【2】第八話その2 魔神器なんていらない
ここからは戦闘フェーズです。
「帝国華撃団、参上!!」という
最初の名乗りがさくらだけなのに、
緊張感を煽られます。
フィールドには魔操機兵が展開しており、
黒鬼会がこのクーデターに関わっていることが
明らかになります。
前回人間が敵かと絶望しましたが、
結局そこが裏で糸を引いているのか。
黒鬼会の関わりをさらに裏付けるように、
五行衆・木喰も現れました。
さくらと隣接すると会話が発生します。
天武の性能に驚き、勝利を確信するさくら。
「油断するな」と言うと、
さくらの信頼度が上がりました。
さくらの、常に「がんばりましょうね!」って
隣に立ってくれる感じ、
すごく安心感があるし励まされますよね。
▲頼りにしてるよさくらくん!
3ターン経過すると、
加山によって帝防が解除されます。
砲台である「黒鬼砲」は、
作戦を山にしておけば大したダメージでなかったので、
帝防解除を選択しておいて
正解だったのかもしれませんね。
そういえば、てっきり今回は
さくらくんと合体技ができると思っていたのですが、
できませんでした。
もしかして合体技って、信頼度とかやる気とか、
そういうものが関係あったんじゃないかしら?
と思ってちょっと後悔中です。
さくらくんは多分低いんだよなぁ……
あんまりイベントに遭遇していないから……。
ううっ、楽しみにしていたのに!
そうこうしているうちに、
木喰を撃破。
2人は天武を降りて帝劇内に侵入し、
地下司令室を目指します。
帝劇内はやけに静かで、
途中で飛び出してきやしないかと
緊張していたのですが、
無事にみんなと合流することができました。
▲みんな無事だ!
再会を喜んだ一同でしたが、
暗がりから声が上がります。
現れたのは、陸軍大臣・京極慶吾。
この騒動の主導者である彼は、
クーデターのことを太正維新と呼び表しました。
京極に挑発されたさくらが
霊剣荒鷹で斬りかかりますが、
黒鬼会の鬼王がその前に立ち塞がります。
▲鬼王の言う「あの方」は京極だったんだな
京極と鬼王は、次なる行動に出るべく
花組の前から姿を消すのでした。
▲鬼王は既に動き始めている……
花組の面々は、今一度状況の整理を行いました。
個人的に、気になった所はやはり
黒鬼会が京極の配下だったという点で、
一介の人間の下に、あんな風に力をもった
五行衆がついているというのが、なんだか不思議な印象です。
かといって、1の叉丹のように、
下克上でひっくり返すような素振りも見られないしなあ……。
魔神器を取り戻すべく、
花組は動き始めました。
「帝国華撃団、出撃せよ!」
さくらの信頼度が上がって、
一同は新宿へ向かいます。
ここからは戦闘フェーズです。
1からの変化点で、私が地味~に喜んでいるのが、
この「名乗りと同時にポーズを決める」
ところだったりします。
▲なぜならかっこいいからだ!
1のときには、「帝国華撃団、参上!!」
の後に、みんなが動いて
ポーズを取っていたんです。
微妙な変化ですが、
ずっと気になっていたので、
2で初めて戦闘をしたときには
めちゃくちゃテンションが上がりました!
さぁ、今回は鬼王が相手です。
彼の魔操機兵の名前は「闇神威」。
叉丹を思い出します。
他のメンバーの機体も、天武に変わっていますね。
▲協力攻撃のビジュアルが変化していた(下が第八話)
進路を塞いでいる障害物を破壊しながら、
鬼王のいるフィールド最奥を目指します。
第三層を突破すると、
台詞が発生しました。
おそらく、到達したキャラクターが
台詞を発する仕組みなんでしょう。
▲久々のアイリスに和んだ
ここまでたどり着くと、
鬼王とさくらが一刀を交えるイベントが。
鬼王のオーラに圧倒される中、
踏み込んださくらが、
鬼王に一太刀を浴びせたのです!
しかし、まろび落ちる魔神器を意に介さず、
鬼王は花組たちに、
黒鬼会の本拠地・赤坂に来るよう言い捨てました。
無事魔神器を回収した花組。
大神は今一度、米田に問われました。
帝都の平和と、花組の仲間を守ること、
その使命を果たす自信があるかと。
LIPSで「もちろんあります!」
と答えると、
米田もようやく微笑みました。
父の命を奪った魔神器という力を前に、
戸惑うさくらを励ましに行かねば。
みんなで力を合わせれば、
魔神器や破邪の力がなくても戦っていける……
そう教えてやってほしいとかえでにも頼まれ、
「わかりました」とLIPSで答えました。
みんなのそばを離れ、一人になったさくらは、
偉大な父とその犠牲を前に、
「破邪の力を使わねばならない」と
強烈に思い込んでいるようでした。
▲それは大それた望みじゃない
まだ死にたくない、と叫ぶさくらを、
LIPSで抱きしめました。
さくらの信頼度が上がります。
▲さくらの腕もしっかりと背中に回っている
さくらくんひとりに、つらく、
悲しい思いをさせるわけにはいきません。
1の時にもさくらを抱きしめたことがありましたが、
あのときのさくらはしがみつくような形だったよなあ、
と思い出しました。
嫉妬深い割に遠慮しがちで、
積極的かと思えば小さなことに照れて、
そんなさくらがしゃにむに縋りついてくる様子に、
胸が痛くなりました。
そして大神は、さくらを守るため、
魔神器を破壊するという決断に至ります。
えっ、壊すの?!
ちょっと思い切りよすぎない?!大丈夫!?
さくらも驚く中、大神は剣の魔神器を振りかざし、
全てを破壊してしまいました。
いや、LIPSとかあると思ってたわ、
問答無用で壊すんだな。
▲そりゃそうだよね……
いや、別にさくらくんを犠牲にする気は
毛頭ないのでいいんですけど、
大神さんの決断力に置いて行かれます(笑)
これが大神の使命感や正義感のなせる技か。
これでいいんですよね、と確かめるように、
震える声で叫んださくらを、
明るい声が笑い飛ばしました。
花組の面々でした。
▲すみれくんの台詞が彼女らしい
「さあ、いっしょに行こう!」
大神も、LIPSでそう声をかけると、
さくらの信頼度が上がります。
そしてようやく、さくらも吹っ切れたようでした。
改めて、鬼王を討ち果たすべく、
翔鯨丸は赤坂へ向かいます!
敵本拠は赤坂の地下にあるようです。
作戦は、潜入か正面突破かを選ぶことができ、
今回は正面突破を選んでみました。
「みんな、絶対に勝つぞ!」
大神は最後の出撃命令を下しました。
その3へ続きます。