると教えてくれた。
【3】第四話その1 悪党の影と魅惑の生足 - サクラ大戦プレイ日記
彼女が噂の犯人なのは、疑う余地もありませんね。
女は意気揚々と絵を切り裂くと、
“美しくなった”その絵にサインを施します。
「ナーデル」。
ご丁寧に署名を残すとは……
随分堂々とした犯行でした。
さて、前回グラン・マに
「しばらくここ(刑務所)に厄介になれ」と言われた大神。
どこにいるかと言えば……
ほんとに檻の中にいやがる。
▲それでいいのか大神……
モギリ、メイドときて、まさか次は囚人かよHAHA!
なんて前回の記事で呑気に書いていましたが、
まさかフラグだったとは。
軍人の性か男の性か、それとも
帝劇で女性の尻に敷かれることを覚えてしまったからか。
さ、さすがにもうちょっと抵抗してもええんやで。
ぼやく大神のもとを
巴里花組が面会に訪れてくれるのが
唯一の癒やしです。
▲お、面白がってない? ないよね?
みんながここを訪れたのは、
ロベリアについて調べる内
なにやら面白いことがわかったから、
とのことでした。
牢獄から出た大神は、所長室で話を聞くことになります。
所長室に着くと、早速選択肢が現れます。
ここはLIPSではありません。
所長に話を聞くか、グリシーヌに話を聞くかの二択で、
そりゃあまずはグリシーヌだよね。
彼女がもたらしてくれた情報は、
ロベリアが以前押し入った屋敷の主
レイモン卿の実態でした。
このレイモン卿という男は、
地主としての地位を築く裏で
ギャングと手を組んでいたというのです。
買い上げた土地は、すべて
貧しい人々から安値で手に入れたものでした。
では、ロベリアは義賊ということなのか?
これに異を唱えたのは所長殿です。
▲巴里で起こっている事件の8割はロベリアによるものだ、と所長
それは……なんだ、
ロベリアは影分身の術が使える忍者なのでは?
そんな常識はずれな数字も、
所長をして「ロベリアは悪魔だ」と
言わしめる所以なのかもしれません。
レイモン邸の襲撃だって、
屋敷を爆破する前に
金目のものはきっちり盗っていったらしく……
ん、ん? ちょっと待ってくれ爆破までしてたの?
第4話の冒頭を思い出してみますが、
そう言われてみれば
爆発音のようなものもしていたか……?
全くこれでは善人なのか悪人なのかと
判断に迷う大神ですが、
い、今のところ8割がた悪人だと思う私です……。
唖然としていると、
館内に警報が鳴り響きました。
それは、ロベリアが脱走したという緊急警報でした!
追う警備員たちは発砲を許可されており、
このままではロベリアは、もしかしたら
射殺されてしまうかもしれません。
ここからは自由行動です。
刑務所内のどこかにいるロベリアを探し出し、
警備員たちより先に捕まえなければ!
3号牢獄→誰もいない
廊下(イベントキャッチ)→警備員に追われるエリカ
▲そんな銃火器振り回してたらそりゃ追いかけられるわ!
LIPSが発生し、警備員に事情を説明すると
エリカの信頼度がアップ。
警備員から解放され、
泣きべそをかいていたエリカですが
ロベリア追跡に戻っていきます。
も、もうマシンガン出しちゃだめだよ!
あなたがロベリアを射殺しかねないよ!
2号牢獄→囚人に対し喧嘩腰のグリシーヌ
ロベリアの情報との取引を持ちかけられているようだ。
潔癖な彼女のことなので、
罪人なんぞと取引できるか!というところでしょうか。
囚人は、情報と引き換えに、出所(脱獄?)を要求しています。
LIPSが発生し、ここは「グリシーヌに任せ」てみました。
情報を聞き出してくれ、
大神にそう頼まれたグリシーヌは意気揚々。
囚人に向き直り、3つ数えるうちに答えろと言い放ちます。
1つ……2つ……
▲君ならそうだと思っていたぜ!!
