【3】第九話その3 ずっと好きだった!
さぁ、いよいよヒロイン決定だ。
気を引き締めて、第九話その3です。
グラン・マが副隊長を選ぶよう言った理由は2つ。
ひとつは、決戦に際し
大神を補佐する人間が必要だということ。
ひとつは、万が一、大神が倒れたときのため……でした。
大神は納得して頷きますが、
もうだめだ、何もかもフラグに聞こえてくる。
前回の記事にも書きましたが、
3に関しては、先行きが本当に不安で仕方がないのです。
グラン・マは、副隊長候補となっている
3人の顔写真を並べました。
グラン・マの台詞から察するに、
上から信頼度の高い順に3人が
ここで選出されているようです。
私の前に並べられたのは、
エリカ、コクリコ、グリシーヌの3人の写真でした。
▲ついにこの時が来た……。
LIPSが発生し、
「はい、わかりました」と唾を飲み込みつつ返答。
グラン・マの信頼度が上がります。
なお、このとき選ばれた者は、単に副隊長を務めるだけではありません。
副隊長は、大神がいずれ日本に戻ることになったとき、
この巴里華撃団の責任者となるのです。
このことは、副隊長に任命した者へ
大神から直接伝えるようにと告げられました。
いよいよ責任重大だ!
グラン・マが去り、
テーブルの上の写真を前にダブルLIPSが始まりました。
エリカか、コクリコか、グリシーヌか?
きっと選ぶものによって、
巴里華撃団の色も変わってくるのだろうな。
なんて、そんなことを考えつつ選びました。
▲副隊長は、エリカくんです。
さすがに3作品目ともなると、
誰でEDを迎えようか、というのは
早々に考え始めていました。
気に入った子を狙って、EDを迎えるようにしようかな、とか。
しかしまあ、当然のことながら、
一話一話進めるごとに、自分の中の
好きなキャラランキングがブレッブレになるんですよね。(笑)
当然嫌いなキャラなんていなくって、
となると誰にしようかなんて決められるわけがありません。
そうして最終的に、
「じゃあもう仕方ない、選択肢の結果に従おう」
と、そういう結論に落ち着いたわけです。
思うがままに行動して、LIPS選択して、
その結果一番上位だった子にしようと。
途中までは、エリカとグリシーヌとコクリコが
入れ代わり立ち代わり
信頼度のトップを飾っていたのですが、
最後にメイン回のあったエリカくんが強かったですね。
花火くんやロベリアの信頼度を上げようと
頑張ってみたこともありましたが、
結局2人が3位以上に食い込むことはありませんでした。
まさかヒロインが副隊長に、
さらには巴里花組の責任者になるとは思っていなかったので
ちょっとの不安もありますが(笑)
エリカくんはきっと、一生懸命、
立派に務めてくれることでしょう。
さぁ、エリカくんを副隊長に任命したことを
本人に伝えましょう!
エリカくんをシャノワールの外へ彼女を連れ出して、
副隊長任命について単刀直入に伝えます。
▲なんだその反応!(笑)
エリカくんならもっと喜ぶかと思ったのに。
エリカくんは、第七、八話くらいからでしょうか。
変に自分を卑下するので
なんだかいっそ可笑しく感じてしまいます(笑)
ドジだし、おっちょこちょいだし、
またみんなに迷惑をかけたら……と
畳み掛けるように言ってくるのが、
なんだか可愛くって、笑ってしまうんですよね、
本人にとっては大真面目で大問題なんですから
とても表には出せませんが。
画面の向こうでよかったなあ(笑)
もしかしたら今までにも、表に出していなかっただけで
ずっとそう思っていたのかもしれませんが、
コレもある意味「素直になってくれている」という
デレの一種なのだと思いましょう。
大神がこんこんと説き伏せて、
「俺のパートナーになってくれ」と
口説いたところで、ようやくエリカが笑顔になりました。
すごい台詞だな大神よ。まるでプロポーズだ。
▲照れるエリカ
しかし残酷なことに、
大神はいつかは日本に帰らなければなりません。
LIPSが発生し、
「それはできない」と首を振りました。
驚くエリカに、いつかは巴里を離れること、
大神がいなくなった後の巴里華撃団を
エリカに任せたいことを伝えます。
絶句するエリカくん。
そして、彼女はついに、我慢できなくなったとでも
言わんばかりにすがりついて来たのです。
▲告白うわぁあああぁあ!!!?!!!?
この好きはLOVEでだよね、
LIKEじゃなくてLOVEでいいよね、いいよなあ?!
好きだったからこそ、
パートナーに選んでくれた嬉しさがはじけ、
でもずっと一緒にはいられないという切なさが押し寄せてきます。
なんて罪な男なんだ大神一郎。
エリカくんの恋心があまりにも切ない。
しかし、品のない感想で恐縮ですが、
だからこそたまらん。
▲スクショが選びきれなかったので載せておきます
上の、エリカくんの細めた目の潤み具合とか、
下の、2人ともが目を伏せた絵とか、
どっちもいい。いいですね。
大神が巴里にいる間、立派に副隊長を務めるから、
巴里にいる間だけでも
わたしのことを大切にしてほしい……。
そんなエリカくんの台詞が
あまりにも健気すぎて、
マジで罪悪感が湧き上がってきます。
女の子にここまで言わせてお前……お前……
いいのか大神……。
そのとき、携帯キネマトロンの呼び出し音が鳴って
一気に現実に引き戻されました。
▼織姫からの連絡あり。至急作戦指令室に戻れ▼
(ここで初めて、今まで
作戦指令室を誤字していたことに気がつく私です。
以後「指令室」と表記します)
作戦指令室に戻って、
織姫から内偵の報告を受け取りました。
敵のアジトの場所は、
やはり紅蘭特製の妖力レーダーが示していた通り
ノートルダム寺院の真下、
地下部分にあるようです。
▲優秀な隊員たちだ
そうと分かれば長居は無用とばかりに、
大神は2人に脱出するよう命じます。
しかしレニと織姫は、
さらなる情報を集めるために
偵察を続けると言います。
だめだ、早く帰ってこい、と大神が言うのも聞かず、
一方的に通信を切られてしまいました。
2人のことは心配ですが、
こちらもこちらで動くしかありません。
巴里華撃団も、いよいよ敵本拠地へ向けて出撃です!!
エリカを副隊長に任命したことを
みんなに告げて、
出撃命令のLIPSが発生します。
「エリカくん、準備はいいか!」
▲エリカくんの勇ましい号令を聞くことができた
さぁ、この戦いで
すべての決着をつけに行きましょう!!
出撃ムービーののち、
巴里華撃団はノートルダム寺院へ到着しました。
ノートルダム寺院で待ち受けていたのはレオンです。
レオンはレニと織姫を捕らえており、
さらに、あらかじめ仕掛けていた罠で
巴里華撃団を妖力の檻に閉じ込めてしまいます。
▲捕らわれたレニと織姫
このまま、オプスキュールの復活のときまで
身動きの取れない状態となりかけたそのとき、
レニと織姫のもたらしてくれた情報によって、
妖力の檻の壊し方は判明しました。
しかし、オプスキュールの復活、そして
レオンの攻撃を受けた2人がやられてしまうまで
一刻の猶予もありません。
▲早く2人を救出しなければ!
ここからは戦闘フェイズです。
その4に続きます。