サクラ大戦プレイ日記

DC初心者が20周年を迎えたサクラ大戦をプレイ

【3】第八話その2 不穏な雨

 

第八話その2です。

 

厨房にやってくると、そこにはカンナとコクリコがいました。

カンナの手にはリンゴとバナナ。

カンナ、フランス料理を食べに来たんじゃなかったのか?

 

 

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▲うちの切込み隊長に何してんすか!

 

コクリコ調教師の手によって、

カンナは餌付けされてしまったようです。

ちょっと、コクリコさん困りますよ!(笑)

 

コクリコ曰く、カンナはコクリコの好きだった

クレオパトラにそっくり」なんだとか。

絶世の美女じゃねえか!と喜ぶカンナ。

しかしLIPSが発生し、

「サーカスの動物のことか」と尋ねると、

なんでわかったの?!とコクリコの信頼度が大アップしました。

ハッハア、やっぱりかwww

 

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▲ご、ゴリラwwwwww

 

ゴリラというと、賢く見た目の割に温厚で、

意外とストレスに弱い繊細な動物……、

という結構ポジティブなイメージですが、

だからといって、似てると言われて喜ぶ女性は

あまりいないかな……(笑)

大神が「コクリコに悪気はないんだ」とフォローすると、

カンナもわかってるよと苦笑い。

その上、ゴリラの鳴きマネをして、

コクリコに合わせてやりました。

 

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▲爽やかに笑うカンナ

 

「悪気はないんだ」「わかってるよ」のやり取りや、

「怒る気になれない」と言う辺り、さしものカンナも

多少なりともガックリきたということです。

しかしそれを表に出さず、

ましてや笑顔でコクリコに応じてあげられる辺り、

カンナの優しさや度量の大きさを感じますね。

優しいし、一度切り替えると

さっとポジティブに受け止められる精神が好きです。

 

快活でざっくばらんですが、

女性らしさも気遣いもきちんとある、できる子ですし、

でもそれを表立たせると、

急に恥ずかしくなって照れてしまう……

そういうところがたまらなく可愛いんだよなあ!

 

脱線しました。

とにかくコクリコは

カンナにすっかり懐いているようです。

「大好きだよ!」とてらいなく言えるのは

女児の特権ですな。よいですなあ。

いやエリカくん辺りもためらいなく言うか……。

 

ここで厨房に現れた花火くんは、

カンナの男勝りな立ち居振る舞いが気になるご様子。

日本の女性はみな「大和撫子」なのだと信じていた彼女は、

自身の大和撫子像とのミスマッチを感じているのです。

カンナさんも大和撫子なのですか、

と恐る恐る尋ねる花火に、

大和撫子も人それぞれさ、

と返せるカンナには恐れ入りました。

「みんながみんな大和撫子ではない」と否定するかと思っていたので、

大和撫子も人それぞれ」とは……深いですなぁ。

自分もまだまだ頭が固いなとちょっと苦笑いしました。

 

カンナと花火くんの取り合わせは

なんだか意外ですが、

カンナの大胆さは、控えめすぎる花火くんには

よい方向に働きかけてくれることでしょう。

厨房を離れ、最後に紅蘭のもとへ向かいます。

 

 

大神が地下格納庫を訪れた時、

格納庫と光武Fを一通り見学し終えていた紅蘭は、

すっかり感激した様子でした。

光武Fの見事なできを褒めちぎっています。

それを聞いたジャンさんが、「へへへ……」と

鼻の下をこすっていそうな笑い声を立てるほどの絶賛ぶりでした。

 

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▲相変わらずだなぁ紅蘭

 

ここで大神は、ジャンと紅蘭に、

機械の整備に必要な、

技術と工具以外の2つのものとは何かを尋ねられました。

LIPSが発生しますが困惑。

な、なんだろう。「知恵と勇気」かな?

選択してみると、

「機会を整備するための知恵」と

「失敗を恐れない勇気」、と

大神さんがうまい具合に言い換えてくれました。

しかしこれはハズレ。

知恵と勇気は実戦で大切なものだ、と紅蘭。

大切なのは「愛情と信念」だと、

ジャンの信頼度が上がります。

 

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▲機械への愛情かと思いきや、意外。

 

ところで紅蘭の立ち絵めちゃくちゃかわいいな。

 

すっかり意気投合したジャンさんと紅蘭。

弟子の教育を頼まれて、

紅蘭は握りこぶしを作って快諾します。

ここはボイス付の台詞だったのですが、

紅蘭と言えば!と問われて答えるお決まりの台詞(私調べ)、

「よっしゃ任しとき!」と

「こんなこともあろうかと」の

贅沢な二段構えでしたね。

 

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▲久しぶりに聞けて嬉しかった

 

直後、大きな爆発音がして

まさかこのまま戦闘になだれ込むのか?!