あえて失礼な言い方をいたしますが、
グリシーヌのこの、気品と脳筋を持ち合わせた感じ、
結構好きです。いやかなり好きです。(笑)
脅された囚人は、
「ロベリアは捜さないところに隠れている」
と言いました。
曖昧すぎる情報ですが、
捜さないところ……となると、
例えばここの長のいる所長室とか、
灯台下暗し戦法で特別牢獄とか……かな?
なんとなくあたりをつけつつ、
ひとまずはそのまま他の牢獄を巡ってみます。
4号牢獄→誰もいない
5号牢獄(イベントキャッチ)→囚人の野蛮な声がする
と、そこに混じるコクリコの声……
「いたた……きつくしばりすぎだよ。」
じ、事案だー!!!!?
しかも、よくある勘違いネタかと思いきや
どうもマジで両手両足縛られているらしい。
LIPSが発生し、
「牢獄に突入する」を選択。
慌てて牢屋へ飛び込んだ大神でしたが、
目の前で繰り広げられていたのは、
コクリコの縄抜けマジックでした。
拍子抜けする大神。
▲感心している囚人たち
初登場時から思っていたが、
マジシャンというか猛獣使いと言われたほうが
しっくりきます、コクリコさん。
心配して飛び込んできたんだけど……という大神に、
コクリコの信頼度がアップ。
ついでに、ロベリアが刑務所の奥に行くのを見た
という情報を掴んでくれていました。
奥、ということはやはり特別牢獄か。
1号牢獄(イベントキャッチ)→なにやらお怒りの様子のグリシーヌ
囚人たちを並べて座らせて説教中だった。
う、うーん、何だかよくわからないが、
せっかくやる気を出していらっしゃるので
「性根を叩き直してやってくれ」とLIPSで選択すると、
グリシーヌの信頼度が大アップした。
▲超理論で説教するグリシーヌ
私は気圧されるばかりでよくわからなかったが、
囚人たちには響いたらしい。
グリシーヌをアネさんと呼び、
すっかり改心した様子。
よ、よくわからないが、めでたしめでたしだな!
ここで携帯キネマトロンが鳴った。
コントローラーを確認すると、
▼4号牢獄で時限爆弾を発見!10分以内に急行せよ▼
とある!!
4号牢獄→これもロベリアの仕業なのか?
ひとまず寄り道せず向かってみると、
すでにエリカ、グリシーヌ、コクリコの姿があった。
制限時間は残り10分。
爆弾を解体すべく、ダブルLIPSが始まった!!
1つ目はタイミングLIPS。
慌てて「ふたを開ける」を選択してしまったが、
蓋にネジがついていて
スムーズに開かないというアクシデント。
▲今までで一番焦ったダブルLIPSでした……。
2つ目は、赤い導線か青い導線か、
どちらかを切るという単純なLIPS。
単純すぎてどうしようもねえ!
某名探偵アニメの映画に則って
ここは青を選択。成功!
蘭姉ちゃんありがとう!!
最後はアナログLIPSです。
アナログスティックで、
ダイヤルを回す強さを調整します。
文字より少し上くらいが
正解ラインなんですが、
これがもう、地獄のようなシビアさで
4回ほどやり直すハメに。
手汗が止まらん。
ダイヤルを止めると、爆弾の解除成功です!
エリカ、コクリコ、グリシーヌの信頼度が
大きく上がります。よかったー!!
グリシーヌ様が手放しに褒めてくれるのが
特に嬉しかったです。
こんなことをできるのは1人だけだ、
と一同は頷き合いました。
一刻も早く、グリシーヌを見つけなければ!
特別牢獄→予想外に誰もいない!
マジかよ!と思っていると、
ここでまた携帯キネマトロンに通信が。
▼所長室から救助信号あり。至急向かわれたし▼
うわぁ、やっぱり所長室だったのか?!
所長室→いたのはロベリアではない別の囚人だった!
高速LIPSが発生し、「捕まえる」を選択。
捕まえた犯人から、
ロベリアが特別牢獄に戻ったことを聞き出しました。
結局特別牢獄か、と慌てて取って返す。
特別牢獄→無人の牢獄で、猫カーソル画面になった。
調べられるのは、ベッド、鎖、椅子の3つだけ。
繰り返し調べていると、
とうとうロベリアが現れた!
