サクラ大戦プレイ日記

DC初心者が20周年を迎えたサクラ大戦をプレイ

【3】第八話その5 目覚める力

 

こういった秘密部隊が主役の物語としては

もはやお約束でありますが、

ついに、ついに、巴里華撃団の本拠地、

テアトル・シャノワールを舞台に戦闘が始まります。

 

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▲ナーデルちゃんのキャラは健在だな

 

この戦闘の目標は、

シャノワールの防衛および

ナーデルの蒸気獣「ノクテュルヌ」の撃破です。

 

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▲華撃団の後ろに防御壁、そしてシャノワールがある

 

ナーデルがいるのは、

華撃団の目の前にある建物群のちょうど裏側。

左右の道からシャノワールに向かって押し寄せてくる敵を蹴散らし、

ナーデルの乗った蒸気獣を撃破しましょう!

 

意気揚々と戦闘に入ったまではよいのですが、

なんだかエリカ機の様子がおかしいことに気づきます。

 

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▲目盛りは少ないし、回復しかないし……

 

隊長命令で作戦を変えても、

エリカの状態は変わりません。

まだエリカが本調子ではないという表現なのでしょうか?

それとも、光武F2を動かせるだけの霊力がないのか?

動かすのが精一杯という様子です。

なぜかはわからないが、

まずは様子を見るしかないか。

 

 

さて、搭乗機が変わったということは、

通常攻撃&必殺技も変化しているということです!

 

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▲それぞれにかわいくかっこよく勇ましくなっていた!

 

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▲協力攻撃もちょっと演出が変わった

 

戦闘中、ロベリアに隣接すると会話が発生。

ロベリアの光武F2は相変わらずすごいな、

という大神。シザーハンズ的な意味でか?

ロベリアも光武F2の性能にゴキゲンです。

LIPSが発生し、

「確かにすごい性能だ」と同調すると、

信頼度が下がります。あ、アレレ……??

戸惑う大神に、

機械は使い手次第、自分たちの力も上がっているのだと

特訓の成果を主張するロベリア。

 

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▲ロベリアに対しては遠慮なく口悪いよな(笑)

 

エリカに隣接すると、

エリカ機の動きが鈍いのに気がついて

大神が声をかけます。

あまり大丈夫じゃないらしい、というエリカに、

LIPSで「自分の力を信じろ」と声をかけ

信頼度が上がります。大丈夫かな……。

 

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▲大神を鼓舞する台詞にも元気がない……

 

 

エリカは不調のままですが、

エリカ以外の面子は上々の仕上がりです。

雑魚を蹴散らす光武F2。

戦闘を見守っていたらしいジャン班長と、

グラン・マも感嘆の声を上げます。

 

そして、ついにナーデルと接触です。

 

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▲ナーデルが捨て駒にされていると察するロベリア

 

必殺技を受けると、

痺れて動けなくなる仕様は相変わらずでした。

 

 

隣接会話はコクリコ、花火ともあり、

それぞれLIPSが発生。

コクリコには「改めてネコの絵を描いたのか」と問い、

花火には「そっち(花火の光武)に乗ってみたい」と言うと

信頼度が上がりました。

 

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▲勘違いする花火くんがかわいい

 

一緒に乗るなんて言ってない、と

大神も花火に釣られてか顔を赤くしましたが、

でもさ、でもです、

コクピットに2人乗りは浪漫だよなあ?!

 

グリシーヌとも会話があると思ったのですが

いくら隣接しても発生せずでした。

ないのか何かが足りないのか?

 

 

ナーデルは危なげなく倒すことができました。

巴里華撃団は、光武F2、そして

自分たちのパワーアップを喜びます。

 

しかし次に現れたコルボーは、

先のナーデル戦でエリカの不調を見抜き

エリカを狙って攻撃を始めるのでした。

 

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▲相変わらず闇ポエマーだなお前は!

 

ポーンたちの攻撃からエリカをかばって、

傷つき、倒れていく巴里華撃団の仲間たち。

思うように動いてくれない光武F2の中で、

エリカは泣き、もがきます。

 

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▲悲痛な声が胸を打つ

 

みんなを助けさせてください、という

エリカの祈りの言葉があまりにも悲しく切ないです。

今までのエリカの神さまへの祈りは、

感謝の気持ちだとか、幸せになりますようにとか、

そういったあたたかな祈りばかりだったのに。

 

ついに大神も倒れ、

エリカの目の前に迫るコルボーの蒸気獣。

エリカの脳裏に、今までの楽しい思い出が

走馬灯のように駆け巡ります。

そして―

シャノワールを攻撃しようとしたコルボーを前に、

エリカの真の力が解放されました。

 

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▲エリカの力が目覚める!

 

翼を金色に発光させたエリカの光武F2は、

シャノワールの屋根の上まで飛び上がりました。

覚醒した強い霊力で、エリカは傷ついたみんなを回復させます。

LIPSが発生し、

「一気に反撃するぞ!!」と号令しました。

ここで(恐らく)全員の信頼度が大きく上がります。

再び戦闘フェーズ、コルボー戦です。

 

 

この戦闘では、フィールドが暗闇に包まれ

周りを見通すことができません。

カメラを近距離モードに切り替えて(そんなのあるんだ……)

やっと隣接した機体が黙認できるという状態です。

 

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▲通常の視点では、フィールドがほとんど見えない

 

手探りに戦場を進みつつ、

気がかりなのは、いつもと様子の違うエリカのことです。

いつもは天真爛漫なエリカなのに、

霊力を解放したタイミングから、

話し方も雰囲気もすっかり違っています。

 

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▲え、エリカくん……?

