サクラ大戦プレイ日記

DC初心者が20周年を迎えたサクラ大戦をプレイ

【2】第四話その2 君は一人じゃない!

 

帝劇が平和な午後を過ごす頃、

黒鬼会・五行衆がまたも顔を揃えていました。

米田の暗殺に失敗した黒鬼会は、

もう一人のメンバー水狐を実働部隊として、

帝劇と、山口和豊なる人物の打倒に動いているらしい。

 

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▲水狐って女なのか

 

やはり米田暗殺には黒鬼会が絡んでいたのか、

と同時に水狐が女だと知らされて、

やはり怪しいのはあの人だよな、と気が重くなります。

 

サクラは伏線が伏せてねえというか、

結構露骨に仕掛けてくるので、

先の展開を思って

早めに頭を抱えるはめになりますね。

 

……ところで、山口和豊って、誰だ?

 

 

その頃帝劇は大騒ぎでした。

見回りに行こうとしていた大神の部屋のドアが激しく叩かれ、

そこには慌てた様子のアイリスとカンナが。

なんと、さくらと紅蘭が

京極慶吾に話をつけにいくと出ていってしまったというのだ!

サロンにみんなが集まっているというので、

一も二もなく頷き、大神もサロンへ向かいます。

 

サロンで話を聞くには、

サキが陸軍省で聞いた噂を

さくらと紅蘭に伝えたところ、

2人が出ていってしまった――ということのようです。

ほ、ほんとにそんだけの経緯なのかい?

さくらがそこまで

突拍子もない行動に出るとは思いませんでした。

さくらに対する父の侮辱は、本当に逆鱗だったんだなあ……。 

さくらは昼間のことで怒り狂っていましたから、

紅蘭はそれが心配でついていった……とかかな。

 

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▲今回ばかりはまったく正論すぎる

 

LIPSで今すぐ追いかけようと選択。

騒ぎを大きくしないために、

他のメンバーは待機、大神だけで深川へ向かいます。

 

 

さくらと紅蘭はその頃、既に深川の料亭に到着していました。

紅蘭はやっぱり、さくらが心配でついてきたみたいですね。

心配なのと、自分の身に置き換えて考えたら……

というところでしょうか。

芸者に変装して内部に入り込む大胆な作戦を立てています。

 

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▲紅蘭の表情の変わり様は見ていて楽しい。かわいい

 

追って駆けつけた大神は、

LIPSで「よし行くぞ!」と突撃させました。

大神が芸者に化けるわけにはいかないしな。

 

さくらと紅蘭は京極を探して部屋を回っていますが、

なかなか見つけられずにいる様子。

 

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▲思い切りすぎだろ!

 

一か八かそれらしい部屋に突入してみますが、

人相の悪い男がいるばかりです。

抜け出せなくなった2人は、そのままその部屋へ入っていきます……。

 

料亭内を回っていた大神は、

探していないのは残り2部屋となったところで

下品な男の声と芸者の困り果てたような声を耳にします。

なんだかその声がさくらくんに似ているような気がする……。

LIPSが発生し、声の聞こえた方の部屋へ向かい……

たかったのに、なんだかおかしなおっさんに絡まれた!

 

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▲あんたの名前は聞いてな……あんたが山口か!

 

そこへ響いたのは、今度こそさくらくんの悲鳴でした。

やめてー!という真剣な悲鳴。

 

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▲マジでハレンチなやつじゃねえか!!

 

そんなこと私だってやったことないのに!!!

紅蘭が、大神を犠牲にして作った発明品

「えんまくくん」で応戦し、室内は乱闘騒ぎに。

これは助けに行かなければと思ったら、

大神さんはさっきのおっさん、

山口と普通に隣の部屋に落ち着いてしまっている。

いや「隣の部屋がずいぶん騒がしいな……」じゃないよ大神!

手前の部下の一大事だよ!!

 

しかし流されやすく都合よく鈍感な大神は

部下の危機にちっとも気が付かず、

山口の相手をしています。

こんなときばっかりハーレム主人公らしさを発揮するんじゃないよ。

おっさん相手に発揮してどうするんだよ。

そのおっさんに、なぜこんなところに来たのか問われて

タイミングLIPSが発生。

本当のことを言うわけにもいかないので、

「一杯飲みに……」とごまかしてみます。

山口は、なんだそうかと大神に酒をすすめつつ、

京極がこの料亭に来るとは聞いていない、と言いました。

なんだって?話が違うぞ。

 

直後、料亭に何者かの手によって火が放たれました。

料亭内は一気に大混乱。

紅蘭は火の手の上がる家屋を見て、

焼け出されてしまった過去を思い出し、

犯人を捕まえるとさくらを置き去りにしてしまいます。

 

一方の大神は、LIPSで「二人を探す」ことを選び、

山口とともに部屋を脱出。

廊下で合流できたさくらに、LIPSで山口を預け、

今度は紅蘭を探すことに。

さくらの信頼度が上がります。

 

 

火の海の中で見つけた紅蘭は半狂乱になっていました。

いつもの飄々とした様子はどこへいったのか、

人が傷つくのは嫌だと激しい口調で叫んでいます。

もう戦いたくない!!とも叫ぶ紅蘭。

もはや、この火をつけた犯人に対する怒りというより、

米田の負傷による不安や悲しみ、

家族を奪われた理不尽さ、火に対する憎しみなど、

いろんなものが感情が混ざり合って

爆発してしまっている風に見えました。

 

高速LIPSが発生し、その頬を張った大神。

 

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▲呆然となる紅蘭

 

大神は紅蘭に、冷静になるよう言いました。

やはり紅蘭は、この火を引き金に

大切な家族を――帝劇という第二の家族を、

また奪われるのではないかという不安に駆られてしまっていたようです。

今は自分がついているという大神。

 

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▲こういう時の大神の真摯さはめちゃくちゃ格好いい

 

正気を取り戻した紅蘭と、今度こそ脱出です!

 

 

脱出の際には、来た道と逆を辿らなければなりません。

右、左、正面、左と来たので、

つまり帰りは右、正面、右、左と進めばいいはず…。

進んでみると、案の定ダブルLIPSです。

ダブルLIPSは、ただ選択するだけでなく、

台詞や場面転換にも時間を取られるので

すごく焦りますね。

 

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▲こんなときじゃなければゆっくり台詞が見たい

 

無事脱出すると、紅蘭の信頼度がアップしました。

 

そこへ現れたのは、黒鬼会五行衆の火車

この放火魔め!

翔鯨丸と合流した大神は、

山口の命も黒鬼会に狙われていると知り、作戦を立てます。

今回は大神がおとりになって、

山口を助ける作戦を取ってみることにしました。

 

 

次は戦闘パートです。

その3に続きます。