サクラ大戦プレイ日記

DC初心者が20周年を迎えたサクラ大戦をプレイ

【3】第五話その3 開幕!死のオペラ

 

一年前。大西洋で一隻の船が沈没しました。

花火のフィアンセだったフィリップは、

そこで花火を助けるために亡くなったのです。

 

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▲最期まで花火の笑顔を願ったフィリップ

 

回想の中の花火は花嫁衣装で、

フィリップへ向けて泣きながら腕を伸ばしています。

手前に伸ばされているフィリップの服の袖も白く、

恐らくタキシードです。

だとすれば、彼女たちが船に乗っていたのは

もしかして結婚式のためで、

その最中に船が沈んだとか、

まさかそんな悲しいことは……ないよな?

ないと言ってくれ!

 

花火の口から、それについては語られませんでした。

ただ花火は、冷たい海の底でフィリップが待っている、

今でも愛を囁いていると信じてやみません。

LIPSが発生し、「元気づける」を選択しましたが、

「悲しんでなどいない」と、

花火はうっとり微笑みました。

フィリップと一緒なのだから、と。

 

花火の信頼度は上がりましたが、

なんだかすっきりとしない話です。

数年前一世を風靡した某千の風の歌が脳内を駆け巡ります。

しかし、大神の言うように

元気を出せ、過去にとらわれるな!と言うのも

なんだか違うような気がするしなあ。

 

 

ひとまず墓場を後にしようとしたとき、

盛大に腹を鳴らした大神は、

そのまま花火を食事に誘いました。

あまりにもさらりと誘うなぁこの男……。

花火も快諾し、

レストランへ向かいます。

 

ここからは自由行動です。

まずレストランへ向かいましたが、

昼時のため満席とのこと。

1時前頃には空いてくるということだったので、

ぶらぶらと市街を歩いて時間を潰しましょう。

 

花屋→花火はここの常連だそうだ。

墓参りのためなんだろうな。

「地味な花がお好きですよね」という店員の台詞、

もうちょっと言い回しがなんとかならんもんか(笑)

 

テルトル広場→特に何もなし

 

市場→昼時で活気づいている。

人混みは苦手だという花火に合わせて

イベントもなく早々に退散。

 

公園→ロベリアが寝ていた。

真っ昼間から酔っ払っているらしく、

一緒に寝ようなどと盛大に絡んでくる。

普段なら、女の子に抱きつかれようもんなら

すぐさまデレデレする大神ですが

酔っ払いが苦手なのかロベリアが相手だからか?

割と対応がしょっぱいです。

 

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▲女の子を「お前」呼ばわりするのも珍しい

 

これを見た花火は、

昼間から抱き合って……と顔を赤らめて、

おジャマのようなのでと

走り去ってしまいます。

そ、そんなうぶな。海外で暮らしていけませんぞ!

高速LIPSが発生し、

「ロベリアを完全に起こす」を選択すると

やっと覚醒したロベリアの信頼度が上がった。

昨夜酔っ払ってそのまま寝入っていたらしい。

お、女の子が不用心すぎる。

ロベリアを叩き起こした後は

花火を追いかけて、テルトル広場で合流。

ロベリアはただの仕事仲間だからと弁解して、

次の行動へ移る。

信頼度が下がると思ったが、

花火の信頼度に変化はなかった。

 

日本大使館→久しぶりに迫水大使に会いに行ってみた。

夏バテ気味で食欲がないという大使に、

LIPSが発生。夏バテ解消法として

「やはりウナギですよ」とアドバイスすると、

花火と大使の信頼度が上がった。

 

ブルーメール邸→タレブーと会った。

花火を食事に誘ったと知られたら

怒られるかと思いきや、

それはよかったですねという具合に笑顔だ。

これがグリシーヌだったら違ったかな……?

