サクラ大戦プレイ日記

DC初心者が20周年を迎えたサクラ大戦をプレイ

【3】第八話その4 おはようボンジュール

 

なんだかちょっとしんみりとしながら眠った夜。

大神はまた、あのピエロの少年(?)の夢を見ていました。

 

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▲お前はまた裸か

 

人はなぜ街を作り、

自然を殺すのかを問うピエロ。

このピエロは人間を憎んでいる……のでしょうか?

「人間は」と表現する辺り、

このピエロは人間ではないのでしょうか?

 

 

うなされて起きた大神の目の前には、

ドアップのエリカくんがいました。

大神のことを心配するエリカの声は、

まだハツラツ!という風ではないけれど、

そこそこ回復したっぽいですね。

その証拠に、イヤな夢を追い払うためにも踊ります、

と宣言するくらいです。……え、踊る?

ぽかんとする間もなくアニメーションが始まって、

まず軽快なマラカスの音がします。

 

エリカ「おはようおはようボンジュ~ル♪

私「……………???????!」

 

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▲マラカス片手に歌い踊る!!

 

静かに置いてけぼりになる私。

床に座り込んだままの大神も、

死んだような目でエリカを見つめている。

しかしエリカくんはかわいい。

 

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▲大神に構わず踊り回るエリカ。楽しそうで何よりです。

 

前回のテンションを引きずって、

ちょっと憂鬱な気持ちでもってプレイを再開したために、

エリカの陽気なダンスについていけず

全く反応ができません(笑)

アニメが終わってまず考えたことと言えば、

サスペンダーつけながら眠るのは

ちょっと寝苦しそうだなあ、

っていうか寝る直前サスペンダーついてなかっただろ?

ということでした。的はずれ!w

 

私と大神のテンションを置いてけぼりにしたまま

踊り終わったエリカは、

さわやかな朝を演出してみました、

としれっとしていました。

 

LIPSが発生して、

「さ、さわやかだったよ」となんとか返すと、

信頼度が上がります。

直後、朝ごはんを作っておいたと

大神を食卓へ導くエリカ。

プレイ再開した途端、詰め込まれすぎてついていけねえ!

 

ちなみにこれ、あとからじわじわ面白くなってきて、

「何だったんだあれ……何だったんだあれ!!www」と

ニヤニヤ笑いが止まりませんでした。

してやられた!!感があって、

めちゃくちゃに悔しいですね!!www

 

 

さて、気を取り直して朝ごはんです。

目の前には頬杖をつくエリカくん、

テーブルの上には豪華な朝食!

 

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▲……テーブルの上の様子がおかしい

 

オムレツと魚のから揚げとミネストローネスープ、

それからデザートのフライドポテト……らしいのですが。

「何をどうすればこんな料理が作れるのだろう」

ぼやく大神。

ダブルLIPSが始まり、

エリカが一品一品、食事を勧めてくれます。

 

中央はお酢で煮たミネストローネスープ、

その左隣にあるのはソースだそうです。

オムレツにかける……と言っていたっけな?

そして右隣が魚のから揚げかと思いきや

そちらはフライドポテトで、

上の肉団子のようになっているものが唐揚げでした。

う、うーん。すみれくんといい勝負だ。(笑)

完食すると、わたしの作った料理を全部食べた人は初めてだ、

とエリカが喜んで、信頼度が大きく上がります。

そ、そりゃあ食べた人が気絶するような料理じゃあな……。

 

命がけの腹ごしらえを済ませた大神は、

改めて、シャノワールに帰るようエリカを促します。

無言になるエリカですが、

そのとき携帯キネマトロンが鳴り響きました!

 

▼シャノワールに敵あらわる!至急戻れ!!とくにエリカ▼

 

前回公爵にシャノワール襲撃を命ぜられていたナーデルが、

もうシャノワールに現れたのか?!

