【3】第七話その4 チームワークをものにして
携帯キネマトロンへの緊急連絡で
シーくんに呼び出され、慌ててロビーに駆けつけてみると
いつも通りのほほんとした口調のシーくんがいました。
同じく通信で呼び出されたらしいメルくんもいます。
何かと思えば、シーくんはロベリアに教えられたという
巴里郊外のカジノに行きたかったんだそうで、
それでメルと大神を呼び出したのでした。
紛らわしい使い方するなよー!
選択肢が表示され、「わかった、つきあうよ」と返事。
メルくんの信頼度もアップします。
しかし、ロベリアに教えられた店って大丈夫なのか。
カジノへ移動すると、
メルくんとブラックジャック、
シーくんとポーカーで遊ぶことができます。
選択肢によって、
まずはメルくんとブラックジャック、
次はシーくんとポーカーで勝負だ!
初回ですし、カードゲームに馴染みがないので
チュートリアルも見てみましたが、
思った以上にしっかりとしたボリュームでした。
▲結果はこちら
大勝とはいきませんが、
堅実なゲームだったのではないのでしょうか。
2人に勝つと、信頼度が大アップしました。
BGMのアレンジも
オシャレでいい感じでしたね。
シャノワールへ戻り、
次の場所へ向かおうとすると
アイリスが駆けてきました。
こんな遅い時間に何してるんだアイリス!
ちょっとびっくりしましたが、
事前にご両親に会いに行っていたアイリスは
伝言を伝えるべく声をかけてきてくれたようで。
アイリスのことをよろしく、という伝言に対し、
「アイリスのことは俺が守るよ」とLIPSで返答。
そう、お父さんたちに言われなくてもね。
これに感激したアイリス。
ううーん、信頼度アップの音が聞こえる!
空耳だけど!
▲私も大好きだ!!!!!
久々のアイリスの愛らしさに
ちょっとのたうち回りました。
よろけつつ街の外へ。
カフェ→誰もいない。そりゃそうか。
カフェ前(イベントキャッチ)→なぜか加山と会う。
こんなとこで何やってんだ。
投げ文の主はお前だろうと指摘すると、
明らかにうろたえた様子の加山。
▲加山もグラン・マは怖いのか
そんな雑談ののち、
加山は水着コンテストのチラシをくれた。
▲水着の形に時代を感じる
……今思うと、2で見たみんなの水着姿って
当時としては奇抜すぎるくらい大胆なんじゃないだろうか。
加山にはなぜか一緒に出ようと言われたが、
いや出すなら華撃団の女性陣だろう!
レストラン前(イベントキャッチ)→なぜかエリカくんがいる。
店の中でなくなぜ外に……?
くしゃみをするエリカくんは、
きっと東京の花組にウワサされているのだと言う。
LIPSで「元気だって(ウワサされてるの)かな?」と返すと、
自分の感じた気持ちに
素直でいようと決めているだけだ、とエリカ。
そして、仲直りのきっかけを探している大神に、
ダンスコンテストのチラシをくれた。
自由行動はここでタイムアップ。
あまり、仲直りできそうな何かを探せた気が
しなかったのですが、そこは大神が
コンテストにみんなで参加すれば仲直りできるかも!
とひらめいてくれました。
……って、コンテストって水着かダンスかどっちだ?
私は水着も捨てがたいんですけど……。
翌朝。シャノワールに一同を集めた大神。
さっそく、コンテストに出てみないかと
みんなに提案します。
ここでLIPSが発生し、
出場するコンテストを選ぶことができました。
そんなの選択肢は決まってるじゃないですか水着です。
なぜか大爆笑したロベリアの信頼度が
大きく上がりましたが、
さくら、花火といった大和撫子が
恥じらいながら拒否したために、
結局ダンスコンテストに出場することになりました。残念。
しかし、コンテスト出場を前に
未だすみれくんとグリシーヌが火花を散らしているため、
LIPSで「いいかげんにしないか!」と一喝。
▲全く聞き耳持たない人たち……
この間の説得は一体なんだったんだ!
