サクラ大戦プレイ日記

DC初心者が20周年を迎えたサクラ大戦をプレイ

第九話その2 あなたにしか頼めない

シャワー室をそそくさと後にして、

倉庫へやって来た米田と大神。あやめさんもそこにいます。

 

ここからは顔を引き締めて話を聞きます。

2人が話してくれたのは、降魔についてでした。

降魔と人間との戦いは、400年も前から続くものであったようです。

 

もちろん、それらは霊子甲冑のない時代の出来事。

全く対等な戦いができたわけではなく、

6年前の降魔戦争では、当時米田たちと一緒に戦っていた

真宮寺一馬と山崎真之介が犠牲になりました。

 

破邪の力なき今、降魔に対抗できる力として、

米田は魔神器という祭具を見せてくれました。

 

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▲しかし同時に、絶対に使ってはならないとも言う米田

 

増幅器である魔神器は今、帝劇で善なる力をもって

降魔の封印の最後の砦となっていますが、

悪しきものの手に渡れば、その悪なる力も増幅させることができると言います。

また、「聖魔城」という殺戮のために築かれた城の封印を解くことができる

鍵の役割も果たすそうです。

いやもう、魔神器いろいろ兼ねすぎじゃねえかな?!

 

とにかく、叉丹はこの魔神器を狙っているらしい。

これが帝劇にある以上、敵が帝劇を襲ってくるのは必至です。

あやめとともに、この魔神器の警護という秘密任務を与えられ、話は終わりました。

 

さて、舞台では紅蘭とアイリスが

なんとも絶妙な台詞回しで公演の真っ最中。

大ダライを頭に食らうアイリス。

笑劇、コントとは言え、女優が体張ってますなあ……。

大神は地下であやめさんと警護の作戦を練っています。

LIPSで、蒸気を噴出する罠を提案すると、

凛々しい顔つきで「いい考えね」と褒めていただけました。

 

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▲大神の顔についた汚れをやさしく拭うあやめ

 

これからも自分に正直でいてね、と

切ない顔で言うあやめさんがちょっと気がかりですが、

そんな2人の様子を花組の面々がしっかりウォッチしているのでした。

 

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▲なんつーヤラシイ表現するんすか!!

 

 

今日教えられたことを、

自室で大神が振り返ります。

魔神器と降魔について、破邪の力について、聖魔城について……。

謎の「気にかける」「気にかけない」という選択肢が現れ、

とりあえず「気にかける」を選択。

するとさらに思考が深くなり、

破邪の力の影響、魔神器が帝劇にある理由、降魔戦争についても

思い返して整理していきます。

これプレイヤーに対する配慮だな、ありがたい……

正直、色んなことガッと詰め込まれたので整理ついてなかった。

 

全てを読み終えると、

自室にアイリスがやって来ました。

どうも、昼間地下であやめさんと

作戦を練っていたときのことを疑っているらしい。

 

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▲この三変化がかわいい

 

アイリスに詰問を受けますが、

作戦は機密事項で正直に話すわけにはいきません。

LIPSが発生し、「ごまかす」を選択。

お話してただけなんだよ!

嘘はついてないぞ!(ちょっぴり嘘かな……)

本当だよ。(魔神器のこと以外はね……)

大神さん、あなたもコント始めたんですかと言いたくなるようなカッコ芸。

しかしアイリスは真剣です。

 

本当の事も言えず、かといって上手い嘘をつくこともできず

口ごもってしまう大神に、アイリスは

やはり何か隠していると立腹して出ていってしまいました。

ここで、第4話のときのように心を読もうとしない(?)のは

ある意味信頼の証かな?などと深読みしてしまったのですが、どうでしょう……。

そもそもアイリスの心を読む能力って、

自分でコントロールできるものなのかな。

 

同時刻か、あやめさんは帝劇内をさまよい歩いていました。

ほとんど前後不覚状態です。

 

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▲怪しい笑みを浮かべ、怪しい声を聞くあやめ

 

前回夢であやめが魘されていたあの人影が、

あやめを惑わせるように語りかけます。

明らかに、何かに乗っ取られているかのような、操られているかのような、

そんな動きをしているあやめさん……。

間に挿入される、叉丹と鹿のやり取り。叉丹の意味深なつぶやき。

 

自分は一体どうしてしまったのかと、繰り返しつぶやきながら、

あやめさんは2階から1階へ、そして地下へと移動していきます……。

ま、まさかそれ、行き先ってさあ。

 

ちょうどそのとき、大神が地下の見回りにやって来ました。

あやめさんのことを発見し、声をかけます。

それでこそ見回りだ!

すると、顔をしかめ、自分の体を抱きしめながら苦しみ始めるあやめさん。

 

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▲エ、エr……なんでもないです

 

邪な感情が私の脳裏をよぎった次の瞬間、

あやめさんの態度が豹変し、大神の首を締め始めた!

ご、ごめんなさい!?!?!邪なこと考えたからか!?!?? 

冗談はさておき、あやめさんの様子が尋常じゃない。

修羅のような形相で、呻きながら大神のことを締め上げてきます。

あろうことか、そのまま大神の体を持ち上げ、宙吊りにする!

どんな力が働いているのか、

恐ろしい力で締め上げられているらしく、大神も抵抗できない。

 

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▲普段のあやめからは想像できないような鬼の顔

 

高速LIPSが発生し、「抵抗する」を選択するも、

単純に力の差がありすぎるらしく振り払えません。

 

そのとき、アイリスが大神を探して帝劇の中を歩いていました。

地下へ差し掛かり、あやめに首を締められる大神を発見します。

アイリスの呼びかけで、ようやく大神はあやめから解放されました。

タイミングの悪いことに、ここで鳴り響く警報。

大神は語気を強め、アイリスに先に作戦室へ行くよう命じます。

 

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▲食い下がるアイリスに、珍しく強い口調の大神

 

あやめさんは地下倉庫へ向かったようです。

嫌な予感しかしない行き先だ。

倉庫で再会したあやめは、どうやら正気は取り戻しているようですが

未だ苦しげに顔を歪めたままです。

自分のことはいいから敵を倒しに行け……というあやめさん。

そんな、そういうわけにも行かないでしょう!

大神さんも戸惑い、食い下がりますが、

あやめさんはそんな大神さんに一丁の拳銃を手渡します。

 

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▲護身用とおぼしき拳銃

 

自分に何かあったら、これで自分を撃てというあやめさん。

いやだ、どう考えてもフラグだこれ……。

しかし、あなたにしか頼めない、という台詞は卑怯だ。

そんなの引っ込むことしかできないですよね……。

あやめに叱咤され、作戦室へ向かう大神さん。

後に残されたあやめは、何事かを否定するようにつぶやきながら、

自分の体を抱きしめていました。

 

 

その3に続きます。