シャノワールに敵襲と聞いて、

帰るのを渋っていたはずのエリカが

無言でアパートを飛び出します。

大神も後を追いました。

 

そういう展開でエリカを呼び戻して

戦闘に飛び込ませ、勝利して自信を取り戻す、

みたいな話かな、とこのときは思ったのですが。

 

エリカには想像以上に早く追いつきました。

アパートの前に、

コクリコたち4人が待っていたからです。

あの敵襲の連絡は嘘で、

エリカに逃げ出されないように呼び出す口実だったのです。

な、なんだよビックリさせるなよぉ!!

 

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▲4人はエリカを説得しに来たのだ

 

グリシーヌに続いて、

コクリコ、花火、そしてロベリアも

口々にエリカに帰ってくるよう言います。

個人的にロベリアの「帰ってこい……バカ」が最高でした。

エリカくんモテモテじゃないか。嫉妬するわ。

私もロベリアにツンデレ気味にバカとか言われたいわ!!

いっつも辛辣に罵られるかからかわれるかばっかだぞ!!

 

みんなの心からの説得、そして

ロベリアのツンデレを聞いてなお渋るエリカに、LIPSが発生。

「俺たちには君が必要なんだ!」と

熱い台詞を選択。

大神は、昨夜は寝落ちされて伝えられなかった、

「エリカくんが大好きなんだ!!」という言葉も

改めて伝えることができました。

エリカの信頼度は大アップ。

ついにシャノワールに戻ると言ってくれました。


襲撃によってなし崩しに戻らせるんでなく、

帰ってきて欲しいんだ!とみんなが訴え、

それに納得して帰ると決める……という展開が

いいなぁと思いました。

展開の勢いに背中を押されて

決断するようなのも熱いですが、

きちんとエリカ自身が“考えて、納得して、決める”くだりがあるのは

丁寧だなあと思います。

特に今回は、エリカの心の問題ですからね。

いいですなあ。よかったですなあ。

 


さて、これで一安心……かと思いきや。

またしても携帯キネマトロンから呼び出し音がします。

内容は先ほどと同じ、

シャノワールに敵が現れたというもの。

……しかし、これは今度こそ本物の敵襲だ!!

一同は急ぎシャノワールに戻り、

戦闘服で作戦室に集まりました。

 

 

シャノワールは想像以上に追い詰められた状態でした。

敵に最終防衛ラインまで攻め込まれ、

通信回線までジャックされて

ナーデルに死刑宣告をされる始末です。

戦わなければ生き残れない……とは某なんぞやの台詞ですが、

まさにそんな危機的状態です。

 

この危機に光明をもたらしたのは、

光武Fに改造を加えた新兵器、「光武F2」でした!!

紅蘭が持ってきた設計図をもとに、

巴里華撃団の整備班が改造を施したのだそう。

紅蘭GJだ!!

 

 

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▲左が第一話の光武F、右が光武F2。カ、カッコイイ~!!

 

いやはや、これが興奮せずにいられようか?

というお話です。

戦わなければ生き残れないというか、

むしろ戦いたくてうずうずしちゃう。

LIPSが発生し、出撃命令にも力が入ります。

「巴里華撃団、出撃せよ!!」

4人全員の信頼度が上昇します。

 


光武Fから光武F2に変わったことにより、

出撃ムービーも新しくなりました。

これがまたかっこいいんだ!!

 

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▲エリカ機は翼が美しいな!!

 

 

第八話、プレイを始めたときには

憂鬱すぎてどうしようかと思っていたのですが(笑)

エリカも復活し、

光武もパワーアップした今なら

きっと乗り越えられる気がします。

エリカくん、今度こそ無理して笑ってないよな、

大丈夫だよな?!

