サクラ大戦プレイ日記

DC初心者が20周年を迎えたサクラ大戦をプレイ

【2】最終回その1 強く生きろ

 

 

長かった2も、ついに最終話その1です。

なお、記事タイトルを第十二話としなかったのは

ゲーム内のタイトル表記に合わせてのことです。

 

 

 

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▲めちゃくちゃドキドキするタイトル画面だ

 

 

最終回という文字に煽られて、

コントローラを握る手に汗がだばだば。

 

まぁセーブ画面では「第12話」だったんですけどね。

気分を盛り上げて行きましょう!

 

 

中枢へ向け、武蔵の中を進む

花組一行の前に立ちはだかったのは、

黒鬼会が最後の1人・鬼王。

さくらは「お父様」と呼びました。

 

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▲闇神威かっこよすぎる

 

さくらは鬼王に向かって呼びかけます。

なぜ魔のものとして戦うのか。

しかし、鬼王はさくらの言葉にも

少しも動じた様子はありませんでした。

あくまで、京極を守り、

京極の理想を実現するために戦うことを

己の使命としているのです。

 

LIPSが発生。

大神も「目を覚ましてください」と呼びかけますが、

鬼王――真宮寺大佐は応えませんでした。

 

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▲覚えているともいないとも答えなかった

 

臨戦態勢となる鬼王に、

レニが大佐にかけられた術の強力さを指摘しました。

戦うしかない。

そう覚悟を決めたさくらが鬼王に勝利を宣言して、

いよいよ戦闘が始まります。

 

 

ここからは戦闘フェイズです。

 

戦闘中、さくらくんと隣接すると会話が。

 

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▲もう迷いはないのかい

 

LIPSで「さくらくんのためにも負けられないな」

そう声をかけると、さくらの信頼度が大アップ。

 

 

鬼王は1ターン目で

五行衆・水狐の能力を使い分身。

桜花放神の6連撃を食らって

1ターン目にして既に瀕死という

地獄を味わいました。

 

柱の影に隠れているとダメージを受けないよ、

と戦闘開始直後にさくらから

アドバイスを受けていたのに、

無視して突っ込むのがいけないんですけどね!

 

他にも、

木喰の力で補助兵器を出してきたり、

金剛の力で機体の色を変えてたり、

火車になってやっぱり補助兵器を出してきたりしました。

 

金剛のときにはお約束通り、

体の色が白くなったタイミングで

必殺技をかましてしまって、体力を回復させました。

バカ野郎です。

 

あとは、この戦闘で気がついたのですが

協力攻撃のカットインの絵が

変化していました。

武蔵突入後から変わってたのかな、

最終回だから変わったのかな?

 

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▲コックピット内の絵になっている

 

 

戦闘中、さくらが何度か

鬼王に呼びかけるシーンがありますが、

鬼王はいずれも

冷たくあしらうばかりでした。

しかし、体力を削られていくうちに

反応が変わっていきます。

 

そして、鬼王を倒すと………。

 

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▲さくらに呼びかけた!!

 

鬼王は、自分が真宮寺一馬である

ということに目覚めたようでした。

さくらの呼びかけに苦しみ、

面が!と大きく叫びました。

 

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▲鬼王の顔を隠していた面が割れて落ちる

 

ついに面が割れ、

素顔を晒した真宮寺一馬に、

さくらが涙を流して駆け寄る様子が

アニメーションで流れました。

 

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▲涙を溢れさせたさくら

 

さくらに支えられる真宮寺大佐は、

頬がこけて見えました。

戦闘のダメージゆえか、

操られていたこれまでの披露ゆえか、

弱りきった様子のパパ。

やはり山崎と同じように、

反魂の術によって京極に魂を呼び戻され

戦士として利用されていたようです。

 

強力な京極の術を破り、

一馬を解放した娘の強さに、

一馬はほっとしたような、

誇らしげな声を出しました。

 

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▲ようやく父娘が再会できた!

