サクラ大戦プレイ日記

DC初心者が20周年を迎えたサクラ大戦をプレイ

【3】第九話その2 カウントダウン

 

第九話その2はムービーから。

巴里の上空を覆った暗雲。

それを切り裂くようにして現れた異形の兵器を、

大神が見上げています。

 

f:id:yon-sakura:20170809213144j:plain

▲あからさまに禍々しい!!

 

巨大兵器は、足のように突き出た先端から光線を発射し、

巴里の街を一瞬にして焼き尽くし、

破壊していきます。

石畳が吹き飛び、家が崩壊する映像がなんともショッキングで

呆然としてしまいます。

たぶんこの映像見てるとき口開いてたな。

燃え上がった家は次の瞬間には

結晶のようなものに覆われ、

巴里の美しい街並みは一面

無彩色な灰色になってしまいました。

 

f:id:yon-sakura:20170809213848j:plain

▲一変した巴里を見下ろすカルマール

 

せっかく復活させた部下も

もうレオンだけだというのに、

カルマールは全く気にする様子がありませんね。

巴里の無残な姿にカルマールは上機嫌、

レオンは巨大兵器の威力に圧倒されています。

あの巨大兵器の名は、

「空中砲台・オプスキュール」というようです。

都市に満ちる妖力を利用している、

という辺りは、1、2にも似通ったものを感じますが、

巴里の街に妖力が満ちた原因とは

一体なんなのでしょうか?

 

3は、シリーズの今までの作品と比べて

敵や敵の目的が見えづらいように思います。

1、2では、割と序盤のうちから

敵の全体像が見えていたのに対し、

 

3はそもそも蒸気獣ってなんなんだ?というところすら

未だに分かっていません。

(私がフラグを見逃していないかぎりは……。)

 

そのせいか、今回の敵たちには何か空恐ろしいものを感じ、

戦闘中も常にモヤモヤと考えながら戦っています。

1の天海や、2の京極のように

「わっはっはー!帝都よ滅べー!人間よ滅べー!」

と盛大にやっていてくれれば、

こちらも「やったらー!」と元気よく言えたのですが……。

 

あのピエロの少年についても、

なんとなく人間に敵意を持っていそうなこと以外

全く謎のままですし、不安だなあ……。 

 

空中砲台・オプスキュールは、

強力な光線を放って巴里の街を破壊したのち、

上昇して再び黒雲の中に姿を消しました。

 

次の攻撃に備え、妖力の充填をするようです。

カルマールはレオンに対し、

妖力を吸収し終える明日の日の出まで

巴里華撃団を妨害し

時間を稼ぐよう命じるのでした。

 

 

さて、そんな敵陣営の様子を偵察する

2つの人影があります。

 

f:id:yon-sakura:20170809215711j:plain

▲この見覚えのありまくる後ろ姿は!!

 

帝都からまた、

頼もしい助っ人がやってきてくれたようですね!

 

 

一方、作戦司令室では被害状況の確認が行われていました。

先のオプスキュールの攻撃により、

巴里の4つの地域が壊滅。

怪我人こそいないものの、

このままでは巴里の街が全滅してしまいます。

LIPSが発生し、

「よし、すぐに出撃だ!」と号令すると、

グリシーヌとロベリアの信頼度が上がります。

勇んだ一同ですが、

そこへ飛び込んできたカタコトの女性の声、

冷静に分析する声があります!

 

f:id:yon-sakura:20170809220500j:plain

▲帝都花組最後のメンバー、織姫とレニだ!!

 

ついに帝都花組が全員、

巴里を訪れてくれたことになります。

LIPSが発生し、

「あいかわらずだな」と声をかけると、

織姫がにっこり。早く本題に入ろう、とレニが急かすのも

本当にあいかわらずです。

 

エリカが、他の帝都メンバーにしていたように

飛びかかるようにして2人に挨拶をして、

少し気分が和みます。

織姫の「近所のおバカ」という表現もよかったですが、

レニのあまりに薄く釣れない反応に

エリカが困惑していたのには笑いました(笑)

 

f:id:yon-sakura:20170809220914j:plain

▲さすがのエリカもこの反応(笑)

 

2では信頼度変化の効果音が鳴らなくて

それこそ困惑したものですね。

あとから「音が鳴っていないだけで実は変化しているよ」

と言われたときには、

そうだったのかと崩れ落ちたものです……。

 

閑話休題

国こそ違いますが、同じ貴族同士

織姫とグリシーヌはそれぞれの家名に覚えがあるようです。

グリシーヌを見た織姫が、

ジャジャホースという独特の表現で挑発するので

LIPSで「ケンカしに来たのか」とたしなめます。

なおジャジャホースって表現の仕方はとても好きです。

織姫を注意すると、

グリシーヌの信頼度が上がりました。

「隊長に免じて」って台詞がグッときたなー!

