サクラ大戦プレイ日記

DC初心者が20周年を迎えたサクラ大戦をプレイ

【3】第九話その5 平和への想い!!

 

ついに大将戦と相成りました。

今回の縦に長い戦闘フィールドには、

最奥にカルマールの搭乗する蒸気獣・サンフォニーがおり、

その手前には固定砲台とおぼしきユニットが

数体設置されています。

さらに、サンフォニーの周囲には、

イカの触手のような形をした

謎の触手的な「捕獲ユニット」が数本、

地面からにょっきり生えてゆらめいています。

べ、別にいかがわしいなんて思ってないんだからね!

イカだけにね!

 

 

……さて、場が温まったところで戦闘開始です。

捕獲ユニットは、やはり

イカ型蒸気獣・サンフォニーの足にあたるもののようです。

しかし、サンフォニーの周りでしか動けない

というわけではなく、

1本ずつ自立して動きます。

動き方がヒジョーーーに気持ち悪い。

サンフォニーの足に捕まった光武は

その場で動けなくなってしまうため、

味方が攻撃して振り解いてあげる必要があります。

 

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▲さっそく捕まってしまった

 

また、固定砲台は

「コールドアロー」と「フレイムアロー」の

2種類あったのですが、

コールドは気合を減少させ、

フレイムはダメージを与えるものでした。

 

 

そういえば、余談ですが

戦闘中に発生する協力攻撃では、

コクリコとエリカ、ロベリアとエリカの組み合わせが

いちばん好きです。

コ「こっちこっち!」エ「どっちどっち?」

ロ「いやな予感がする……」エ「お待たせー!」と、

どちらもエリカくんの天然なよさが出ているなと(笑)

 

 

戦闘中、カルマールが巴里華撃団に対し言いました。

巴里はもう終わりだと。

負けるとわかっていてなぜあがくのかと、

問いかけるカルマールに答えたのは

エリカくんでした。

 

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▲絶対に諦めない、と断言したエリカ

 

それが巴里華撃団の戦い方だと、

教えてくれたのは大神だと、エリカは言います。

 

これについては、巴里華撃団、というより、

華撃団、ひいては人々を守る者としての戦い方だと

言ってもいいかもしれないと感じました。

大神一郎という男の信念と言いますか。

大神さんの格好いいところは、

この信念がシリーズ通して揺らがないところなんじゃないかと

私は思っています。

 

サンフォニーの体力が削れていくにつれ、

鐘は2回目、3回目、4回目……と鳴り響きます。

しかし、最後はエリカくんの一撃で

撃破することができました!

 

 

戦闘が終了し、ついに膝をついたサンフォニー。

火花が飛び散らせながら、

カルマールが最後のあがきを見せます。

オプスキュールごと、自爆し

巴里を壊滅させようとしたのです。

飛び出したのは大神でした。

カルマールの張ったバリアに向かって突進します。

 

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▲大神の呼びかけに、隊員たちが応える!!

 

グリシーヌ、コクリコ、ロベリア、花火。

4人の機体と体がそれぞれの色に光輝き、

その力を受け取った大神機は

どんどん出力を上げていきます。

 

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▲最後にエリカくんが……!

 

ついに、大神の刃が

サンフォニーを貫きました。

爆発を起こすサンフォニー。

 

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▲炎に包まれるカルマール

 

炎に包まれながらなお、カルマールは

巴里が燃える様を幻視しますが、

5回目の鐘が鳴り響いても

巴里の街は燃えることなく、無事です!

 

「……終わったな」

大神が呟きます。

お、おおがみさん、その台詞はフラグや。

 

しかしそんなフラグも杞憂です。

巴里の街は無事で、華撃団も誰一人欠けず。

ノートルダムまで駆けつけてくれたメルやシー、

グラン・マやジャン班長が

6人を笑顔で迎えてくれました。

美しい朝日と青空の下、最後の勝利のポーズは

大神が掛け声をかけることになりました。

LIPSが発生しますが、

ここは恥ずかしがらずに完遂することにしましょう。

 

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勝利のポーズ、決め!

 

 

 

巴里の街に人々が帰ってきました。

シャノワールでは今日もレビューが行われており、

そこにはレニと織姫の姿もあります。

 

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▲2人も無事でよかった

 

2人のステージを賛美しながら、

平和を噛みしめる一同。

しかし、その場に大神とエリカの姿はありません。

大神とエリカは、2人でシャノワールを抜け出して

夜の巴里の街を歩いていたのでした。

 

 

 

エリカは大神に問いかけます。

「最後の戦いの前に言ってくれたこと覚えてますか?」

……ん? なんか言ったっけ?

身の覚えのない私、および大神は

素直によく覚えていないと聞き返します。

えーと、マジで何か言ったっけ?

エリカくん、準備はいいか!とか、

俺が最も信頼しているのは君だとか、

俺のパートナーになってくれ……とか?

(……あれ、結構言ってるぞ)

 

案の定というかなんというか、

エリカくんも「ヒドイ!」と目を潤ませて批難してきます。

 

「勝ったら一緒に暮らそうって言ったじゃないですか!!」

 

言ってねえ!!!!!!!!!!!!!

 

そ、そりゃパートナーになってくれなんて

プロポーズまがいな任命式をしたのは謝るが、

いやでも、いつか帝都に帰らなきゃいけない、

とも言ったよなあ?!

 

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ひでぇwwwwwwwwwww

 

必死に否定する大神ですが、

エリカは全く聞く耳持ちません。

 

とはいえ、

「わたしの純情をもてあそんだんですね!」

という台詞に関しては、私は否定いたしません。

哀しきエリカ嬢の心を汲んで、

大神が勝手に言ったことなので……と

喜んで大神を差し出すことにしましょう。

 

私はまさか、

エリカくんのジト目が見られるとは思っていなかったので

それだけで大変満足、ゴキゲンでございますよ^^

 

ちゃんと責任取ってもらいますからね!!

と今まで聞いたことのないドスの効いた声を出し、

エリカは霊力を爆発させました。

いやはや、平和っていいなあと

笑顔になるエピローグでしたね!!(笑)

 

 

……しかし、お話はそこで終わりませんでした。

瓦礫の山と成り果てたノートルダムの地下に、

あのピエロの少年がいたのです。

 

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▲相変わらず意味深な台詞回しだ

 

巴里の街に真の平和を取り戻すためには、

まだひとつ、

大きな波乱を乗り越える必要がありそうです。

 

 

第十話に続きます。