 

 

しかし、感動の再会もつかの間でした。

 

そこへすかさず現れた京極が、

自我を取り戻した鬼王ともども

花組を抹殺せんと現れたのです。

 

鬼王を使い捨ての人形のように言う京極に、

LIPSが発生。

「貴様……許さん!」

人の命を弄ぶ京極に怒る大神ですが、京極は、

高い理想の前に犠牲はつきものと

テンプレートのような台詞で

居直ってきやがる。くっそー。

 

京極の手から放たれた法力が、

さくらに襲いかかりました。

その前に飛び出す真宮寺大佐。

どうでもいいけど真宮寺大佐って呼び方しっくりこねえ。

いっそお父様と呼ばせて欲しい。

さくらルートに行かなきゃだめですかそうですか。

 

さくらを京極の術から守った一馬は、

さくらに京極の野望を砕き、

強く生きろと言いました。

 

成長したさくらの顔を見て、

父として話ができて、

よかったと最期に微笑む一馬。

本当なら、一馬は成長した娘の姿を見ることは

できなかったんだものなあ。

不幸中の幸いと言っていいのかわかりませんが、

一馬が最期に幸せに思えたならよかった。

 

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▲ここで妻の名前が出てくるのに泣いた

 

ここで奥さんの名前が出てきたときに、

突然真宮寺一馬という人が

人間味を帯びたような気がしてすごく良かったです。

今まで、一馬のことは

米田のおっちゃんから伝聞で聞くのがメインだったせいか

あまりにも清廉で尊い「犠牲になった人」

という印象が強くて、

神格化されているようなイメージすらあったんですが。

 

真宮寺一馬という個人をようやく見られたような。

急に深みを増した真宮寺一馬像に

ぞくぞく来ました。

一馬主人公の話を一本作ってほしいくらいだった。

さくらを残して奥さんと別れ、

戦場に向かう辺りでたぶんすげえ泣く。(笑)

 

 

京極は力を放出しきってしまったため、

一旦退きました。

 

父を目の前で亡くしたさくらは、

遺された光刀無形を抱きしめて泣き崩れていましたが、

刀と一緒に受け取ったものがありました。

強く生きろという言葉でした。

 

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▲再び立ち上がるさくら

 

さくらはあまりにも普通で、

挫折を繰り返す女の子。

ドジだし、感情も豊かで、

よく笑い、けっこう泣く。

だけど非凡なところは、

 

 

その悲しみや悔しさを力に変えて

きちんと立ち直り、

挫折を繰り返して成長できる強さかなと思うのでした。

 

さくらの意志を汲んで、

LIPSは「よし、行こう!」と選びました。

 

二剣二刀の儀を前に、

すみれがさくらに声をかけます。

少尉が、大神がついているんだから大丈夫だと。

 

武蔵の妖力の出力体である巨大水晶の前に立ち、

2人は神剣を握ります。

さくらくんの持っているうちの一本が

柄巻きが赤かったんで、

さくらが霊剣荒鷹と神剣白羽鳥、

大神が神刀滅却と光刀無形を持ってるのかな?

 

2人が構えた刀の刀身が輝き、

2人は水晶に向かって突進していきます。

 

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▲燃えるムービーでした

 

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▲雄叫びとともに気合の一閃!!

 

二剣二刀の儀は成功し、

水晶は砕け散りました。

これで、武蔵の妖力源は断たれました!

 

ミカサの米田にも帝都から入電。

帝都で暴れていた降魔たちは、

水晶が砕けたことにより

活動を停止したようでした。

にわかに喜びに沸くミカサ内。

 

花組も例外ではありません。

一気に士気が上げて、京極を討ち取るべく、

武蔵中枢部へ突入します。

 

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▲次こそ京極戦……なのか?!

 

 

その2に続きます。

【2】第十一話その5 さらば、金剛!