 

その5に続きます。

 

【3】第八話その3 雨中のエリカ

 

エリカくんを探して、

ここからは自由行動です。

 

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▲自由行動のMAP画面にも雨が降っている

 

エリカの部屋→灯台下暗しの精神です。

が、エリカは不在。

机の上には書きかけの日記帳があり、

ロベリアと花火の手伝いをしたこと、

明日はグリシーヌとコクリコの手伝いをしたいと書かれている。

少しでもみんなの役に立てるといいな、

と締めくくられている日記。

仲間の役に立てることを素直に喜ぶ、

エリカの純粋な気持ちが伝わってくる。

 

バー→ロベリアの様子を見に行ってみる。

俺たちは仲間だろ、と主張する大神だが、

その仲間を傷つけたアンタが言えた台詞かとやり返される。

い、いや大神は直接何かしたわけじゃないと思うんだけどな……?

連れ戻してもつらい思いをさせるだけだ、というロベリアは

彼女なりにエリカのことを思っているんだろう。

LIPSが発生し、「そうかもしれない」と言うと、

信頼度が上がった。

直後、ロベリアのもとに男がやってきて、

ずぶ濡れの女が東に行くのを見た、

という情報をもたらします。

 

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▲おいおい素直じゃないな!!

 

シャノワールから東のエリアを探せばいいのかな?

 

市場(イベントキャッチ)→コクリコがいた

エリカが楽しい思い出をたくさん作ってくれた、

というコクリコ。

エリカがいなくなるなんていやだと

素直に悲しそうな、悔しそうな顔をするのに

LIPSが発生。

エリカを探そうと促すと、信頼度が上がった。

 

テルトル広場(イベントキャッチ)→ロベリアがいた

あれ?さっきまでバーにいなかったっけ?

雨の中散歩しているそうです。へぇ~……散歩ね?

 

公園(イベントキャッチ)→花火くんがいた

エリカにはやさしい言葉が必要だ、と花火くん。

LIPSが発生し、「わかっているよ」と告げると

信頼度が大きく上昇。

花火くんは、フィリップを失ってすべてから逃げ出したくなった、

自身のつらい経験があるからこそ、

今エリカの力になりたいと思っているんだよね。

 

水辺の橋→橋の上に人影……エリカくんだ!

 

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▲雨に打たれながら1人泣いていた

 

巴里華撃団では落ちこぼれ、

修道院はクビで帰るところもない……

そう言って泣き笑いを浮かべるエリカ。

もともと落ち込んでいたところへ、

トドメを刺された形になっちゃったんだもんな。

つらいよなあ……。

 

教会には戻れないし、

シャノワールにも帰りたくないというエリカですが、

雨に打たれたせいか熱があるようです。

大神はひとまず、エリカをアパートへ連れ帰ることに決めました。

…え、アパート?

 

 

暗転の後、背景はマジで大神のアパートです。

ドシリアスな空気の中、突然の発生したお持ち帰りイベントに

私はどんな顔をしていいやらわかりません。

エリカにシャワーを浴びるよう言った大神は、

その間にシャノワールのグラン・マへ

エリカを保護したことを報告します。

背後でシャワーの音がする。なんてこったい。

 

キネマトロンで連絡を取ったグラン・マは、

傷ついた隊員の心を癒やすのも隊長の仕事だと、

エリカのことは任せたと言うだけでした。

信用されてるなー大神さん……。

 

そんなことをしている間に、

エリカがシャワーを浴びて出てきました。

 

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って待ってくれなんて格好してるんだ!

 

Oh…...俗に言うKARE-SHIRTというやつですね……

どさくさに紛れて男の浪漫を叶える大神……貴様……

話が半分くらいしか入って来ないぜ……

メッセージウィンドウに隠れていますが、

エリカくんの生足が大変すばらしかったです。

 

しかしまぁ、エリカくんの複雑そうな笑顔の前では

そうニヤニヤもしていられません。

早くベッドで休むよう促すと、

大神はどこで眠るのかと心配されます。

LIPSが発生し、

「日本人は床に寝るんだ」とおどけておきます。

エリカくんの信頼度が上がります(大アップだったかも…)。

 