花火はブルーメール家の大事な客人なので

粗相のないようにと釘を刺され、

LIPSで「心配いりませんよ」と返すと

タレブーと花火の信頼度が上がった。

 

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▲今日の大神は花火のナイトだそうだ

 

うーん、悪い気はしない……。

 

市場(イベントキャッチ)→半べそをかいたエリカくんがいた。

 

転んだ拍子に八百屋の店を壊してしまい、

罰としてじゃがいもの皮むきをやらされているそうだ。

み、店を破壊するほどの転び方とは一体。

エリカくんのドジっ子はかわいいんですが、

いつか大怪我をしないかと心配……。

さすがにエリカ1人ではかわいそうだという花火に同意して、

アナログLIPSで皮むきを手伝うことになった。

真ん中くらいのちから加減で皮をむくと、

エリカには、ちょっと皮が厚くてもったいないが

なかなか上手に剥けていると褒めてもらえた。

花火にも褒められて、花火の信頼度が上がった。

結局、剥いたじゃがいもは売り物で

シャノワールが引き取ることに……というオチがついた。

 

ではシャノワールに行けばなにかあるかと

思ったが、結論から言うと特になにもなかった。

 

厨房→シャノワールの厨房を紹介する大神。

前にシャノワールの料理を食べたことがある、と花火。

シャノワールは本当に貴族も御用達なんだなあ。

 

楽屋→続いて楽屋を紹介。

グリシーヌが初めてステージに立つとき

入ったことがあったそうだ。

じゃあ紹介する必要はなかったかな、という大神に、

開店前の楽屋ははじめてみたからおもしろかったと

花火の信頼度が上がった。

花火は何もなくても、ほぼすべてに反応してくれる。

お気遣いありがとう花火くん。

もう少し肩の力を抜いてくれてもいいものだけれど、

他のメンバーが遠慮がなさすぎるのか……?

 

ステージ→ステージの広さに感嘆する花火。

花火は日本舞踊が踊れるんだそうだ。

機会があったら見せて欲しいな、と大神。

 

 

最後に、再度レストランへ向かうと、

ちょうど席が空いたところでした。

料理の注文の際に、LIPSが発生。

今日のおすすめ料理が日本食だそうなので、

「本日のおすすめ料理」を選んでみます。

大神の慣れた様子や、

日本食を選んだことがよかったらしく、

花火の信頼度が大きく上がります。

 

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▲あらかわいい

 

少し元気が出た様子の花火に、安堵する大神。

その時でした。

例のマスク男が2人……というか、

花火のことを見ていたのです。

花火に生きる希望を与えようとする大神を

邪魔者だと判断したマスク男。

大神にしてみれば、生きる希望を与えようなんて

そんな大げさなことじゃないと思うんだが、

マスク男にしてみれば、大神のそれは

「死に彩られた我が君」を奪う行為だったようです。

 

マスク男――マスク・ド・コルボーは、

食事を終えた2人がレストランを出たところで

 

彼らの前に姿を現しました。

 

花火のことを、我が君、

黒衣のマドモアゼルと呼んだコルボー。

その怪しげな風体に、危険を察知した大神が

花火を逃がそうとかばいますが、

コルボーは構わず花火を誘います。

マスク男は、フィリップに姿を変えていました。

 

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▲フィリップの姿で花火を誘うコルボー

 

花火が感激した声を上げました。

LIPSが発生し、「花火を止め」ますが、

花火は聞く耳を持ちません。

コルボーが元の姿に戻っても、花火はもはや

彼がフィリップであると信じて疑わないのでした。

「はい……フィリップ……

 あなたの望むがままに……

 私を好きにしてください……」

ばかばか!さっきまでの奥ゆかしさはどこやった?!!

 

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▲花火が連れ去られてしまう!

 

そんなエr……いかがわs……いや、

とにかく花火くんを返せ!!

タレブ―さんに、花火を頼むと、

今日は花火のナイトはお前だと

任命されたばかりじゃありませんか。

 

必死に追いすがりオペラ座までやってきますが、

男の嫉妬は醜いぞ!と嘲笑われる始末。

花火を手に入れたコルボーは

もうテンションはうなぎのぼり、

ついに花火を呼び捨てにする始末で、

ストレートにめちゃくちゃムカつきます。(笑)

しかし花火にまで、邪魔をしないでと

険しい顔をされてしまいました。

花火の目には、

コルボーがフィリップにしか見えていません。

 

コルボーと花火はオペラ座の中へ入っていきます。

 

舞台と役者の整えたコルボーは、

死のオペラの開幕を高らかに宣言しました。

 

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▲舞台に立つ花火とコルボー

 

 

その4へ続きます。