 

改めて作戦司令室に集まった一同は、

かえでさんから、二剣二刀の儀という

ただひとつ残された

魔を封じる手段について聞かされます。

二剣二刀の儀とは、米田以下、

かつて対降魔部隊に所属していた4人が持っていた

4本の霊剣を用いて行う奥義でした。

 

米田長官の神刀滅却(現在は大神が所持)

山崎の光刀無形(現在は鬼王が所持)

真宮寺一馬の霊剣荒鷹(現在はさくらが所持)

あやめさんの神剣白羽鳥(現在はかえでさんが所持)

 

対降魔部隊は、

これら霊剣の伝承者を集めて組織された、

つまり二剣二刀の儀ありきの部隊だったんですね。

 

 

米田の集めたそんなドリームチームですが、

力が足らず(霊力が足らなかったってことなんでしょうか?)、

二剣二刀の儀に失敗してしまい、

真宮寺大佐が破邪の力を発動した……というのが

事の顛末であるらしい。

 

現在2本の神剣を所持する

大神とさくらは、その奥義を託されます。

エエー、4人で失敗したものを2人でできるのか?!

米田長官は「お前たちならできる」と

太鼓判を押してくれますが、

めちゃくちゃ不安です。

なんのフラグでもないといいんですけれども。

 

奥義の標的は、

武蔵内部にある妖力の源だそうな。

 

LIPSで、「わかりました」と返事をしました。

 

さぁ、いよいよミカサが武蔵内部に突入します!

アニメーションが流れて、

凛々しい米田のおっちゃんや風組、

ミカサの特攻っぷりが描かれます。

 

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▲おっちゃんの軍服姿、貫禄あるよなあ

 

 

決死の侵入が成功すれば、いよいよ花組の出番です。

乗組員の風組や薔薇組各員から

一言ずつ激励の言葉を送られました。

 

最後に大神の前に立ったのはかえでさんです。

かえでさんには、

どんなつもりで戦いにいくのかを問われました。

かえでさんは、姉のあやめさんのことを

思い出しているのです。

 

「必ず生きて帰ってきます」

LIPSでそう返すと、

かえでさんは合格よと微笑みました。

 

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▲大神は無言で返した

 

平和を守るために命を犠牲にしてはならない。

LIPSで、生きて帰ってくることを

しっかりと約束しました。

 

かえでさんから神剣白羽鳥を受け取って、

これで二剣二刀のうち三振が、

大神の元に揃いました。

残るは鬼王、真宮寺一馬が持つ光刀無形です。

 

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▲かえでさんの思いが詰まっているように感じた

 

花組も出撃が整いました。 

 

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各員が思い思いにm最後の決戦に臨みます。

すみれに促されて、

 

LIPSで出撃命令を飛ばします。

「必ず……生きて帰るぞ!」

みんなから応と返ってくる返事がまた燃えますね!

 

轟雷号に乗り込んで、武蔵のより深いところへ

突っ込んでいきます。

ムービーでは、ミカサを勢い良く飛び出して

武蔵内部の壁をぶち破る轟雷号と、

壁をぶち破ってひしゃげた轟雷号から降り、

勇猛に並ぶ光武・改が描かれます。

それにしても豪快な作戦だな……ww

 

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▲光武が横並びに歩いて行く画はめちゃくちゃ燃えた

 

 

 

武蔵内部は、花組の隊員ら曰く

「生き物のよう」だそうです。

 

 

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▲確かに船首が顔面みたいになっていたものな

 

意気込む面々の中で、このとき紅蘭が

「光武はいい霊子甲冑だから安心して戦え」と

初めて光武を操縦する織姫、レニに対して

声をかけるのがなんだか印象的でした。

 

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▲仲間思いな性格が滲んでいるように感じたのかな

 

メインヒロインとなったすみれと、

今一度「生きて帰りましょう」と

固く頷き合って、

ここからは戦闘フェーズです。

砲台を含めた全ての敵を蹴散らしていきましょう!