エリカくんは、寝しなに

「みんなに嫌われちゃいましたよね……?」

と大神に尋ねました。

ドジな自分が嫌いだというエリカくん。

迷惑をかけたかわりに、嫌われないように、

明るくしていよう、元気でいようと

笑う努力をしていたのです。

おおい、コクリコもそうだけど、

巴里華撃団には無理に笑ってる子が多すぎるぞ……。

泣きたいときには泣いていいんだ……。

 

カンナはエリカのドジっぷりも

場を明るくしてくれる素晴らしい才能だと褒めていましたが、

自分の欠点って、一度そう見えてしまうと

なかなか好きになれないものですよね。

それがまたつらいんだよなあ、

褒められてもなかなか素直に喜べなかったりな……。

彼女がどう感じていたかはわかりませんが、

それでも笑っていようと、

自分なりに努力していたエリカくんは偉いよ。

 

しかしそんなエリカも、今回ばかりは

笑うのがつらい、とこぼしました。

大神はそんなエリカを慰めます。

無理しなくていい、みんなエリカを大切に思っている、

大好きでいると。

するとエリカが尋ねます。

「大神さんも……わたしのこと……大好きですか?」

 

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▲ああ、「こんな状況」だと理解はしてるんだな大神……

 

アナログLIPSが発生し、「もちろんだよ」と返します。

ここは目盛りいっぱい、最大級にして返しました。

大好きに決まってるさ!!と叫んだ大神。

無言のエリカに戸惑っていると、

彼女はすでに寝息を立てているのでした。

お約束ですね(笑)

しかし寝言ながら、わたしも大好きだと返してくれて、

かわいいな~とほっこりした気持ちになりました。

 

 

その夜、大神はまばゆい光によって目を覚まします。

それはエリカが放つ霊力でした。

 

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▲エリカの秘められた力はいつ解放されるのか?

 

エリカが自分の力に気がつけば、

自分のことを好きになれるかもしれない、と

大神は一人つぶやくのでした。

 

 

一方その頃敵陣営はと言えば、

巴里華撃団の本部をついに突き止めてしまったようです。

復活した怪人の一人、ナーデルに対し

カルマール公爵はシャノワール襲撃の命を与えます。

勇んでその場を離れるナーデルちゃん。

 

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▲すっかり愛着が湧いております

 

立て続けに、カルマールはコルボーを呼びつけます。

そしてコルボーに与えた指令とは、

「ナーデルの死に様を見て

 巴里華撃団の力を見極める」ことでした。

な、ナーデルちゃんを噛ませ犬にするのか……?!

命じられたコルボーや、横で聞いていたレオンなどは

なるほどとばかりに笑っています。

高笑いするカルマール。

 

 

次回はナーデルちゃんがピンチだ?!

いやいや、エリカくんは無事

立ち直ることができるのでしょうか。

 

その4に続きます。

 

 

【3】第八話その2 不穏な雨

 

第八話その2です。

 

厨房にやってくると、そこにはカンナとコクリコがいました。

カンナの手にはリンゴとバナナ。

カンナ、フランス料理を食べに来たんじゃなかったのか?

 

 

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▲うちの切込み隊長に何してんすか!

 

コクリコ調教師の手によって、

カンナは餌付けされてしまったようです。

ちょっと、コクリコさん困りますよ!(笑)

 

コクリコ曰く、カンナはコクリコの好きだった

クレオパトラにそっくり」なんだとか。

絶世の美女じゃねえか!と喜ぶカンナ。

しかしLIPSが発生し、

「サーカスの動物のことか」と尋ねると、

なんでわかったの?!とコクリコの信頼度が大アップしました。

ハッハア、やっぱりかwww

 

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▲ご、ゴリラwwwwww

 

ゴリラというと、賢く見た目の割に温厚で、

意外とストレスに弱い繊細な動物……、

という結構ポジティブなイメージですが、

だからといって、似てると言われて喜ぶ女性は

あまりいないかな……(笑)

