【2】第九話その2 究極の選択!
第九話、アイキャッチの三人娘がすげえ可愛いです。
▲どの私服もいいなあ!
BGMもいつもの檄帝じゃなく、
バラードっぽいアレンジバージョンだし、
特別感がありますね。
煉瓦亭から戻り、夜の見回りをする大神。
今回はいつもの見回りと違い、
自由行動ではありません。
今回の主演候補のみんなのところを、
ひとつずつ自動で回って行きます。
まずはアイリスの部屋でした。
普段ならこの時間に来ると、
アイリスはパジャマになっていることが多いのですが
今回はまだ普段のドレスを着ています。
▲悩んでいて眠れなかったようだ
今のアイリスでは小さすぎて、
主役はできない、と落胆するアイリス。
LIPSが発生し、
「それがかえっていいかも」
とアドバイスしてみました。
小さいアイリスが大人の役をやるなんて
面白いじゃないか、と大神。
ロリババァ的な意味ですかね……
ま、真面目に言うと、
少女の姿をした聖母っていうのも
神秘的で素敵ですよね。
アイリスならその見た目のままに、
天使のような、浮世離れした聖母ができるだろうな。
アイリスの信頼度がアップして、
部屋を後にします。
最後に、“何の役になってもがんばる”
と言えるアイリスが大好きだ。
▲とってもいい笑顔だった
次は遊戯室ですみれくんに会いました。
ひとり佇むすみれは、レコードを聴いて
主役の演じ方を考えていたようです。
▲なんだかぼうっとしているようにも見えたが……
「主役……わたくし……ですわよね?」
すみれはレコードを抱えたまま、
大神に尋ねます。
その物静かな様子には並々ならぬものを感じます。
やはり、年に一度の特別公演だからでしょうか、
それとも、大神が選ぶからこそなのかな。
「まだ考えている」と正直に言うと、
すみれはなんだか納得したようになって、
信頼度が上がり、
大神が一生懸命悩んで選んだ人なら
きっと素晴らしい舞台になるだろう、と言います。
励まされたような気分になりました。
もちろん自分なら最高の舞台にする、
と胸を張る辺りがすみれらしくて、くすりときました。
廊下に出ると、窓の外にレニを見つけます。
中庭で、急に体を動かしたくなった、というレニは、
踊りを見て言ってくれと大神を誘います。
LIPSで「ああいいとも」と快諾。
信頼度が上がり、レニが踊り始めました。
▲レニがこんなに素直に笑う様になるなんてなあ
月を背にしたレニのダンスは、
大神曰く
「普段のレニからは想像できないような情熱的な」
ものだったそうです。
それは、今度の舞台はぜったいに成功させたい、
と言うレニの気持ちが、
素直に表現されていたからなのかもしれないですね。
レニはそこでふと、
大神に舞台の神様の話をし始めます。
▲神聖で神秘的な空気を感じる姿
役者は、ダンスや演技がある一定のレベルを超えた時に、
神様の微笑みを見ることができるんだそうです。
舞台の神様に微笑んでもらえるようにがんばる、
と言うレニには、
主役とか主役でないとか、
そういったことは関係ないのでしょう。
なんだか浄化されたような、清々しい気持ちにさせられて
レニと別れ、中庭を後にします。
最後に舞台を見に行くと、
踊りの練習をしているさくらがいました。
▲真剣なまなざしのさくら
今回の舞台の稽古ではなく、
踊りの型をなぞっていたようです。
役や芝居に迷った時に、この型を繰り返しているというさくら。
剣術の型をなぞるような感覚なのかな、
さくららしい真面目な習慣ですね。
自分なら……気晴らしに遊んでしまうな……
ゲームとかして……(笑)
▲息抜きをしよう、とならないのがさくらくんだなあ
初心に返るのって大事だよなあ。
LIPSでそんな風な選択肢を選ぶと、
さくらくんも同意してくれて、信頼度が上がります。
初めて踊った時、舞台に立った時の
緊張感や楽しさ、感動を思い出せた気がする、とさくら。
一番最初の舞台は、愛ゆえにでしたっけ。
初主演にして初舞台、そしてセットをぶち壊すという(笑)
凄まじくも波乱万丈のデビューでしたが、
乗り越えた時の舞台からの景色は
きっと素晴らしいものだったでしょうね。
さあ、これで見回りも終わり、
いよいよ明日はヒロインを選びます。
アイリスより誰より、
大神の方が眠れ無さそうだな……(笑)
▲究極すぎる選択だ
翌日。
花組のメンバーとかえでさん、大神は
楽屋に集まっていました。
さぁ答えを聞かせてくれ、とかえでさん。
チクショー、気楽に急かしよる。
私が何日悩んだことか。
▲全員が固唾を呑んで大神を見る
ダブルLIPSが始まり、
キャラクタにカーソルを合わせて選ぶと、
(本当にいいのか?)
と大神が自問して念を押してきます。
ただでさえ焦っているし悩んでいるのに、
なんでここでダブルLIPSなんて
なおさら焦る選択肢なんだろうな?!
ここ、時間切れにしたらどうなるんだろう。
そんなことをチラッと考えながら、
最後の熟考の末、
私が主役に選んだのは………
▲すみれくんです。
ついに選んだ……選んだぞ!!
EDでもないのになんだか泣きそうだった。
お願いするよ、と大神が言うと、
「……はい!」と、
万感の思いの詰まった返事をくれました。
▲すみれはにっこり微笑んだ
リアルに数日悩んで(間を空けてしまってすみません)、
やっと選んだヒロイン。
何をそんなに悩むことがと仰る方もいるでしょう、
ごめんな引っ張りまくって!!
だって初めて迎える2のEDだぜ。初めてって大事だぜ。
さて、彼女を選んだ決定打ですが……
1からの累積点かもしれません(笑)
ずっと叱られっぱなしで、
なかなかお近づきになれなかった彼女ですが、
それもすみれくんの誇り高さと責任感、
努力家でストイックな一面のあらわれだということは
1をプレイして分かっていたことでした。
おかげさま?なのかなんなのか、2では
彼女のツボに入る返事ができることも多くなり、
叱られる以外にも、褒められたり驚かれたり、
この絶妙な緩急がね……
なんて言うんですかね!愛しくなっちゃうよね!!
俗っぽい言い方をしましたが、
一年を締めくくる大事な特別公演を
トップスタァに締めていただきたいという思いもあり、
今回すみれくんをヒロインに抜擢する運びとなりました。
こうして、晴れて主演も決まりました。
いよいよ本格的に、
クリスマス公演の稽古が始まります!
その3に続きます。