 

 

今回驚いたのが合体技でした。

な、なんか変わってるー!!?

 

逢引きのように木陰に佇む2人、

うっすらと表情の見えるシルエット、

白い花に囲まれて頬を染めるすみれさん、

そして戦場を覆う眩しい「♡」……

 

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▲「二人の愛は永遠に……」

 

えっそれもしかして技名なのかい。

 

光武・改になったから必殺技が変わっているだろうな

とは思っていたけれど、

正直合体技は変わらないと思っていたし

変わるにしても斜め上に爆進した感じだ。

一周回って冷静な気持ちになりながら

戦闘を進めます。

この後、プレイしながらじわじわ思い出して、

ちゃんと(?)笑って

しばらくニヤケた顔がおさまらなかったのですが……(笑)

いやぁ、日々必死にネタバレを見るのを我慢していると、

いいことがあるなあと思います、こういう時に!(笑)

 

今回の特殊な敵兵器としては、

毎ターン降魔兵器を生み出す「魔来器」と、

巨大な砲台「次元砲」でしょうか。

次元砲は、砲台の足元にある管の上に乗ると

補給源を断ち、破壊することができます。

 

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▲出撃地点の背景に轟雷号がある細かさがイイ

 

すみれと隣接すると会話があり、

「少尉といるともっと力が出せる気がしますわ……」

「すみれくん……」

というノロケを見るだけで信頼度が上がりました。

 

チクショー勝手にやってくれ!

 

 

敵を全滅させると、

現れたのは金剛です。

こんな状況になっても相変わらずのテンションで、

熱苦しく仲間思い。

織姫に「下品なオトコ」呼ばわりされていたのは

不憫でしたが……。

 

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▲わ、私は好きだよ

 

いいよねこういう男気ある、

憎めない敵キャラってやつね。

「野郎ども!出入りだ!」

ちょ、ちょっとヤクz……だけど。

 

 

金剛相手に戦闘再開です。

この戦闘の特殊なのは、

通常1ターン2回行動のところが

1ターン1回行動になってしまうところ。

それから、

金剛の周りにいる敵機が、

大神がするように、金剛を「かばう」ことですね。

 

回復もしづらいので、山作戦で耐えつつ

要所要所でアイリスに活躍してもらいつつ

必殺技で押して撃破。

 

 

死に際の金剛の台詞に、

大神は無言ながらも

何か思うところのあったらしい反応をしました。

 

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▲最後まで純粋な男だった

 

花組が仲間のために戦い、

負けるのは嫌だと思うのと似ているような気がします。

なんでこの男、敵なんだろうなぁ。

 

 

ミカサで待機する面々は、

花組からの通信を受け取りました。

武蔵中枢へ進入する花組からの、

最後の入電です。

 

改めて花組の無事を祈った一同。

米田長官の「生きて帰ってこい!」に

改めて力を感じつつ、

第十二話に続きます。

 

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▲渋いぜ

 

【2】第十一話その4 決戦を前に

 

※本記事、いつにもまして感傷的な文面となっております。

 しかも長い。

 読み返したらこっ恥ずかしくなりましたがそのままアップします。

 

 

ここからは自由行動です。

さすが巨大戦艦だけあって、

ミカサの中はなかなかの広さでした。

 

 

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▲各隊員のキャビン、休憩室、ブリッジ、劇場まである

 

ブリッジ→風組の三人娘

さきほどはお疲れ様でした、と笑うかすみさん、

ミカサが沈んじゃうかと思った、と明るく言った由美くん、

さすが大神さんですと褒めてくれる椿ちゃん。

彼女たちも戦闘員とはいえ、

ここまで快活に気丈にいられるのもすごいな。

 

劇場→つぼみちゃんとフント

つぼみちゃんは風組の制服を着込んでいる。

劇場と言いつつ、天井に客席があるヘンテコな空間だった。

ミカサには帝劇が変形して収まっているため、

さかさまになっているんだそうだ。

ブリッジの仕事はできないけれど、

という彼女も、もちろんフントも、帝撃の一員なんだな。

 

薔薇組の部屋→薔薇組三人衆

薔薇組の部屋も上下さかさまになっていた。

きゃーっ、一郎ちゃんよー!