大神が「コクリコに悪気はないんだ」とフォローすると、

カンナもわかってるよと苦笑い。

その上、ゴリラの鳴きマネをして、

コクリコに合わせてやりました。

 

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▲爽やかに笑うカンナ

 

「悪気はないんだ」「わかってるよ」のやり取りや、

「怒る気になれない」と言う辺り、さしものカンナも

多少なりともガックリきたということです。

しかしそれを表に出さず、

ましてや笑顔でコクリコに応じてあげられる辺り、

カンナの優しさや度量の大きさを感じますね。

優しいし、一度切り替えると

さっとポジティブに受け止められる精神が好きです。

 

快活でざっくばらんですが、

女性らしさも気遣いもきちんとある、できる子ですし、

でもそれを表立たせると、

急に恥ずかしくなって照れてしまう……

そういうところがたまらなく可愛いんだよなあ!

 

脱線しました。

とにかくコクリコは

カンナにすっかり懐いているようです。

「大好きだよ!」とてらいなく言えるのは

女児の特権ですな。よいですなあ。

いやエリカくん辺りもためらいなく言うか……。

 

ここで厨房に現れた花火くんは、

カンナの男勝りな立ち居振る舞いが気になるご様子。

日本の女性はみな「大和撫子」なのだと信じていた彼女は、

自身の大和撫子像とのミスマッチを感じているのです。

カンナさんも大和撫子なのですか、

と恐る恐る尋ねる花火に、

大和撫子も人それぞれさ、

と返せるカンナには恐れ入りました。

「みんながみんな大和撫子ではない」と否定するかと思っていたので、

大和撫子も人それぞれ」とは……深いですなぁ。

自分もまだまだ頭が固いなとちょっと苦笑いしました。

 

カンナと花火くんの取り合わせは

なんだか意外ですが、

カンナの大胆さは、控えめすぎる花火くんには

よい方向に働きかけてくれることでしょう。

厨房を離れ、最後に紅蘭のもとへ向かいます。

 

 

大神が地下格納庫を訪れた時、

格納庫と光武Fを一通り見学し終えていた紅蘭は、

すっかり感激した様子でした。

光武Fの見事なできを褒めちぎっています。

それを聞いたジャンさんが、「へへへ……」と

鼻の下をこすっていそうな笑い声を立てるほどの絶賛ぶりでした。

 

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▲相変わらずだなぁ紅蘭

 

ここで大神は、ジャンと紅蘭に、

機械の整備に必要な、

技術と工具以外の2つのものとは何かを尋ねられました。

LIPSが発生しますが困惑。

な、なんだろう。「知恵と勇気」かな?

選択してみると、

「機会を整備するための知恵」と

「失敗を恐れない勇気」、と

大神さんがうまい具合に言い換えてくれました。

しかしこれはハズレ。

知恵と勇気は実戦で大切なものだ、と紅蘭。

大切なのは「愛情と信念」だと、

ジャンの信頼度が上がります。

 

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▲機械への愛情かと思いきや、意外。

 

ところで紅蘭の立ち絵めちゃくちゃかわいいな。

 

すっかり意気投合したジャンさんと紅蘭。

弟子の教育を頼まれて、

紅蘭は握りこぶしを作って快諾します。

ここはボイス付の台詞だったのですが、

紅蘭と言えば!と問われて答えるお決まりの台詞(私調べ)、

「よっしゃ任しとき!」と

「こんなこともあろうかと」の

贅沢な二段構えでしたね。

 

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▲久しぶりに聞けて嬉しかった

 

直後、大きな爆発音がして

まさかこのまま戦闘になだれ込むのか?!

と驚きましたが、

紅蘭の発明品が爆発しただけ(だけ?)でした。

大神は慣れたもので、

やっぱりか~まぁ班長たちみんな丈夫そうだしなと

ゆるすぎる反応でした(笑)

 

 

その日の夜、シャノワールの舞台には

レビューの衣装を着たマリア、カンナ、紅蘭の姿がありました。

衣装がまたかわいいですね!

