【2】最終回その2 愛をあざける者
最終回その2、二回目の戦闘フェイズです。
一行がたどり着いたのは、
御柱の立つフィールドでした。
フィールド内に立つ柱は8本。
これが武蔵の力を制御しているようです。
京極が召喚した降魔を蹴散らしつつ、
御柱を破壊していきます。
▲京極の前に御柱を破壊だ
なにげにすみれくんとの協力攻撃が
初めて発動しました。
嬉しい。
ちゃんとスクショを撮れたのも嬉しかったです。
なにせ一瞬すぎてよく失敗するので…笑
▲多分初めて。たぶん。
戦闘中、レニとアイリスが隣接して会話が発生。
みんなと一緒に、自分たち自身のために、
戦っているから気分が充実している、というレニ。
充実して戦うというのも変だけれどと付け加えると、
アイリスは変じゃないよと笑いました。
レニが明るくなってよかった、というアイリス。
アイリスはレニに対して、ときどき保護者のような、
見守るような立場を取るなあと思っていたんですが
そうか、1の頃の見守られる立場から脱しつつあるのかと
気がついて涙。
うおーんアイリス……!!
最近絡みがなくって寂しいよ私ぁ(そりゃすみれくんルートですからね)
かと思えばレニと織姫も会話がありました。
その不思議な力や魅力を感じているようです。
▲星組の方が戦術などは上なのにね、とレニ
レニと織姫の会話は、
昔なじみならではの距離感を感じてかわいいです。
レニも、明るい性格になってからか、
織姫に対してはちょっといたずらっぽい様子が見られます。
もしやと思って他の組み合わせも
色々隣接させてみましたが、
さくらと紅蘭が深川亭での話を、
すみれとカンナがいつもの痴話喧嘩からのデレを(笑)、
カンナとマリアが設立当初の花組を振り返りました。
さくらとすみれとかも
出るかなーと思ったんですが
出ませんでしたね。
▲柱を壊したときのレニの台詞、
なんだと思ったらドイツ語で「5」だった(笑)
妙に余裕ぶっていた京極が気になりますが、
なんにせよ8本の柱は無事破壊しました。
最後の巨大な1本を前に、
花組が一撃ずつ加えていきます!
「喰らえっ!」
大神の二刀流の一撃が最後に加わって、
柱は活動を停止しました。
▲大神にもこのカットイン欲しかったぞ?!
織姫くんのカットインが好きでした。
織姫くんの主張には
いつも愛という1本の芯が通っていて
カッコイイですなあ。
▲かっこいいぞ織姫くん!
「やった……のか?」
大神くんそれフラグや。
柱が活動を停止し、喜んだのもつかの間。
まだ邪悪なエネルギーが流れているのを、
花組は敏感に察知していました。
LIPSが発生し、
「前身」することを選択。
その時、ミカサで待機していた人々は、
武蔵が帝都上空を離れ
太平洋上に移動していく姿を捉えていました。
花組の活躍を確信した面々は、
武蔵を追って飛んでいきます。
いつでも花組を助けられるように……。
一方花組は、前進したその先で
京極の操る魔操機兵に直面していました。
▲邪悪な笑い声を上げる京極
自らの理想を掲げる京極。
理解できないだろう、と煽られて、LIPSで
「貴様の理想だと?」と返してみれば、
ヤツの理想は真の帝都を築くことだと言います。
さらにLIPSが発生し、
真の帝都とはと問えば、彼の理想とする
人と魔が共存する都なのだと言う。
▲ここだけ切り取って聞くとよく聞こえるんだけどね
このあたりの京極の主張が
結構ざっくり端折られていて、
正直一度読んだだけではピンと来なかったです。
▲京極の主張がこちら
よく分からなくて、記事を書く前に
過去のスクリーンショットを
さんざん読み返すはめになったのですが、
要するに、
・降魔はそもそも東京湾に沈められた大地
大和の住人の怨霊怨念が作り出したものである(サクラ大戦1)
→勝手な人間たちによって犠牲となった人々、
そこから生まれた降魔、
しかしそれをまた帝都の地下に封印した人々
→この怨霊の力を、知らず利用し、都市を発展させ、
生きている現在の人々
→許すまじ!帝都は汚れている!
いっぺん更地にしてやり直したらー!!
という感じなのかな、
と読みました。
第十二話にしてやっと
自分なりに京極の目的が飲み込めました。
もしかしたら織姫の言うように、
彼の本質はただ
自分が帝都の王様になりたいだけで
「自分の都合のいいように理由をつけているだけ」
なのかもしれませんが、
▲織姫の意見はいつもキッパリしているよな
もしかしたら京極も
最初はよき軍人だったんじゃねえのかしら。
本来、一介の帝都市民や軍人なら
「降魔がなんたるか」
「降魔がどうやってできたか」など
知り得ぬ情報ですが、
それを知ってしまった京極は
行き過ぎた正義感を
燃やしすぎてしまったのかもしれないですね。
なんにせよ、
京極の掲げる理想は、
現在幸せに生きる帝都の人々を犠牲にするものです。
理由がどうあれ、許すことはできません。
「お前の考えは間違っている!」
LIPSでそう告げて、
花組は剣を抜きました。
力、勝つこと、血を流すことこそ正義と
過激に主張する京極に対し、
戦いを前に、大神は「お前の負けだ」と呟く。
▲これが真理なのかもしれぬ
ここからは戦闘フェイズです。
その3に続きます。