斧彦から鮮烈な歓迎を受けるが、

なんだかこの反応も嬉しくなってきた(笑)

薔薇組にも真摯な激励を受けた。

 

キャビン前廊下(左)→憂い顔のさくらくん

前回、父と戦う決意を

気丈にも宣言してくれたさくらだったが、

やはり拭いきれない不安がある様子。

 

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▲「そう思える」という声が小さく尻すぼみに震えた

 

口にしてはみるけれど、

そうと信じ切れてはいない。

恐ろしい、不安だ、本当に父と戦えるのか?

そんな感情が顕になった声で、

聞いていてブルブルッと来ました。

励ますことは難しいけれど、

LIPSで、

「難しいけど……やるしかない」

正義を信じろと、

そう言って彼女を勇気づけてやって、

部屋で休むよう促しました。

 

カンナのキャビン→サンドバッグに向き合うカンナ

 

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▲挨拶はいつも通りでも……

 

体が上手く動かないことを、

不安だとか、怖いとかいう言葉を使わず、

「緊張している」と表現する辺りカンナらしい。

LIPSで、「俺にできることはないか」と申し出て、

組み手でも話し相手でもいい、と言うと、

カンナは笑い飛ばしました。

茶目っ気たっぷりに、

決戦前に隊長をボコボコにはできない、と笑うカンナ。

気分が落ち着いてきた、と言う彼女は、

大神がいるから自信が持てる、と

改めて感謝の言葉を口にした。

こういう、笑ったかと思えば、

ふっと落ち着いた口調になるところが好きなんだよなあ~、カンナ!

 

休憩室→チャオ、といつも通りに見える織姫

ミカサの中でもウロウロしてるですねー、

という台詞にくすりとくる。

 

 

自分が何をしていたか当ててみろ、

と言う織姫。

まぁ後ろにコーヒーカップなどが見えるし、

「何か食べていた」と指摘してみたが、

 

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▲呆れられてしまった

 

織姫は、大神を励ますために待っていたというのだ。

こ、このパターンって今までになかったんじゃない?!

すげえときめきました。

織姫が、大神や、帝劇や花組のことを、

大事に思うようになってくれたことが嬉しい。

明るい気持ちにもさせられました。

こういう局面でも、重くなりすぎず、

大神に背負い込ませるようなところがないのが

織姫のキャラならではで、彼女のいいところなんだろうなあ。

 

作戦司令室→過去の戦いを振り返っていたマリア

「今度の戦いに自信があるか」

と、ストレートに尋ねてくるのは

強かなマリアらしいなあ、とちょっと焦った。

しかし、それでも勝てると言い切るのが隊長の役目か、

と、LIPSは「必ず勝てる」を選択。

マリアは、私もそう思うと笑いました。

 

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▲今までの困難な戦いも、みんなで乗り切ってきたとマリア

 

マリアは、組織の中での大神の役割を

褒めてくれるんだなあ。

花組の隊員としての立場は崩さないけれど、

でも絶対の信頼を置いてくれる彼女を

裏切るような無様な働きはできませんね。

 

展望室→ジャンポールとともに外を見るアイリス

外の景色を眺めるアイリスは、

「雲の上には天国があると思っていた」と

ちょっと呆然としたふうに呟いた。

 

天国ってどこにあるんだろう?