 

LIPSで「いつもとちがうような……」と

恐る恐る指摘してみると、

みんなのあたたかい気持ちでわたしは生まれ変わったのだと

エリカは言い、信頼度が上がります。

聖母のような微笑みが見えるようですが、

1作目に大天使になって飛んでっちゃった初恋の人がいるので、

あまりにも複雑な気分です。

大神は「なんて神々しいんだ」と圧倒されていますが、

私としては、この子まで飛んでいってしまわないかと

正直ドキドキでした……。

 

そんな心配をよそに、

エリカ機は尋常でないポテンシャルを発揮します。

エリカ機は他のメンバーと比べて

行動ゲージが1つ多く、コルボーの必殺技も、

他のメンバーが45~50ほどのダメージを受けるところを

10のダメージしか受けません。

 

何より特筆すべきはこれでしょう。

 

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ドーーーン!!!そうです合体攻撃です!!!

 

サクラ大戦3、第八話にしてようやく、

合体攻撃をすることができました。

涙で前が見えねえ。

 

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▲手に手を取り合う大神とエリカ

 

こうしてコルボーも、無事に撃破することができました。

 

戦闘終了後、エリカくんに声をかけると、

彼女は今まで通りの、

ハツラツで天然でドジなエリカくんに戻っていました。

 

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▲花火にあるまじき胡乱げな声がイイ(笑)

 

エリカの笑顔に、

「お前にはその笑顔が一番お似合いだ」

と笑うグリシーヌの声が優しくて

本当にエリカのことが好きなんだなあ、と

あったかい気持ちに。

 

勝利のポーズは、エリカくんの号令で決めっ!でした。

 

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▲エリカくんに笑顔が戻ってよかった!

 

 

さて、その後のお話です。

教会を出て行くことになったエリカのために、

シャノワールの屋根裏部屋を

 

新しいエリカの家にしたのです。

通勤時間0ですね!とはしゃぐエリカに、 

いつまでも俺のアパートで

一緒に暮らすわけにもいかないからね、と大神。

待ってくれじゃあしばらくは一緒に暮らしていたのか?

 

そこへロベリアが横槍をいれて、

一緒に暮らしていると支障があるのでは……と

どストレートに尋ねます。

 

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むっ、ムラ……?!

 

こ、こんなにはっきり言うヒロイン

今までにいたか? いなかったよな?

大神は「バカを言うな!!」と

いつになく強い口調で、動転しながら否定しましたが、

顔が赤いですよ、と花火まで乗っかってくるのには参りました。

 

そんな大騒ぎの屋根裏部屋に、

やってきたのはレノ神父です。

 

エリカに言い忘れたことがある、と言うのです。

きょとんとするエリカ。

曰く、

修道院をやめさせたのはエリカを嫌ってではないということ。

エリカの明るさと破天荒なデタラメさを

神父もシスターたちも愛していたということ。

いつでも教会に遊びに来て欲しいということ。

 

エリカは喜び、神父に礼を言いましたが、

なーんでそれを最初から伝えてあげなかったんだ!!

と私は頭を抱えるのでした……。

大変だったんだからな、今回!!!!

 

 

場面は変わって、作戦司令室です。

ジャン班長が司令室に組み込んだのは、

妖力を探知する「特製レーダー」。

紅蘭作のこのレーダーで、

敵の本拠地を探すことができるようになったのです!

今回は紅蘭の技術者としての腕が光る回だなあ!

 

作動したレーダーが指し示したのは、

セーヌ川の中洲部分にある「シテ島」の、

ノートルダム寺院の地下部分でした。

ついに最終決戦だね、とグラン・マ。

私としては寝耳に水です。

えっ? もう最終決戦なの?!

というぐらいの気分でおりますが、

そうか本拠地だもんな……!!

巴里華撃団の女の子たちの方が、

私なんかよりずっと覚悟が決まっています。

 

常に戦いの覚悟はできている!

と勇ましく言うグリシーヌに、呼応する面々。

 

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▲ロベリア、やっぱり君エリカのこと相当好きだよな?

 

巴里の平和は俺たちが守る。

最終決戦を前に、みんながひとつになった瞬間でした。

 

 

第八話もようやく幕引きです。

巴里華撃団の課題だったチームワークも、

新たな敵に立ち向かえるだけの新たな力も手に入れて、

ようやく英気を養えたというところでしょうか。

ここまで長かったなあ……。

 

ですが、まだ何もかも解決というわけにはいかないようです。

エリカが一人、自分の手のひらを

恐ろしげに見つめていました。

 

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▲己の力を恐れている

 

自分の持っている強大な力について

まったくの無自覚だったエリカ。

この力に、まだ何か秘密があるというのでしょうか?

まだまだ波乱含みの予感です。

 

第九話に続きます。