と嘆きたくなりますが、
エリカとロベリアはめっちゃ楽しそう(笑)
▲エリカくんはどこまでもエリカくんだった
場面は変わって、薄暗く、蝋燭の立ち並ぶ
どこかの城のような空間。
怪しげなBGMとともに、
カルマール公爵ら怪人たちが集まっていました。
敵が一堂に会するこの怪しげ~な集会の雰囲気、
懐かしいですね。
▲ナーデルにまた会えたのは結構嬉しい(笑)
命令を与えられたのは、
ウサギの怪人シゾーと蛇の怪人ピトンです。
目標は巴里のシンボル・エッフェル塔!
破壊衝動に奮える怪人たち。
一方華撃団はと言えば……?
ダンスコンテスト当日を迎えていました。
カンカンの衣装に身を包んだ一同はやる気たっぷり。
(若干1名けだるげですが)
▲おそろいの衣装がかわいい
いよいよシャノワールの出番です。
アニメーションが挿入され、
たっぷりのスカートを捲り上げ蹴り上げながら踊る巴里花組。
▲腋フェチの皆さまはご賞味ください
さくらなどは目を輝かせていましたが、
鋭いプロの目になったすみれは
統一感、調和がないという意味で
「アンサンブルがまだまだですわ」とぽつり。
入れ替わりでステージに立った帝都花組のダンスは
素晴らしい出来栄えでした。
▲グリシーヌもこの一言。
さらに、アイリスのアクシデントにも
協力して対応するチームワークも加わって、
巴里花組は彼女たちのダンスを褒め称えるのでした。
▲チームワークの力を目の当たりにする
さぁ、いよいよ結果発表です。
発表を待つ中で、
コクリコに話しかけるエリカくんの
いかにもそわそわとした声のトーンがかわいかったなあ!
というところで、現れたのは
エッフェル塔破壊の命令を受けたシゾーとピトンです。
あっという間に大混乱に陥る会場は、
シャノワールに戻ります。
▲頼もしいなあみんな!
出撃命令のLIPSでは、
「チームワークを忘れるなよ!」と檄を飛ばしました。
グリシーヌ、コクリコ、エリカの信頼度が上がります。
ここからは戦闘フェイズです。
なぜ怪人たちがダンスコンテストの会場に現れたのかと思っていましたが、
会場がエッフェル塔の足元にあったんですね。
▲そ、そのハサミじゃあさすがにムリじゃねえかな……?
相手は前回も現れた「ポーンⅡ」です。
防御力が高く、
必殺技でも一撃では仕留めきれない他
遠距離攻撃では微々たるダメージしか与えられません。
大神も苦戦を強いられていた、その時でした。
そこまでよ!と高らかなあの声がして、
エッフェル塔の鉄骨を颯爽と滑り降りてくる
桜色の機体が!!
▲鞘走らせた刃が煌めく!
そうして次々と現れたのは、
さくらくんたち帝撃の光武でした!!
さくら機、すみれ機に次々薙ぎ払われていく敵機、
アイリス機が巴里花組を回復してくれます。
▲か、かっこよすぎる~~~~~~~~~!!!
素直に興奮が止まりません。
帝都の守りはいいのか?とかそんな野暮な質問は
この際脇に投げ捨てましょう。
選択肢が発生し、
さくらくんたちにシゾーかピトンか、
どちらか一方の戦闘を任せることができます。
ウサギさんだー!とアイリスが大興奮していたので、
じゃあどうぞとばかりにシゾーを任せると、
「その前に……」とアイリスが制止します。
いつものお願いします、というすみれくんは、
おわかりですわよね?の声が色っぽい。
LIPSが発生し、
「帝国華撃団、出撃せよ!!」
エリカとグリシーヌ、花火の信頼度が上がります。
シゾーを追う帝都花組と、
ピトンに相対する巴里花組の二手に分かれた戦場で、
ピトンはエッフェル塔に仕掛けた
爆破スイッチを取り出しました。
ここでエッフェル塔を爆破されるわけにはいきません!
▲駆け出すロベリアをグリシーヌがカバーし、
▲エリカが2人を援護、
▲爆破スイッチを狙い撃つ花火を守るのはコクリコ!
見事なチームワークによって、
爆破スイッチを破壊することができました。
格段に動きがよくなり、
完全にチームワークをものにした巴里華撃団。
さぁ、気持ちも新たに、大将ピトン戦です!
その5に続きます。