 

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▲カンナとマリアの腕組みにニッコリした

 

3人のレビューを巴里花組の面々も見学していましたが、

そこにはエリカくんの姿だけがありません。

そのとき、エリカくんは一人屋根裏部屋にいました。

随分と重く、暗い雰囲気です。

自分は巴里華撃団のお荷物なのかと、

思い悩むエリカくん。

らしくない重々しい溜息が、

屋根裏にこぼれ落ちるのでした。

 

 

時は経って、数日後のことです。

エリカから休みの連絡を受け取った花火が、

俯きながらそれを報告してくれました。

エリカがお休みするのはこれで3日目。

グリシーヌ、コクリコも心配しています。

そこへ駆け込んできたのは、メルくんとシーくんでした。

シャノワールの外に、怪しい男がいる……というのです。

タイミングLIPSが発生し、

「そいつはどんなヤツだったんだ?」を選択。

妙におどおどした感じで、

窓から中を覗いたりしていた……と聞き、

あとは大神が直接確かめに向かいます。

選択肢によって、花火くんの信頼度がアップ。

 

 

雨の中、シャノワールの外にいた怪しい男は、

レノ神父でした。

今日は休むと言っていたエリカくんも一緒です。

大神に、何やらお願いがあって来たらしいレノ神父。

エリカも何か言いたげにしていますが、

大神はひとまず2人を中に入れ、

レノ神父の話から聞くことにします。

 

エリカくんが休み続きでいることに関する相談かな?

話を聞く前にはそう思っていたのですが、

神父の口から飛び出したのは

とても信じられない……というか、

正直胃の具合が悪くなるような、

なんとも居心地の悪い気分にさせられる話だったのです。

 

レノ神父の話はこうです。

エリカは実は、半年前に修道院をクビになっていました。

クビになった理由は、エリカのあのドジっぷりによるものです。

掃除を頼めば聖母像を破壊し、

草むしりを頼めば花壇は丸裸、

炊き出しをすれば暗黒料理人です。

 

 

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▲半年前というと、

 

修道院ってクビになるとかならんとかいう話なのか……)

という感想はひとまず置いておきましょう。

問題は、ドジばかりで辞めさせられたことを、

エリカが「レノ神父からの励ましだ」と

勘違いし、さらに失敗を重ねているところにあったのでした。

で、お願いというのは、もしや……。

尋ねる大神に、レノ神父が前のめりになりました。

そう、レノ神父から大神へのお願いとは、

「エリカに修道院に来ないでくれ」

と伝えることだったのです。

 

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▲エリカが物陰で話を聞いていた

 

いやぁ、うーーーーーん………。

エリカくんの失敗についてはフォローのしようがありません。

それで迷惑被ってるなら、文句言うのも

クビにされるのも……まぁ仕方ないんだろうな。

しかし、それはあなたがエリカくんに

話さねばならんことなのではないのか?!

 

エリカくんのドジは突き抜けてるからなあと同情したいのと、

神父ったら困ったオトナだな!という思いと、

いろんな感情が混ざり合って

なんとも言えない気分になりますが、

今気にすべきはエリカくんでしょう。

話を聞いてしまったエリカくんは、

大神の制止を振り切って

雨の降る街へ飛び出してしまいました。

グリシーヌら他の面々も騒ぎに気がついて、

エリカを探すため次々と駆け出します。

若干一名、ロベリアだけが付き合っていられないと

酒を飲みに行ってしまったようですが、

彼女も協力してくれるだろうと信じたいです。

 

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▲一人呆然とするエリカ

 

 

頼りにしていた人に

「もう来ないで欲しい」と思われていた……なんて、

考えただけで内臓がキュッとなりますね……。

 

その3に続きます。