今更ながら、ほんとに認めてもらえてるんだなーって思いました。

日本人風情がー!と言わんばかりに

吠えたくられていた頃のことを思うと、

本当に喜ばしい限りです。嬉しいね。

 

レニと織姫を呼んだのはグラン・マでした。

2人は、レニが読唇術で得た情報を

巴里華撃団にもたらしてくれます。

レニは万能だなあ……。

ここで、「どくしんじゅつ?」と首を傾げたのはコクリコです。

LIPSが発生し、「唇の動きで話の内容を読む」ことだと

正しく教えてやりました。

コクリコの信頼度が上がります。

 

f:id:yon-sakura:20170809222536j:plain

▲織姫ってこんなルー語みたいな喋り方だっけ……?w

 

この後、シテ島に潜入するつもりだという2人。

危険だと大神やエリカが止めるも、

織姫やレニは大神に偵察を命ぜられるのを待っています。

ここでLIPSが発生しますが……

やはり、そんな危険な命令を下すわけにはいきません。

「だめだ」と首を振りましたが、

レニも織姫も頑固でした。

 

どうしても偵察に行くと言って聞きませんが、

メタ的に考えると、どうしたってフラグです。

嫌な予感しかしませんが、

結局レニと織姫を偵察に送り出すことになりました。

レニは道具室で偵察の準備、織姫は楽屋で一休みした後、

偵察に出発するようです。

 

f:id:yon-sakura:20170809223540j:plain

▲微笑んだ顔がすんげーかわいい

 

明日の日の出は約13時間後。

その間、巴里華撃団は待機です。

ここで選択肢が表示され、

レニと織姫の様子を見に行くことができます。

順番に様子を見に行きましょう。

 

 

まずは道具室のレニから。

エリカ、コクリコ、そしてなんとロベリアも一緒にいて、

偵察の準備を手伝っているようです。

タイミングLIPSが発生し、

思わず「ロ、ロベリアも手伝ってるのか?」を選択すると、

大神は「悪いものでも食べたのか?」と

余分な一言まで付け加えて尋ねてくれます(笑)

ロベリアはうるさいなとばかりにはぐらかしてきますが、

実際のところは、レニと何か勝負をして負けて、

その罰としてか、こうして手伝いをしているようでした(笑)

 

f:id:yon-sakura:20170809224000j:plain

▲ぼやくロベリア

 

そうして素直に手伝ってる辺りかわいいですよね(笑)

 

荷造りを手伝う最中、

レニの無表情っぷりが気になっていた様子のコクリコ。

しかし、2での経験を経てよい方向に変化したレニは、

きちんと感情を表現することもできる子です。

ありがとう、と微笑んだレニの笑顔を、

みんなが口々に褒めてくれて、

なぜだか私も嬉しくなりました。

その様子を眺める大神も微笑ましそうにしているので、

二重にほっこりしますね。

 

f:id:yon-sakura:20170809224336j:plain

▲みんなに取り囲まれ、照れるレニ

 

 

次に、楽屋の織姫くんに会いに行くと、

グリシーヌと花火が日本の伝統的なダンスを

教わっているところでした。

日本舞踊か、次点阿波踊りか盆踊りか?と思いきや、

織姫が「てんてこ舞いでーす!」と

自信たっぷりに言うので笑顔が引きつる。(笑)

しかし、花火くんとグリシーヌが

大真面目に習っているので

なんともツッコミがたい雰囲気です。

 

f:id:yon-sakura:20170809225205j:plain

▲花火くんの大真面目なボケはツッコミづらすぎる

 

タイミングLIPSが発生し、

「そうだな、俺も教えてもらうか」とせめて言うと、

グリシーヌが意気揚々として

踊りを教えてくれ、信頼度が上がりました。

そのとき、織姫が種明かしをして

グリシーヌがまた怒り出すハメになるのですが……

織姫、わかってやってたのかよ!!

君がやると冗談か本気かわかんねえよ!!w

 

f:id:yon-sakura:20170809225738j:plain

グリシーヌくっそかわいいwwww

 

さりげなーく腕を取って擦り寄ってくる織姫くんもかわいいが、

グリシーヌの怒り顔がかわいすぎてやばい。

ここで私は気が付きました。

そうだ、3にはギャグ顔成分が足りねえ!!!!

そういえば私はジト目ハンターだったのだと

自分の使命を思い出させてくれました。

ありがとう織姫くん、ありがとうグリシーヌ!!

 

織姫くんが巴里華撃団のメンバー

(というか、主にグリシーヌ)をからかってばかりいたのも、

大神が彼女たちと仲良くしていたのに

嫉妬していたからだと知ることができました。

ここで「仲良くしてるのが面白くなかった」と

素直に言えちゃうのが織姫くんのかわいさだよなあ。

 

 

2人と話もできたところで、

大神も仮眠を取ることになりました。

そこで見たのは、いつものピエロの夢……

しかし、いつもと様子が違います。

「あの時道を間違えていなければ……」

ピエロの意味深な台詞とともに流れた映像は、

この回の冒頭、

高台から見下ろしていたはずの

 オプスキュールの一度目の攻撃の際の光景です。

あのとき見たのと違うのは、

破壊される街の中に巴里の人々が避難せずにいること、

人や家々を巻き込む炎や爆発のただなかに

大神もいることです。

まさしく悪夢でした。

 

f:id:yon-sakura:20170809231424j:plain

▲降り注ぐ光線を見上げる大神

 

 

 

悪夢から目覚めた時点で、

日の出まであと4時間というところまで迫っていました。

そのとき、作戦司令室に現れたグラン・マは

決戦を前に、大神にある決断を迫ります。

グラン・マに告げられたのは、

「巴里華撃団の副隊長を任命すること」でした。

 

その3に続きます。