【2】最終回その1 強く生きろ
長かった2も、ついに最終話その1です。
なお、記事タイトルを第十二話としなかったのは
ゲーム内のタイトル表記に合わせてのことです。
▲めちゃくちゃドキドキするタイトル画面だ
最終回という文字に煽られて、
コントローラを握る手に汗がだばだば。
まぁセーブ画面では「第12話」だったんですけどね。
気分を盛り上げて行きましょう!
中枢へ向け、武蔵の中を進む
花組一行の前に立ちはだかったのは、
黒鬼会が最後の1人・鬼王。
さくらは「お父様」と呼びました。
▲闇神威かっこよすぎる
さくらは鬼王に向かって呼びかけます。
なぜ魔のものとして戦うのか。
しかし、鬼王はさくらの言葉にも
少しも動じた様子はありませんでした。
あくまで、京極を守り、
京極の理想を実現するために戦うことを
己の使命としているのです。
LIPSが発生。
大神も「目を覚ましてください」と呼びかけますが、
鬼王――真宮寺大佐は応えませんでした。
▲覚えているともいないとも答えなかった
臨戦態勢となる鬼王に、
レニが大佐にかけられた術の強力さを指摘しました。
戦うしかない。
そう覚悟を決めたさくらが鬼王に勝利を宣言して、
いよいよ戦闘が始まります。
ここからは戦闘フェイズです。
戦闘中、さくらくんと隣接すると会話が。
▲もう迷いはないのかい
LIPSで「さくらくんのためにも負けられないな」
そう声をかけると、さくらの信頼度が大アップ。
鬼王は1ターン目で
五行衆・水狐の能力を使い分身。
桜花放神の6連撃を食らって
1ターン目にして既に瀕死という
地獄を味わいました。
柱の影に隠れているとダメージを受けないよ、
と戦闘開始直後にさくらから
アドバイスを受けていたのに、
無視して突っ込むのがいけないんですけどね!
他にも、
木喰の力で補助兵器を出してきたり、
金剛の力で機体の色を変えてたり、
火車になってやっぱり補助兵器を出してきたりしました。
金剛のときにはお約束通り、
体の色が白くなったタイミングで
必殺技をかましてしまって、体力を回復させました。
バカ野郎です。
あとは、この戦闘で気がついたのですが
協力攻撃のカットインの絵が
変化していました。
武蔵突入後から変わってたのかな、
最終回だから変わったのかな?
▲コックピット内の絵になっている
戦闘中、さくらが何度か
鬼王に呼びかけるシーンがありますが、
鬼王はいずれも
冷たくあしらうばかりでした。
しかし、体力を削られていくうちに
反応が変わっていきます。
そして、鬼王を倒すと………。
▲さくらに呼びかけた!!
鬼王は、自分が真宮寺一馬である
ということに目覚めたようでした。
さくらの呼びかけに苦しみ、
面が!と大きく叫びました。
▲鬼王の顔を隠していた面が割れて落ちる
ついに面が割れ、
素顔を晒した真宮寺一馬に、
さくらが涙を流して駆け寄る様子が
アニメーションで流れました。
▲涙を溢れさせたさくら
さくらに支えられる真宮寺大佐は、
頬がこけて見えました。
戦闘のダメージゆえか、
操られていたこれまでの披露ゆえか、
弱りきった様子のパパ。
やはり山崎と同じように、
反魂の術によって京極に魂を呼び戻され
戦士として利用されていたようです。
強力な京極の術を破り、
一馬を解放した娘の強さに、
一馬はほっとしたような、
誇らしげな声を出しました。
▲ようやく父娘が再会できた!
しかし、感動の再会もつかの間でした。
そこへすかさず現れた京極が、
自我を取り戻した鬼王ともども
花組を抹殺せんと現れたのです。
鬼王を使い捨ての人形のように言う京極に、
LIPSが発生。
「貴様……許さん!」
人の命を弄ぶ京極に怒る大神ですが、京極は、
高い理想の前に犠牲はつきものと
テンプレートのような台詞で
居直ってきやがる。くっそー。
京極の手から放たれた法力が、
さくらに襲いかかりました。
その前に飛び出す真宮寺大佐。
どうでもいいけど真宮寺大佐って呼び方しっくりこねえ。
いっそお父様と呼ばせて欲しい。
さくらルートに行かなきゃだめですかそうですか。
さくらを京極の術から守った一馬は、
さくらに京極の野望を砕き、
強く生きろと言いました。
成長したさくらの顔を見て、
父として話ができて、
よかったと最期に微笑む一馬。
本当なら、一馬は成長した娘の姿を見ることは
できなかったんだものなあ。
不幸中の幸いと言っていいのかわかりませんが、
一馬が最期に幸せに思えたならよかった。
▲ここで妻の名前が出てくるのに泣いた
ここで奥さんの名前が出てきたときに、
突然真宮寺一馬という人が
人間味を帯びたような気がしてすごく良かったです。
今まで、一馬のことは
米田のおっちゃんから伝聞で聞くのがメインだったせいか
あまりにも清廉で尊い「犠牲になった人」
という印象が強くて、
神格化されているようなイメージすらあったんですが。
真宮寺一馬という個人をようやく見られたような。
急に深みを増した真宮寺一馬像に
ぞくぞく来ました。
一馬主人公の話を一本作ってほしいくらいだった。
さくらを残して奥さんと別れ、
戦場に向かう辺りでたぶんすげえ泣く。(笑)
京極は力を放出しきってしまったため、
一旦退きました。
父を目の前で亡くしたさくらは、
遺された光刀無形を抱きしめて泣き崩れていましたが、
刀と一緒に受け取ったものがありました。
強く生きろという言葉でした。
▲再び立ち上がるさくら
さくらはあまりにも普通で、
挫折を繰り返す女の子。
ドジだし、感情も豊かで、
よく笑い、けっこう泣く。
だけど非凡なところは、
その悲しみや悔しさを力に変えて
きちんと立ち直り、
挫折を繰り返して成長できる強さかなと思うのでした。
さくらの意志を汲んで、
LIPSは「よし、行こう!」と選びました。
二剣二刀の儀を前に、
すみれがさくらに声をかけます。
少尉が、大神がついているんだから大丈夫だと。
武蔵の妖力の出力体である巨大水晶の前に立ち、
2人は神剣を握ります。
さくらくんの持っているうちの一本が
柄巻きが赤かったんで、
さくらが霊剣荒鷹と神剣白羽鳥、
大神が神刀滅却と光刀無形を持ってるのかな?
2人が構えた刀の刀身が輝き、
2人は水晶に向かって突進していきます。
▲燃えるムービーでした
▲雄叫びとともに気合の一閃!!
二剣二刀の儀は成功し、
水晶は砕け散りました。
これで、武蔵の妖力源は断たれました!
ミカサの米田にも帝都から入電。
帝都で暴れていた降魔たちは、
水晶が砕けたことにより
活動を停止したようでした。
にわかに喜びに沸くミカサ内。
花組も例外ではありません。
一気に士気が上げて、京極を討ち取るべく、
武蔵中枢部へ突入します。
▲次こそ京極戦……なのか?!
その2に続きます。