アイリスの純粋な疑問に、LIPSは、

どこにあるんだろうな、と素直に返してみます。

どこにあるかわかったら

みんながそこへ行ってしまって

天国がいっぱいになってしまうよ、

と大神。

ちょっとわかるようなわからないような

 

 

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▲弱々しく笑うアイリス

 

大神の台詞を汲んでか汲まずか、アイリスは

「天国には幸せがいっぱいあるっていうけど……」

「お兄ちゃんといるときが一番幸せだよ」

と続けました。

この台詞は、

だからアイリスは(天国の場所がわかっても)、

天国には行かないよ、というメッセージなのかな。

この子を守らなきゃいけないと強烈に思わされた。

 

格納庫→光武の整備をする紅蘭

最終決戦を目前に控え、

光武の最後の点検に忙しそうだ。

しかし、煤のついた顔が

こんなに魅力的な女の子が他にいるか?

 

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▲やっぱり工具を持っているときが一番輝いてるな

 

 

 

LIPSで、「頼りにしているよ」と素直に伝えた。

紅蘭は、大好きな人たちに頼られ。

大好きな人たちの役に立つことに

喜びを覚えるタイプの人間だけれど、

同時にめっちゃ謙虚なのだ。

自分(たち)が頑張ってこれたのは

大神のおかげだ、と朗らかに言う彼女。

ひたむきで良い子だ。

紅蘭が好きなことに目を輝かせていられる、

でも平和な時代が来るといいな。

 

休憩室→雑誌を読んでいるすみれ

しかし、どこか上の空。

大神がそばに来たことにも気付かず、

服のカタログを香水のカタログと言う。

「緊張しているのかい?」

LIPSでストレートに指摘すると、

すみれは予想外に、黙って、目つきを鋭くした。

しかし、声が震えた。

緊張してはいけませんの。

 

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▲罪悪感ともなんとも取れない感覚になった

 

声を震わせたすみれは、

負けたくないんですもの、

少尉と一緒に生きていたいんですもの!

と声を張り上げる。

胸を撃たれて重傷を負った。す、すみれさん……!!

 

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▲俺も緊張くらいする、と大神は返した

 

寄り添った2人は、必ず生きて帰ろうと

約束を交わす。

悲壮な決意という雰囲気で胸が痛い。

ハッピーエンドに向かっていくはずなんだけれど、

本当に物悲しい空気が流れていて、

美しいが胸が痛かった。

心の底から思ったので2回言った。

 

休憩室をあとにするすみれは、

帰ったら買い物に行こう、と大神を誘った。

頬を染めて笑うすみれくんが、

いつもの立ち絵なんだけれど、本当に綺麗に見えた。

 

レニのキャビン→部屋で休んでいたレニ

大神の問いかけに、

うん、うん、と言葉少なに答える。

(以前なら、部屋で休んでいたのか?なんて問いかけたら

 待機していろと言われたから、

 なんて返しそうだなと思った)

無口なのはいつものことだけれど、

なんだか様子がおかしい。

レニは、手にたくさん汗をかくし、

脈拍がいつもより早い、と言う。

 

 

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▲自分の体の変化に戸惑っているようだった 

 

「おかしくなんてない」と

LIPSで言った。

戦いを前に緊張しているんだろうと指摘されて、

レニは、これが緊張かと言った。

 

色々なことを考えていた、というレニに驚く。

改めて、レニは人間らしい感情を得ているんだな、

と感動する。

アイリスとは違った意味で、

守ってやりたい、見守ってやりたいと思わされる子。

まだ負けたくない、死にたくない。

純粋な言葉をぶつけられて、

大神も純粋に返す。

大丈夫だ、自分たちは負けない、死なない、

みんなはおれが必ず守ってみせる。

ストレートな大神の台詞は

レニの心にもやっぱりストレートに届く。

 

 

 

 

みんなのところを全て回り終わったら、

自由行動が終了しました。

なんだか、すんげー体力を使う時間だったなあ。

(見返してみたら、この自由行動に

 1時間40分くらい使ってました。

 プレイ日記のメモ取りながらとはいえ、

 ひぇえー。)

 

さぁいよいよ出撃だ。

 

 

その5へ続きます。