サクラ大戦プレイ日記

DC初心者が20周年を迎えたサクラ大戦をプレイ

【3】第十話その3 不気味な再戦・カルマ―ル

 

指令室では、普段の通りに

メルくん、シーくんが状況を説明してくれました。

災害の原因は、ノートルダム寺院の地下

半径2キロメートルの範囲で活動する「植物」だそうだ。

ん、んなバカなと言いたくなりますが、

場所が場所ですし、植物からは妖力反応も見られるといいます。

 

ウサギやらヘビやらサソリやら、最後には巨大植物か。

半径2キロメートルの範囲で大暴れする植物なんて

考えたくもないですが……。

「巴里歌劇団、出撃!」のお決まりのLIPSで

信頼度を上げつつ、

戦闘フェイズへ移行していきます。

 

 

巴里の街には粉雪が舞っていました。

しかし、粉雪というにはほのかにピンク色のような……?

空には暗雲が低く垂れ込めて、

地面や建物の壁には巨大な植物の根が這っています。

 

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▲そ、そんな不用意に触って大丈夫か?

 

そこへ現れたのは、なんと前回倒したはずの

カルマールとその蒸気獣でした。

会話の内容からして、この植物を操っているのは

彼の力ではないようです。

というより、カルマ―ルは、前回死んだはずの自分が

なぜここにいるのかすら分かっていないように見えます。

 

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▲虚ろで不気味な口調が一転し、興奮していく

 

 

ノートルダム寺院の対岸には時限爆弾が設置されているため、

カルマールを相手にする大神班と、

対岸の爆弾を解除するもう一班に分けて、

戦闘を進めていきます。

班決めはもちろんLIPSです。

 

今回は、副隊長のエリカくんと、

近接&広範囲な必殺技の使い勝手のよさで

ロベリアを選んでみました。

単純にバランスの問題と、あとは

エリカくんとロベリアのコンビが好きなんですよね。

選んだ2人の信頼度が上昇しました。

 

班分けを終えて、いよいよ戦闘開始です。

爆弾で巴里をふっ飛ばされる前に、

蒸気獣・サンフォニーを撃破しましょう!

 

 

今回の戦闘のギミックとなるのは、

この時限爆弾です。

 

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▲ターン経過によって爆発してしまう

 

シーくんの台詞には「解除」とありますが、

実際には爆発するまでの時間を延ばせるだけです。

定期的に回復しなければ爆発してしまいます。

 

一刻も早くカルマールを倒し、

戦闘を終了させる他ありませんが、

戦闘中も、あのピエロの声は止みません。

これは大神だけに聞こえているのでしょうか?

だとしたらなぜ?

 

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▲どういう意味なのだろう……

 

この粉雪のような光にも、

何か嫌なものを感じて仕方ありませんが、

隣接したエリカ機は

「雪みたいでステキですね」とのほほんとしています。

LIPSで、「たしかにそうだね」と

苦笑いとともに返しておきます。

 

大神さんと本物の雪を巴里で見たいな、とエリカくん。

今がコクリコの誕生日……10月だから、

もう1、2ヶ月もすれば降るんでしょうか。

そう思うとあっという間のような気がしますが、

それまで一緒にいられないかもしれないという

エリカの言葉にハッとします。

今までのシリーズが1年単位だったから

そうだとばかり思っていたけど、

そうかまさか、そんなこともありうるのか……?

 

 

そういえば、今回の戦闘で

初めて?友情カウンターが発動しました。

(記憶にないだけかな?)

 

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▲ロベリアが大神への攻撃を打ち消してくれた

 

今までなぜ発動してくれなかったのか

という気持ちでいっぱいですが……(笑)

発動のしやすさにもまた、信頼度だなんだと

色々条件があるんでしょうね。

 

 

さて、不穏な空気を感じつつではありますが、

爆弾もカルマールも

危なげなく処理することができました。

 

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▲最後は大神さんに締めていただいた

 

 

巴里の爆発はひとまず阻止し、

カルマールを再び倒すことはできましたが、

油断はできません。

ノートルダム寺院の壁を這う植物の根が光りだし、

その中心から例のピエロが現れたのです。 

 

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あっ思ったより近ぇ

 

コクリコが大神の隣にいるのがいいなあと思いました。

コクリコが最年少だから、

すぐ守れる位置に置いているのかなという気がして

ちょっとときめきポイントでした。

特に意図したものではないのかもしれませんが。

 

 

閑話休題

私はてっきり、このピエロが

怪人たちの親玉かと思っていたのですが、

ピエロは開口一番、

怪人の味方でも華撃団の味方でもない

と否定してきます。

 

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▲大神に向けられた台詞だろうか

 

LIPSで「ならば、何者だ!!」と問えば、

彼は、サリュ、と名乗りました。

 

「ニンゲンはサリュと呼んでいた」

という説明の仕方からして、

まぁ分かりきったことではありますが、

人間ではないのでしょう。

彼については、幽霊とか怨霊とか精霊とか、

その類のものと予想していたのですが、

それが裏付けられた形となりました。

 

サリュ自身について、そしてパリシィについて。

LIPSで問いを重ねていくと、

彼は巴里華撃団に『太古の記憶』を見せて、

かつてシテ島に生きていた一族について語り始めます。

その一族こそ、パリシィでした。

 

話をまとめるとこうです。

かつてシテ島に暮らしていた『パリシィ』という一族。

自然とともに生きていたパリシィたちは、

しかし外部からの侵略により滅ぼされた。

侵略者たち(サリュは「ニンゲン」と表現した)は

自分たちが滅ぼしたパリシィの怨念を恐れ、

巴里に魔術を用いた城壁を築いて

これを封じ込めたのだが、時を経て文化が発展した結果

人々が自ら城壁を壊してしまった。

封じ込められていたものが解き放たれ、生まれたのが、

今まで戦ってきた怪人たちである。

 

サリュ曰く、怪人たちはパリシィの血を引くものたちです。

そして、巴里華撃団もまた……

怪人たちと同じ、パリシィの血族なのだと、

サリュは言いました。

 

その証を見せてやる、という言葉とともに、

みんなの右手が光り輝き、

手の甲には何か紋章のようなものが

浮かび上がりました。

 

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▲これがパリシィの血族の証?

 

 

その4に続きます。