現れたロベリアは、拘束服姿ではありませんでした。
脱獄なんてやめろと大神が訴えますが、
ほぼ自由を取り戻したも同然のロベリアはどこ吹く風。
▲いい顔していらっしゃる。
そこへやって来たのはグラン・マでした。
驚く大神には目もくれず、
ロベリアとの交渉を始めるグラン・マ。
巴里華撃団にいるうちは自由をやると、
ロベリアに向かって言い放ちました。
大神と同じことを言っているはずなのに、
グラン・マが言うと
立場が全く異なって感じられますね。
対等か、もしくはグラン・マの方が余裕そうに見えます。
しかし、ロベリアだって
そうそう素直になるわけがありません。
もっと別のものを寄越せと要求したロベリアに、
LIPSが発生。
「俺の信頼をやる」と叫びましたが、
ロベリアの信頼度は下がりました。
▲うーん、一筋縄ではいかない。
グラン・マのような強かさが、
私には足りないようです……(笑)
いや、でも……そのトーンで罵られるのも
ちょっとイイ。
役に立たない大神、もとい私に代わって、
グラン・マは
「手柄ひとつにつき10年ずつ懲役を減らす」
と取引を持ちかけました。
話がうますぎると警戒するロベリアに、
堂々の貫禄でやり返すグラン・マ。
かっこよすぎる。
ロベリアは結局、グラン・マの
「自分のために働け」という言葉に
動かされたように見えました。
さて、暗転した画面の後には、一転して
シャノワールのステージ横に
立ち尽くすエリカ、大神、コクリコの姿がありました。
視線の先には、きらきらと輝くまばゆいステージと
セクシーな衣装で踊るロベリアが!
▲抜群のプロポーションである。
ザ・踊り子!って感じですね。
呑気にロベリアを褒めた大神を
コクリコがたしなめており、
グリシーヌも渋い顔をしている様子です。
画面内にいないのは、
ちょっと遠巻きに見ている感じなんでしょうか。
壁に背をつけて腕組みしつつ、
しかめ面をしている様が目に浮かびます(笑)
エリカは相変わらず、
ロベリアが善人であると信じ切っている模様。
ステージが終わって袖へ引っ込んだロベリアに、
真っ先に抱きつきに行くくらいです。
▲ロベリアに声をかける面々
絶賛するエリカに、
はなから受け入れる気のないコクリコ、
やはり受け入れがたくは思っているものの
その技術はしっかりと見極めているグリシーヌ。
三者三様の反応が面白いですね。
ロベリアは大神にも意見を求めます。
LIPSが発生し、
「もう一度俺のために踊ってくれ」と選択。
信頼度が大アップしました。
すけべ心のつもりがウケてしまった。
こういうとき逆に戸惑うんですよね……(笑)
▲色っぽ~い声を出すロベリア。結局からかわれただけだったのだが。
そこへエビヤン警部がやってきますが、
グラン・マがロベリアのことを
新しく入った踊り子だとしゃあしゃあと紹介し、
ロベリアもまた
サフィールという芸名を名乗って
しゃあしゃあと挨拶するので、
警部はころっと騙されてしまいました。
そのままワイン片手に雑談まで始めるので、
コクリコが大神にそっと耳打ちします。
▲あまりの変貌っぷりに驚くコクリコ
しなを作って警部をもてなすロベリアを横目に、
LIPSが発生。
「女は化けると言うし……」と囁き返しました。
エビヤン警部からは、
最近巴里で起こっている事件として
名画切り裂き事件について聞くことができました。
犯人についてLIPSが発生し、
ロベリアではないと思う旨の回答をすると
ロベリアの信頼度が上がります。
▲目の前で自分のことを貶されてもこの態度。肝が太い。
さて、こうしてロベリアが無事
仲間に加わった…?わけですが、
せっかく第三話で培ったチームワークも
築き直さねばいけない予感がします。
波乱の気配をひしひしと感じつつ、
その4へ続きます。