と驚きましたが、

紅蘭の発明品が爆発しただけ(だけ?)でした。

大神は慣れたもので、

やっぱりか~まぁ班長たちみんな丈夫そうだしなと

ゆるすぎる反応でした(笑)

 

 

その日の夜、シャノワールの舞台には

レビューの衣装を着たマリア、カンナ、紅蘭の姿がありました。

衣装がまたかわいいですね!

 

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▲カンナとマリアの腕組みにニッコリした

 

3人のレビューを巴里花組の面々も見学していましたが、

そこにはエリカくんの姿だけがありません。

そのとき、エリカくんは一人屋根裏部屋にいました。

随分と重く、暗い雰囲気です。

自分は巴里華撃団のお荷物なのかと、

思い悩むエリカくん。

らしくない重々しい溜息が、

屋根裏にこぼれ落ちるのでした。

 

 

時は経って、数日後のことです。

エリカから休みの連絡を受け取った花火が、

俯きながらそれを報告してくれました。

エリカがお休みするのはこれで3日目。

グリシーヌ、コクリコも心配しています。

そこへ駆け込んできたのは、メルくんとシーくんでした。

シャノワールの外に、怪しい男がいる……というのです。

タイミングLIPSが発生し、

「そいつはどんなヤツだったんだ?」を選択。

妙におどおどした感じで、

窓から中を覗いたりしていた……と聞き、

あとは大神が直接確かめに向かいます。

選択肢によって、花火くんの信頼度がアップ。

 

 

雨の中、シャノワールの外にいた怪しい男は、

レノ神父でした。

今日は休むと言っていたエリカくんも一緒です。

大神に、何やらお願いがあって来たらしいレノ神父。

エリカも何か言いたげにしていますが、

大神はひとまず2人を中に入れ、

レノ神父の話から聞くことにします。

 

エリカくんが休み続きでいることに関する相談かな?

話を聞く前にはそう思っていたのですが、

神父の口から飛び出したのは

とても信じられない……というか、

正直胃の具合が悪くなるような、

なんとも居心地の悪い気分にさせられる話だったのです。

 

レノ神父の話はこうです。

エリカは実は、半年前に修道院をクビになっていました。

クビになった理由は、エリカのあのドジっぷりによるものです。

掃除を頼めば聖母像を破壊し、

草むしりを頼めば花壇は丸裸、

炊き出しをすれば暗黒料理人です。

 

 

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▲半年前というと、

 

修道院ってクビになるとかならんとかいう話なのか……)

という感想はひとまず置いておきましょう。

問題は、ドジばかりで辞めさせられたことを、

エリカが「レノ神父からの励ましだ」と

勘違いし、さらに失敗を重ねているところにあったのでした。

で、お願いというのは、もしや……。

尋ねる大神に、レノ神父が前のめりになりました。

そう、レノ神父から大神へのお願いとは、

「エリカに修道院に来ないでくれ」

と伝えることだったのです。

 

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▲エリカが物陰で話を聞いていた

 

いやぁ、うーーーーーん………。

エリカくんの失敗についてはフォローのしようがありません。

それで迷惑被ってるなら、文句言うのも

クビにされるのも……まぁ仕方ないんだろうな。

しかし、それはあなたがエリカくんに

話さねばならんことなのではないのか?!

 

エリカくんのドジは突き抜けてるからなあと同情したいのと、

神父ったら困ったオトナだな!という思いと、

いろんな感情が混ざり合って

なんとも言えない気分になりますが、

今気にすべきはエリカくんでしょう。

話を聞いてしまったエリカくんは、

大神の制止を振り切って

雨の降る街へ飛び出してしまいました。

グリシーヌら他の面々も騒ぎに気がついて、

エリカを探すため次々と駆け出します。

若干一名、ロベリアだけが付き合っていられないと

酒を飲みに行ってしまったようですが、

彼女も協力してくれるだろうと信じたいです。

 

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▲一人呆然とするエリカ

 

 

頼りにしていた人に

「もう来ないで欲しい」と思われていた……なんて、

考えただけで内臓がキュッとなりますね……。

 

その3に続きます。